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チェンジの『いけ・ジョー!』


2008.06.23

■□番外コラム第4弾 〜対上司編 第7号:上司マネジメントの聞く/読む□■


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研修とコンサルティングの株式会社チェンジ Presents
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番外コラム第4弾:対上司編 
『上司をマネジメント』
 第7回 〜上司マネジメントの聞く/読む

 会社に上司は付きものです。
 再現性のある上司マネジメントスキルを身に付けましょう。

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読者の皆さま
こんにちは。株式会社チェンジの伊藤です。

梅雨らしい天候が続いていますね。今日も東京の空は曇天です。
どうもこの時期はパワーが沸きづらく、毎年困っていますが、
今年は少し工夫してなるべく汗をかくようにしています。
夏にはまだ早いですが、発汗した後(ベタベタして気持ち悪い
ですが)は、不思議と頭と体がクリアになる気がします。
(何の根拠もない自己流ですが・・・)

さて、前置きはこのあたりにして、本日は「上司マネジメント」
のためのコミュニケーション手法を考えてまいりましょう。
これまで上司マネジメントの考え方を紹介してきました。
具体的には、上司の機能やタイプを理解し、関係を構築(機能補完)
し、上方影響力を発揮する流れを見てきました。

これらの上司マネジメントのプロセスを実践する上で、
上司に対してどのようにコミュニケーションを図っていくことが
求められるか、を少し考えて見ましょう。

コミュニケーションといっても多岐にわたりますが、
本日は大きく分けると情報をインプットする力として、聞く/
読む動作に焦点をあててみましょう。

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  今年も皆様とご一緒に、新人研修の振り返りと “次の一手” 
  を考えます。
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  彼らが現場で「新人」を脱して一人前になっていくまでの
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◆◆◆上司マネジメントの「聞く」◆◆◆

聞く/読むの2つはビジネスコミュニケーションの基本要素と
我々は捉えています。例えば新入社員が最初に配属された際に、
上司からの指示を受けて(聞き)、自ら情報を収集して(読んで)
仕事を進めます。

上司のオーダーにしっかり応えるために、初期のインプットを
正確に収集するよう努めるわけですが、年次を経るに連れて
聞き方/読み方に変化をつけてスキルアップしていきます。

今回はまず、上司をマネジメントするための「聞く」を考えて
みましょう。

上司の仕事上の好き嫌いや得手不得手を理解することが、機能補完
につながる点を以前の回で触れました。好き嫌い、得手不得手を
上司の話を聞くことを通して理解するよう努めることが「聞く」の
第一歩です。

皆さんはどのようにして上司の特性を聞き取っていますか?
もちろん長い付き合いになれば自然と分かっていくことですが、
より短期間で理解するための視点をご紹介します。

(指示の曖昧さを聞き分ける)
 ・上司からの作業指示を細かく分類していくと
  精緻に整理された部分と、曖昧な部分が含まれています
 ・私の手法に過ぎませんが、
   曖昧な部分=【不得手】または【嫌い】(面倒)
   精緻な部分=【得手】または【好き】(喋りたい)と見ています
 ・もちろん全般的に丸投げでやたら曖昧という方もいらっしゃる
  かと思いますが、そういった場合は途中経過の報告や修正の
  指示の際に上記の傾向が出るように思われます

(愚痴と自慢を聞き分ける)
 ・上司が現在の職務に直接関係しないように思われる愚痴や
  自慢話をしているシーンに着目します
 ・自慢話は分かりやすく【得手】と捉えることができます
  愚痴は判別が難しいですが、頑張りたいのにできないやるせ
  ない愚痴の場合は【好き】、それ以外の多くは【嫌い】【不得手】
  と見ても大きくブレないのではないでしょうか

もちろん直接的に上司に対して「○○さんの好きな仕事と嫌いな仕事
を教えてください!」と聞けるのが手っ取り早いのですが、なかなか
そうは問屋がおろしません。

特に不得手については、上司の特性上、「部下に対して完璧で
ありたい」「弱みを見せるのは悪影響になる」といった思考が
頭の中を占めがちなため、上記のような傾向値から特性を把握する
ことが有効になります。


