2008.05.09
衆議院議員 山内康一 「公募新人奮闘記」
────────────────────────────────
“公募新人奮闘記”
衆議院議員 山内康一 メールマガジン
2008年5月9日(金)発行
─────────山内康一公式サイト http://www.kou1.info/───
■もくじ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□1 2008年4月28日 (月) 改革なくして明日はない
□2 2008年4月30日 (水) みなし否決から再可決へ
□3 2008年5月1日 (木) 暫定税率復活の再議決
□4 2008年5月3日 (土) 品格本ブームの品格
□5 2008年5月4日 (日) 水戸黄門とお任せ民主主義
□6 2008年5月7日 (水) パンダと外交
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□1 2008年4月28日 (月) 改革なくして明日はない
-----------------------------------------------------------------------
昨日の山口2区補欠選挙は、自民党が負けました。
途中まで激しく追い上げていたのに、
4月15日の後期高齢者医療制度のインパクトで、
差が一気に開いたようです。
最大の敗因は、ガソリン税というより、
後期高齢者医療制度に対する反発です。
うちの地元でもこの制度は非常に評判が悪くて、
根っからの自民党支持者のお年寄りまで怒っています。
後期高齢者医療制度も法案審議中の厚労省の説明とは、
ぜんぜん実態が異なることがわかってきました。
この制度の見直しは急務です。
しかし、山口2区の補選敗退の結果を受けて、
道路特定財源暫定税率をもとに戻す再議決をやめる、
ということには決してならないでしょう。
2.6兆円の歳入欠陥を埋める代替財源はないし、
地方自治体に迷惑をかけている現状を考えても、
ここで3分の2の再議決をやめるのは不可能です。
もし再議決をやらなければ、福田総理の求心力は、
まったくなくなります。
腹をくくって、再議決に進むのでしょう。
他方、5月12日以降の2回目の再議決に関しては、
自民党内の若手議員グループが造反して、
3分の2の再議決ができないかもしれない、
と週刊誌や新聞などで騒がれています。
党の執行部や国会対策委員会も造反を心配して、
若手議員グループへの締め付けを始めているようです。
私は、造反するとも、しないとも、言っていません。
なのに、いろんな人が心配して、造反しないようにと
忠告してくださいます。
2回目の再議決が問題視されているのは、
道路特定財源の10年間維持を法制化する点です。
福田首相の一般財源化の方針に反する法案を、
再可決していいのか、という素朴な疑問に近い批判です。
造反するかもしれない、と言われている若手議員グループは、
一般財源化の明確な担保がないままの2回目の再議決に、
反発しているわけです。
私も「2回目の法案をいったん可決するけれど、
その後に必ず一般財源化を実現する」という点を
確実に担保することが重要だと思います。
単に福田総理が記者会見で発表するだけでは不十分という、
批判も当然考えられます。
特に年金記録の問題で政府与党の信頼は地に堕ちました。
よほどちゃんとした保証が必要になります。
具体的には、
(1)閣議決定で「政府」として担保し、
(2)自民党の総務会決定で「与党」として担保する、
といった二段構えの保証をして、
道路族や国交省の骨抜きを許さないようにすべきです。
道路特定財源の一般財源化を断行し、
道路関係の公益法人はゼロベースで見直す。
ガソリンにかかる税金はすべて見直して、
重油や灯油等も含めて税制を見直し、炭素税に切り替える。
といった方向性を示し、具体案をつくるべきだと思います。
道路特定財源の一般財源化、プラス、炭素税導入という
二大改革を成し遂げれば、福田総理は歴史に名を残します。
山口2区の補欠選挙の結果を受けて、
「改革を進めなくては、自民党に明日はない」
ということが改めて明らかになったと思います。
これを契機にして、福田総理におかれましては、
逆ギレ急進改革路線を暴走していただきたいものです。
このブログのURL
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_b73c.html
