人間力・仕事力が確実にアップする致知出版社メルマガ |
2008.06.15
【人間力】 致知出版社社長の「小さな人生論」vol.25
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2008/6/15 特別号
発行 (株) 致知出版社
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■ 致知出版社社長の「小さな人生論」vol.25
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いつも「人間力・仕事力が確実にアップする致知出版社メルマガ」を
ご愛読いただき、誠にありがとうございます。
本日は当メールマガジンを発行する
致知出版社社長によるコラム「小さな人生論」をお届けします。
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浦島太郎 その1
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我が社では毎年4月の始めに、
経営計画発表大会というものをやります。
この1年、我が社はこういう方向で行こうということを
全社員で確認しあうのです。
その時の社長発表では、経営や仕事だけでなく、
いろんな話をします。
今年は社員の皆さんが、おやっというふうに反応を示したのが、
浦島太郎の話でした。
浦島太郎の話は皆さんもよくご承知だろうと思います。
童謡の歌詞にはこうあります。
むかしむかし浦島は/助けた亀に連れられて
竜宮城に来てみれば/絵にもかけない美しさ
乙姫さまのごちそうに/鯛やひらめの舞踊り
ただ珍しく面白く/月日のたつのも夢のうち
遊びにあきて気がついて/おいとまごいもそこそこに
帰る途中の楽しみは/みやげにもらった玉手箱
そうやって帰ってきたのはいいのですが、
故郷はまるで様子を一変し、知っている人も一人もいない。
途方にくれた太郎は、「困った時以外は絶対に開けてはならない」
といわれていた玉手箱を思い出し、
いま困っている時だと、その玉手箱をあける……
あとは皆さんもご承知の通り、
太郎はあっという間におじいさんになってしまいます。
童謡はこう歌っています。
心細さにふたとれば/あけて悔しき玉手箱
中からぱっとしろけむり/たちまち太郎はお爺さん
幼少期に聞いて以来、
この話はずっと私の心の中に残っていました。
この逸話は一体私たちに何を教えようとしているのだろうか
という疑問です。
・太郎は亀を助けた
・そのお礼に乙姫様に接待された
・太郎は接待を受け、竜宮城で心から楽しみ、礼をいい帰ってきた
・すると故郷は一変し、知人は一人もいなかった
・困った太郎は乙姫様がみやげにくれた玉手箱をあけた
・途端に太郎は老人になってしまった
よいことをしたはずの太郎がなぜ、
あっという間に老人にならなければならないのか。
なぜ、乙姫様はそんな玉手箱をみやげにくれたのか。
その疑問が長い間、私の心に残っていました。
もちろん、ずっとそんなことを考えていたわけではありませんが、
時折その疑問が頭をもたげていました。
その疑問が一昨年、氷解しました。
ああ、そういうことだったのか、と。
もちろん逸話に正解はないのでしょうが、
何事も疑問が解けるのはうれしいものです。
小さな気づきですね。
私自身がどういう解答を見出したのか。
この続きは次号でお話ししたいと思います。
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