2007.07.31
日本玩具博物館ニューズレター16号
日本玩具博物館ニューズレター16号
(2007年8月号)
夏休みにはいり、当館も大勢の子どもたちでにぎわっています。
夏休み恒例のおもちゃ作り教室も始まりました。開館当初から当館では、子ど
もの玩具や女性の手技に関係する資料を収集・保存・調査研究してきました。
「身近にある材料を使った玩具」の研究を積み重ね、おもちゃ作り教室でそれ
らの伝承をはかってきました。いつの時代でも伝承玩具の多くは子どもたちに受
け入れられ、愛されます。
今年の夏休みの企画展は、世界の船や人形を中心に展示しています。ぜひ一度
当館へご来館ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
目 次
今月のおもちゃ
館長室便り…手づくりの楽しさを子どもたちに
〜夏休み面白おもちゃ教室始まる〜
http://www.japan-toy-museum.org/stuff1.htm
学芸室便り…長島美術館訪問
http://www.japan-toy-museum.org/gakugeisitu2005.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ヤミ族の漁船のおもちゃ (台湾/1960年代)
http://www.japan-toy-museum.org/news.html
台湾の南東に「蘭嶼」という名の小さな島があります。ここには、昔から周辺
の海での漁猟を主な生業とするヤミ族が住んでいます。
ヤミ族の男たちは、太陽が没した後、潮の様子を見ながらトビウオの群れを求
めて、手作りの漁船で太平洋へ漕ぎ出します。その船は、独特の文様によって飾
られています。
白い船体の周囲を黒と赤で何層にも埋め尽くしたおびただしい数のウロコ型文
様は、魚を表現したものでしょうか。それとも海を図案化したものでしょうか。
いずれにしろ、強い魔よけの力が感じられます。船首と船尾の丸い目は、彼らを
守護する太陽を象徴し、黒く描かれる人物は、自然の恵みに感謝するヤミ族の姿
を表しているといいます。
写真は、その漁船をまねて1960年代頃に作られた全長45cmの玩具です。かつて
ヤミ族の父親たちは、漁を待つ手すさびに、壊れた船の廃材などを利用して、子
どもたちのため、小さな船の模型を作りました。子どもたちは、父親から与えら
れた船で遊びながら、自分もまた、トビウオの群れを追って大海に漕ぎ出してい
くその日を夢見たのでしょう。
美しい文様で飾られた小さな漁船には、太陽や海を大切に生きてきたヤミ族の
誠実な心と、父親たちの仕事への誇りが漂っています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本玩具博物館利用案内
開館 午前10時〜午後5時
休館 水曜日
入館料 大人500円 学生400円 こども200円
(団体20名以上は2割引、100名以上は3割引となります)
交通 JR播但線香呂駅から徒歩13分
播但有料道路船津ランプから車で5分
詳細地図
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.54.15.451&el=134.44.52.979&la=1&fi=1&pref
=%ca%bc%b8%cb&kind=%bd%bb%bd%ea&skey=%c9%b1%cf%a9%bb%d4%b9%e1%bb%fb%c4%ae%
c3%e6%bf%ce%cc%ee671-3&sc=4
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行元のホームページ: http://www.japan-toy-museum.org
メール配信解除:http://www.japan-toy-museum.org/news.html
発行: 日本玩具博物館
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して
発行しています。 http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000196092)
まぐまぐメールマガジン解除 http://www.kaijo.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シ友達にメールで教える
アート・文芸ランキングトップ
まぐまぐアーカイブトップ
sお問い合わせ
(C)まぐまぐ