□2 2008年4月30日 (水) みなし否決から再可決へ
本日をもって今年度の歳入法案が参議院に送られて60日です。
60日間もの間、審議拒否などにより参議院で結論が出なかったため、
なんと56年ぶりの「みなし否決」になります。
ついさっき「みなし否決」の手続きがとられ、
これから午後に2回の衆議院本会議が開かれ、
3分の2の再可決という運びになります。
60日もあったのだから、きちんと与野党で話し合い、
参議院で、否決なら否決の結論を出すべきです。
参議院自民党には前々から違和感を覚えていましたが、
参議院自体にも違和感を覚えます(?)。
今日は「禁足」で国会周辺で待機する日に指定され、
1年生議員(=国対委員)は国会の院内控室で待機です。
民主党が、河野洋平衆議院議長を議長室に物理的に閉じ込めて、
本会議開催を妨害するかもしれない、という観測が流れています。
民主党議員には「破れてもいいスーツを着て来い」という、
指示がどこかから出ているそうです(?)。
うちの党の国対は、そういう乱暴な指示はありませんでしたが、
体重80kg以上の屈強な議員が控室に集められ、乱闘に備えています。
私は紛争地での人道援助活動に従事していた頃の習性で、
戦闘や乱闘は避けるものだと思っています。
乱闘に参加して目立つのは品の良いことではないので、
乱闘が始まったら、ガンジーのように(?)、
非暴力でおだやかに抵抗しようと思っています。
殴られても蹴られても、じっとがまんしようと思います。
もっともその時になったら、体が反射してしまうかもしれませんが。
-----------------------------------------------------------------------
このブログのURL
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_f282.html
□3 2008年5月1日 (木) 暫定税率復活の再議決
-----------------------------------------------------------------------
ついに暫定税率復活の3分の2再議決がなされ、
ガソリンの値段は元に戻りました。
再可決にあたって河野衆議院議長の議場入りを
力ずくで阻止しようとする民主党若手議員と、
衆議院の衛視さんたち、プラス、自民党議員の
おしくらまんじゅうが1時間近く続きました。
物理的に本会議の議事を阻止しようとするのは、
昔懐かしいの社会党の牛歩戦術と同じく無益です。
議長室から本会議場までのわずか数メートルですが、
その数メートルを巡る攻防は、主に3つの戦線で戦われました。
議長室及び事務室から本会議場に行くためには、
応接室の出口なども含めると3つ(4つ?)のドアがあります。
3つのドアのそれぞれに与野党議員および衆議院衛視団が、
張り付いてもみくちゃになりながら、争っていました。
民主党議員はプラカードを持って、議長の通行を妨害します。
自民党議員と衛視団は、通路を確保しようとします。
平和主義者の私は、乱闘に巻き込まれるのは嫌だったのですが、
国対副委員長に連れられて、右側のドアの攻防に投入され、
馳浩議員を中心とする防御陣に加わりました。
汗だくになりながら、もみ合っている内に、
中央のドアが主戦場になりそうだったのでそちらに転戦しました。
そこでもみ合っているうちに、自民党側が新しい戦力を投入し、
やっぱり中央ドアが主戦場か、と思ってもみ合っていると、
実は中央ドアは陽動作戦でした。
意表をついて左端のドアから河野議長がお出になり、
議長ももみくちゃにされながら、なんとか議場に入られました。
最前線でもみ合っている一兵卒には、全体像は見えませんが、
いろんな作戦が立てられ、試され、何度目かに成功したようです。
国会で言論ではなく、体力と腕力で勝負するのは愚かです。
やっぱり民主党は、労働組合とか学生運動のDNAを、
体内に引き継いでいるのかもしれません。
まともな民主党議員も本当は嫌なんじゃないかと思います。
お気の毒です。
世論調査の数字を見れば、暫定税率復活が、
とても不人気なのはよくわかります。
しかし、これまでもこのブログで書かせて頂いたように、
財政赤字の多い中で大幅な減税は将来に禍根を残すし、
地球温暖化対策に逆行・退行するので問題だと思います。
