2008.02.12
特許電子図書館を使った特許検索のコツ [e-Patent Search.net: Vol.053, 2008/02/12]
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特許電子図書館を使った【特許検索のコツ】
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2008.02.12━
【本号のテーマ】
欧州特許検索入門(1)
特定技術分野の出願動向を調べる(1)
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■Contents━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆パテントマップセミナー(東京)のご案内・購読者特別割引のご案内
〜本メルマガ発行人・野崎篤志が講師を務めます〜
1:特許検索のネタ
2:欧州特許庁データベースesp@cenet
2-1: esp@cenetガイドツアー
2-2: esp@cenetのカバレッジ(収録範囲)
2-3: esp@cenetの検索メニュー
3:特許検索の鉄則
◇ショートカット
◇特許関連書籍新刊
◇編集後記
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◆ パテントマップ セミナー(東京)のご案内・購読者特別割引のご案内
<<現在14名の方にお申し込みいただいております>>
これまで通信教育、2006年11月東京、2007年 3月・9月に大阪と計4回開催して
まいりましたパテントマップセミナー『Excelを用いたパテントマップ作成・
活用のノウハウ』ですが、ご好評いただきまして、2月29日(金)に再度東京で
開催いたします。
内容はMS Excelを用いてのパテントマップ作成方法のほかに、パテントマップ
を作成する際にどのような点に着目すべきか?といった特許分析に関するコツ
についても解説いたします。
通常のセミナーでは、受講者の方へはプレゼン資料を印刷したものだけを配布
しますが、本セミナーではプレゼン資料の他にパテントマップの基礎や Excel
での操作方法などを詳細に説明したテキストも配布いたします。
前回の大阪開催時と同様、本メルマガまたはウェブサイトを見ていただいた方
にも特別割引(聴講料:52,500円→36,750円 [15,750円割引])が適用されます。
ご興味のある方は下記URLより詳細をご確認下さい。
■技術情報協会・セミナー
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> > http://www.gijutu.co.jp/doc/s_802470.htm
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まで「パテントマップセミナー特別割引」というタイトルにてご連絡いただ
ければ、特別割引申込書をメールの添付ファイルで送信させていただきます
1:特許検索のネタ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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前回まで、米国特許検索入門「特定技術分野の出願動向を調べる」ということ
で日本経済新聞で取り上げられたトヨタのロボット開発をテーマとして、計5
社の米国特許出願動向を調べてきました。
今回からは欧州特許検索入門ということで、ヨーロッパ特許庁データベースの
esp@cenetを使った特許検索方法について解説していきます。
実はこのメルマガを始めて2年弱ですが、最初の頃にesp@cenetを使った検索
方法について少し取り上げたりしているのですが、しっかりと取り上げるのは
今回が初めてです。あまりesp@cenetを使いこなせていないなぁと感じている
方は是非とも今回のシリーズでesp@cenetの使い方を習得してもらえれば、と
思います。
さて、これまで日本・米国において日本経済新聞で取り上げられた「トヨタの
ロボット開発」をトリガーとして
トヨタ
ホンダ (本田技研工業)
ソニー
ファナック
安川電機
の5社のロボット関連特許の日本・米国における出願状況の把握を目的として
検索式の作成を行ってきました。今回からは欧州バージョンです。
ちなみに日本・米国における5社のロボット関連特許件数推移は以下のURLに
グラフとして掲載しています。
◆日本
http://www.e-patentsearch.net/mailmagazine/vol46graph_jp.gif
◆米国
http://www.e-patentsearch.net/mailmagazine/vol52graph_us.gif
2:欧州特許庁データベースesp@cenet━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
欧州特許(EP特許)を調べるためには、欧州特許庁(EPO:イーピーオー)のデータ
ベース
esp@cenet ※エスパセネット、イスパセネットなどと呼びます
英語版 :http://ep.espacenet.com/
日本語版:http://ep.espacenet.com/?locale=jp_EP
を使います。まずはこのesp@cenetについて、どのようなデータベースなのか
知っていただきたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2-1:esp@cenetガイドツアー
最近esp@cenetに日本語ガイドツアーができました。
http://www.european-patent-office.org/wbt/espacenet_jp/assistant.php
構成としては
esp@cenetガイドツアー(全8章の概略)
T1 スタートするには
T2 検索結果一覧
T3 検索&検索キー
T4 分類
T5 検索ストラテジー
T6 特許文献
T7 ヒントと検索技術
T8 esp@cenetの新しい特徴
のように大きく9つに分かれています。それぞれ解説ページの最後にトレーニ
ングがあり、選択問題で理解度をチェックすることができます。正答率が出る
ので、あまり良くできなかった章については再度受講すると良いでしょう。
こちらをじっくり読んでいただいた方が分かりやすいかもしれませんが、無視
して独自に解説を進めさせていただきますね(笑)。
━━━━━━━━━━━━━━━━━2-2:esp@cenetのカバレッジ(収録範囲)
esp@cenetは欧州特許庁のデータベースなので、収録されているのは欧州特許
だけだろう、なんて思っていませんか?