◆◆◆上司マネジメントの「読む」◆◆◆
 
さて、では「読む」はどのように捉えられるでしょうか?
「聞く」同様にインプットのスキルである「読む」は上司
マネジメントにおいても上司理解を進める上で有効です。

上司に関して何を読むのか?
日頃あまり意識しないテーマですが、いくつか挙げてみましょう。

(上司のアウトプットを読む)
 ・プレイングマネジャーの色彩が強い上司であるほど有効
  ですが、私の場合、上司の作成した成果物(企画資料、提案書、
  設計書などなど)をサボらずに読むようにします
 ・総じて自分より経験もスキルもあるので、そもそも勉強になるわけ
  ですが、それだけでなく上司の思考(志向)がどのように表現されて
  いるかを理解する上で有用です
 ・もちろん雛形を流用しているケースも多いのですが、「聞く」
  同様に情報の曖昧さ/漠然さに着目してみたり、また取扱っている
  ボリュームの多さ自体がヒントになることもあります
 ・良くも悪くも思考の集大成である成果物を、自らの作業に直接
  役立てるだけでなく、上司理解にもつなげられるとハッピーですね

(上司のキャリア/ミッションを読む)
 ・もちろん難しいケースが多いですが、目標管理のミーティング等を
  利用して上司のキャリアや現時点のミッションを読み解くことも
  ひとつのチャンスです
 ・上司の職務経歴が著されたものや、目標設定の内容が分かるものを
  直接的に見られれば話は早く、上司のこれまでに培ってきたものや、
  現時点のプレッシャーになっているものを理解することができます
  (会社によって形式化の度合や参照性は異なりますのでご参考まで)

(上司の興味の所在を読む(または読ませる))
 ・上司マネジメント=上司におべっかを使う、ことではありませんので、
  誤解がないようにお伝えしたいのですが、地味なアプローチとして
  上司の読んでいる書籍や雑誌、Webサイトを自分も読む、ことも無駄には
  なりません
 ・上司と部下の間の知識格差を埋める意味で有用であると同時に、
  上司の現在の関心事や強化したいポイントを手早く理解できる効果が
  あります
 ・もちろん小説や漫画では効果はあまり期待できませんが、ふと上司の
  机においてあるビジネス書を目に止めておき、要旨を理解することは
  「話を合わせる」以上の効果が期待できるかと思います

 ・ちなみに私の場合は、上司に期待している内容を書籍を通して
  伝えるアプローチをよく使っていました
 ・「これ、面白いですよ」と紹介しておきながら、実は現在の上司に
  もって欲しい視点や期待する行動様式をインプットすることが狙いです
  百発百中とはいきませんが、外して元々ぐらいの気持ちで取り組むと
  意外な効果が期待できるかもしれません
 


◆◆◆外しても気にせず続ける◆◆◆

聞く/読むに分けて上司理解(インプット)のための手法を紹介して
参りました。

書いておきながらなんですが、上記はほんの一例でしかありません。
好き嫌い/得手不得手以外に、上司を理解する視点は数多くあり、
それぞれ聞く/読む内容が異なるでしょう。

いずれも日頃のコミュニケーションへの+αの工夫に過ぎませんが、
ひとつ私自身が心がけているのは、「ひたすら続ける」ことです。
上司も人間であり必ずしも簡単に理解できるものでは無いかと思いますが、
一通りのアプローチを、外しても気にせず続けることで、実は傾向値が
見えてくることも多いようです。是非、まず1つでも試していただければ
と思います。

さて来週はコミュニケーション術の続きとしてアウトプットスキル
(書く/話す)に視点を移してまいりたいと思います。


それではまた来週お会いしましょう。




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番外コラム第4弾:対上司編
『上司をマネジメント』<第7回>

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