ただし、道路特定財源の無駄遣いを放置したままでは、
とても国民の皆さんの理解は得られません。
また何十年も「暫定税率」では納得してもらえません。
福田総理の一般財源化の方針を道路族に骨抜きにされないよう、
一般財源化を確実に担保する措置も必要です。
これからどんなに党内や霞が関の反発があっても、
福田総理がやるべきことは、そして、私が推進すべきは、
1)道路特定財源を含む道路利権をなくし、ムダを一掃すること、
2)暫定税率ではなく、炭素税化して本則税率にすること、
3)一般財源化を確実に実行し、同時に地方政府の財源を担保すること、
だと思います。
ガソリン代が値上がりするのは、不人気な政策の最たるものですが、
われわれ政治家は、いまの世代だけでなく、
未来の世代にも責任を負っているのだと思います。
財政赤字の現状と地球温暖化、化石燃料の枯渇の恐れを考えると、
上に述べた1)〜3)の政策が必要です。
このブログのURL
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_a9c7.html
□4 2008年5月3日 (土) 品格本ブームの品格
-----------------------------------------------------------------------
ゴールデンウィーク突入ということで、
お休み気分で、軽めのネタで失礼します。
最近「○○の品格」という本が流行っています。
もちろんブームに火をつけたのは、
売れに売れた「国家の品格」と「女性の品格」です。
この二つはオリジナルなので、特に気になりません。
しかし、柳の下のドジョウを狙って、
多数出ている「品格」本は、けっこう気になります。
ブームに便乗して似たような本が出るという現象は、
よくあることなので、気にはなりません。
しかし、「○○の品格」というタイトルの本は、
かなり気になってしまいます。
「ちょっと品格がないんじゃないの?」と
思ってしまうのは、私だけでしょうか。
このブログのURL
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_1535.html
□5 2008年5月4日 (日) 水戸黄門とお任せ民主主義
-----------------------------------------------------------------------
ゴールデンウィーク特集ブログ第2段です。
世間はお休み中ということで、軽めのネタで失礼します。
国民主権の原則のもとで、自分は主権者であるという自覚があるのなら、
「税金は安くしろ、福祉は手厚くしろ」と要求するのは矛盾です。
「税金は高くてもいいから、福祉を手厚くすべき」とか、
「税金を安くして、福祉の予算を減らし、
その代わり家族や地域社会で助け合うべき」とか、
「福祉を増やした分、道路と教育の予算を減らすべき」と主張するのが、
主権者としての責任ある態度だと思います。
同じく、「役人を減らしてムダを削れ」と主張しながら、
問題が起きると途端に「役所は何をやっていたんだ」と怒るのも、
ある意味で矛盾です。
テレビのワイドショーを見ていると、ズバッと切る司会者を筆頭に
そういう主張によく耳にします。
「最後はお上が助けてくれる」という甘えがあるから、
矛盾する主張を矛盾だと感じないのかもしれません。
「お上頼み」の発想が、官僚国家の土台となり、
おまかせ民主主義を生みます。
この風潮を象徴するのが、テレビの時代劇かもしれません。
岡本薫教授の著書「日本を滅ぼす教育論議」には、
「水戸黄門の罪」という言葉が出てきます。
水戸黄門も大岡越前も遠山の金さんも、みんな徳川政権の権力者です。
官の権力者が民衆のレベルに降りてきて、
印籠や町奉行の権威を使って悪者をやっつけてくれます。
暴れん坊将軍にいたっては、最高権力者自身が
白刃をふるって悪人をやっつけます。
マネジメント能力のなさを、自らの腕力で補う乱暴な将軍様です
(どこかの将軍様がまねしないと良いのですが)。
テレビの時代劇の視聴者の深層心理は、
「弱者の味方をする権力者が大好き」というものかもしれません。
時代劇がお上頼りの「おまかせ民主主義」を象徴するのかもしれません。
民衆の中からヒーローが出てきて、
民衆と力を合わせて悪者をやっつける、という時代劇こそ、
民主国家の人気番組にふさわしい、と思います(なんのこっちゃ?)。