実はesp@cenetは全世界の特許を収録しています。全世界といっても全てでは
ありません。しかし73の国・地域について収録しているんです。
◆esp@cenetヘルプ [Worldwide Database - Detailed Coverage]
http://ep.espacenet.com/help?locale=en_EP&method=handleHelpTopic&topic=detailedcoverage
この一覧表のJP(日本)のところを見てみましょう。
Code Documents Oldest Most recent
JP 9,719,736 JP46026238 (29/07/1971) JP2007336763 (27/12/2007)
B 1,486,853 JP36008730B (26/06/1961) JP10747284B (06/05/1998)
C 1,198,488 JP746395C (23/10/1974) JP2139594C (18/12/1998)
T 400,133 JP54500001T (26/07/1979) JP2007538490T (27/12/2007)
U 3,721,482 JP46000001U (13/09/1971) JP2001000044U (26/12/2001)
(Table is current as of 20080204)
Oldestと書いてあるのが、収録範囲で最も古いものです。Most recentが最も
最新のものです。この一覧表をメルマガ用にコピー&ペーストした際の更新日
が2008年2月4日です。
そうすると、コード種別が付与されていない1行目は公開公報なので、現時点
で2007年12月27日分までが収録されている、つまり収録のタイムラグが2ケ月
ほどあることが分かります。またいつ頃から収録されているかというと1971年
です。1971年といえば公開公報が発行開始年ですから、公開公報は発行当初か
らほぼ収録されています。なおコード種別Tは公表です。公表も公開と同じく
2007年12月27日まで収録されています。
コード種別Uは実用新案ですが、Most recent が2001年12月26日となっていま
す。つまり実用新案に関しては2001年で収録がストップしており、2001年以降
発行されている実用新案はesp@cenetで調べることができません。
もちろん日本の実用新案をesp@cenetで調べようとする日本人はあまりいない
と思いますが、カバレッジをしっかりと見て、
・調べようとしている国は収録されているか
・調べようとしている種別(特許・実用新案)は収録されているか
・調べようとしている種別の収録期間は十分か
について確認するようにしましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2-3:esp@cenetの検索メニュー
esp@cenetには大きく4つの検索メニューがあります。
http://ep.espacenet.com/
へ行くと、左側に以下のようなメニューが表示されます。
a) Quick Search (クイツクサーチ)
Search with keywords, or for persons or organisations
キーワード検索 又は個人名や法人名(機関、会社など)の検索
b) Advanced Search (高度の検索)
Search using any of the available fields
入カ画面検索
c) Number Search (番号検索)
Search using publication, application, priority or NPL reference
number
公報番号、出願番号または優先権主張番号による検索
d) Classification Search (分類検索)
Browse or search the Classification System of the European Patent
Office
走査検索または欧州特許庁の分類システム検索
特許そのものを調べる場合はa)〜c)を使います。d)はEP特許独自の分類体系で
あるECLA(欧州特許分類:イークラ・エクラなどと呼ぶ)を調べる場合に使いま
す。
3つの検索メニューと検索キーをまとめると以下のようになります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
| Quick Search | Advanced Search | Number Search |
|(クイツクサーチ)| (高度の検索) | (番号検索) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
番号 | × | ○ | ○ |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日付 | × | ○ | × |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
出願人 | ○ | ○ | × |
発明者 | | | |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
技術用語 | ○ | ○ | × |
キーワード| | | |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
特許分類 | × | ○ | × |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回は5社のロボット関連特許を抽出する際に、IPC(国際特許分類)を使うので
Advanced Search (高度の検索) を利用して行きます。
今回はesp@cenetの基本的な知識についてまとめておきました。次回から実際
に具体的な検索方法について解説していきます。
3:特許検索の鉄則━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本号の解説の中から3つを特許検索の鉄則としてまとめます。
■特許検索の鉄則117
esp@cenetには73の国・地域の特許・実用新案情報が収録されている
■特許検索の鉄則118
esp@cenetの特許・実用新案の収録状況については、ヘルプ画面の
[Worldwide Database - Detailed Coverage]で確認する
■特許検索の鉄則119
esp@cenetには日本語版インターフェースもあり、ガイドツアーも日本語の
ものが整備されている
※本シリーズでは英語版インターフェースを用いて解説していきます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ショートカット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ショートカットでは、メルマガ内で説明したウェブサイトへの
リンクをまとめています
・esp@cenet
英語版 :http://ep.espacenet.com/
日本語版:http://ep.espacenet.com/?locale=jp_EP
・esp@cenetガイドツアー
英語
http://www.european-patent-office.org/wbt/espacenet/
日本語
http://www.european-patent-office.org/wbt/espacenet_jp/assistant.php
・esp@cenetヘルプ
http://ep.espacenet.com/help?topic=index&locale=en_EP&method=handleHelpTopic
・esp@cenetヘルプ [Worldwide Database - Detailed Coverage]
http://ep.espacenet.com/help?locale=en_EP&method=handleHelpTopic&topic=detailedcoverage
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編集後記・ひとりごと
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
気づいたら2月中旬。毎度のことながら時間が経つのが早いです。
先週の土曜日に小学校・中学校の友人の結婚式に参加してきました。久しぶり
に小学校・中学校時代の友人に会うと、当たり前のことですが話題は小学校・
中学校時代のことになります。
不思議なもので、小学校・中学校時代のことって結構ハッキリと覚えているん
ですよね。担任の先生が誰だったとか、誰それは3年1組だったとか・・・最近
のこと、特に就職して以降のことを思い出すことはなかなか大変なんですが。
子供のときと比べると刺激が減っているんでしょうね。なるべく刺激を増やそ
うと努力している今日この頃です。
さてメルマガ読者が900名突破しました。ありがとうございます。
昨年の目標であった1000名にはあともう少しです。職場の同僚や知合いの方で
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ただければ幸いです。
次回のメールマガジンの発行予定日は2月25日(月)です。
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【発行人】 野崎篤志 (+noA)
【発行者サイト】 e-Patent Search.net [特許検索・特許調査]
<< http://www.e-patentsearch.net/ >>
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e-Patent Map.net [パテントマップ・特許マップ]
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【発行者e-mail】 << webmaster@e-patentsearch.net >>
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【 配信中止 】 http://www.mag2.com/m/0000194221.html
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