ロビンフッドもウィリアム・テルも、
圧制や外国支配に抵抗した民衆のヒーローです。
日本にも田中正造や二宮尊徳といった庶民派ヒーローもいます
(テレビ的には地味ですが・・・)。
いまの日本社会でいうと、障害者福祉や環境保全、難民支援、
ニート対策や街づくり、村おこし等、さまざまな分野でがんばっている
NPOや社会福祉団体の現場の人たちこそ、民衆のヒーローです。
優秀で誠実なエリート官僚や清貧な哲人政治家の登場を期待するより、
社会を変えようという志を持った人たちが、民衆の中からドンドン出てきて、
自分の街や村といった身近なところで行動を始めるのが、
21世紀にふさわしい社会のあり方だと思います。
民衆が、強いリーダーシップをもったカリスマ権力者を求めると、
ヒトラーやムッソリーニのような独裁者を生むというのが、歴史の教訓です。
強いリーダーや優秀な官僚機構に頼ろうとするのではなくて、
国民ひとりひとりが、行政と連携しながら、社会の問題に取り組む、
そんな社会を築いていくことが理想だと思います。
自らに由る(よる)「自由」と、民(たみ)が主(あるじ)である「民主」を
標榜する我が自由民主党は、お上頼りのおまかせ民主主義と決別し、
官僚国家からの脱却を図り、国民とともに課題に立ち向かい、
決して水戸黄門には頼りません(どっかの政党とちがって)。
このブログのURL
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_f72f.html
□6 2008年5月7日 (水) パンダと外交
-----------------------------------------------------------------------
どこで見たか忘れましたが、アメリカ語(外交用語?)では、
親中派をパンダ・ハガー(Panda Hugger:パンダを抱きしめる人)、
反中派をドラゴン・スレイヤー(Dragon Slayer:竜を退治する人)、
と呼ぶようです。
これまでも中国政府は友好親善のシンボルとして、
非常にうまくパンダを活用してきました。
今回もパンダが外交にうまく使われそうです。
パンダをもらったからといって変な妥協をしないよう、
心してかからなくてはいけません。
インドの象、中国のパンダ、オーストラリアのカンガルーなど、
その国を代表するアイドル的動物がある国がうらやましいです。
中国の共産国家、独裁国家という負のイメージを、
パンダがどれだけ薄めているかわかりません。
外交のソフトパワーとして有効です。
使えるものは何でも使う、というのが中国外交なのかもしれません。
しかし、残念ながら日本には、パンダやカンガルーに匹敵する、
世界的に有名なアイドル動物はいません。
隣のトトロしかないかな・・・。
このブログのURL
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_547c.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ブログ“公募新人奮闘記”(バックナンバー)
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/
※このメールマガジンは、ブログ“公募新人奮闘記”の内容をお届けしています。
※購読申し込み・解除は、ブログの左下からです。
※当メルマガは引用歓迎ですが、必ず引用部に対応したブログのURLを記載
してください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●発行 衆議院議員 山内 康一
●国会事務所(議員会館)
〒100-8981 千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館520号室
電話 03−3508−7250
FAX 03−3508−3520
●川崎事務所
〒214−0014 川崎市多摩区登戸2663東洋ビル1F
電話 044−930-7160
FAX 044−930-7161
●ご意見・お問い合わせ
yamauchi@kou1.info
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シ友達にメールで教える
行政・政治・地域情報ランキングトップ
まぐまぐアーカイブトップ
sお問い合わせ
(C)まぐまぐ