2008.06.20
衆議院議員 山内康一 「公募新人奮闘記」
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“公募新人奮闘記”
衆議院議員 山内康一 メールマガジン
2008年月日()発行
─────────山内康一公式サイト http://www.kou1.info/───
■もくじ
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□1 2008年6月13日 (金) 消費増税論の非現実さ
□2 2008年6月16日 (月) アメリカ政治の良さ
□3 2008年6月18日 (水) 官邸へリポートの騒音
□4 2008年6月18日 (水) 官邸へリの続報【訂正】
□5 2008年6月20日 (金) 新しい総裁選挙を実現する会
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□1 2008年6月13日 (金) 消費増税論の非現実さ
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この数日消費税増税派の声が小さくなってきました。
消費税増税を今の段階で主張するのは、そもそも非現実的です。
まず総選挙前の衆参ねじれ国会のもとでは、消費税増税はあり得ません。
衆参のねじれのもとで3分の2の再可決で消費税増税なんてしたら、
自民党は永久に立ち直れない程の打撃を受けるでしょう。
他方、現段階で消費税増税を公約に掲げて選挙を戦えば、必ず与党は大敗します。
歳出削減を徹底し、政治家が議員定数削減等の身を削る努力をした後でないと、
増税を公約に掲げて選挙に勝てる見込みはありません。
歳出削減も不徹底だし、国会議員や国家公務員がいまだに特権を享受している、
と国民が感じている段階で、消費税増税を主張しても理解されません。
総選挙で大敗すれば、消費税増税どころではありません。
政権交代です。
消費税増税はますます遠のくことでしょう。
いずれにしても現段階で消費税増税を唱えるのは、まったく非現実的です。
以下の条件をクリアーするまでは消費税増税は無理でしょう。
(1)歳出を徹底して削減する、
(2)不要の国有資産を売却する、
(3)特別会計の埋蔵金を吐き出す、
(4)経済成長戦略を実行して税収増を図る、
これらの条件が満たされるまでは、消費税増税議論は時期尚早です。
このブログのURL
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_e293.html
□2 2008年6月16日 (月) アメリカ政治の良さ
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大学院のときにお世話になった先生が、
ヒラリーの予備選撤退スピーチを絶賛していたので、
ホームページで演説原稿を読んでみました。
*Hillary's Concession Speech
日本の政治と一番ちがうな、と感じたのは、
夢や希望といった前向きな表現を、
恥ずかしげもなくストレートに使っているところです。
今の日本の政治家は危機感を煽るのは得意ですが、
夢を語るのは下手な気がします。
財政再建の議論にしてもそうですが、
消費税増税のその後にどんな明るい未来があるのかを、
真剣に語る人はあまりいません。
ひたすらストイックに問題の深刻さを語り、
消費税増税に理解を求める人が多いのですが、
なかなかそれでは人は動かないと思います。
小泉元総理が人気があったのは、
明るかったからのような気もします。
説明責任という尺度で言うならば、
小泉元総理よりも安倍元総理や福田総理は、
もっと丁寧に政策を説明しています。
むしろ小泉元総理の方が説明は大雑把でした。
しかし、国民の納得感をつくり出すのは、
小泉元総理が圧倒的にうまかったように思います。
その理由は、明るかったから、ではないかと思います。
日本の政治的リーダーも危機感を持つのと同時に、
その危機を乗り越えた後の明るいビジョンを示すべきです。
ヒラリー・クリントン女史に敬意を表して、
予備選撤退スピーチの最後の部分を引用します。
It will also forever be my intention
to stand and fight for the future
of the Democratic Party and the people of America.
Your hopes. Your needs. Your dreams.
Thank you, thank you, thank you!
(私はこれからもずっとアメリカ国民と民主党、
皆さんの希望、ニーズ、夢のために
立ち上がり、闘うことを誓います。
ありがとう×3!【山内仮訳】)
*むかしボランティアで翻訳やってました。
出版社の人に「英語から日本語への翻訳はうまい」と
ほめられたことがあります。
裏を返すと「日本語から英語への翻訳は下手だ」
という意味だったのかもしれません・・・。
このブログのURL
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_dbb7.html
□3 2008年6月18日 (水) 官邸へリポートの騒音
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いま朝8時ちょっと過ぎ、議員会館事務所で仕事中です。
隣にある首相官邸の屋上のヘリポートにヘリが着陸中で、
けっこう騒音が激しいです。
海上自衛隊のヘリに自衛官や消防関係者と思われる人たちが、
乗り込もうとしています(遠目に見ただけですが)。
国会や首相官邸周辺には、民家がありません。
住んでいるのは福田総理ご夫妻くらいでしょう。
朝っぱらから騒音を出しても、文句を言う人もいないのでしょう。
しかも、官庁街・オフィス街の朝8時なので、
勤め人はまだオフィスに着いていない人がほとんどです。
そういう意味では、首相官邸の朝8時というのは、
ヘリコプターの離着陸にはベストの時間帯かもしれません。
政府高官(官房長官?官房副長官?内閣危機管理監?)の誰かが、
これから地震の被災地に視察に行くのでしょうか?
私も東チモールやスマトラ島で国連のロシア製ヘリで移動したことがあります。
ヘリというのは、実際乗ってみると、乗り心地は良くありません(特にロシア製は)。
ヘリで長距離移動は、かなりしんどいです。
しんどいけれども、被災地の支援活動や復興の計画策定のため、
しっかり視察して、地元の人たちの声を聴いてきてほしいものです。
このブログのURL
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_a59f.html
□4 2008年6月18日 (水) 官邸へリの続報【訂正】
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13:20ごろ再びヘリの爆音がとどろき、
官邸へリポートに海上自衛隊ヘリが戻ってきました。
図らずも官邸に近い議員会館事務所の窓から、
被災地視察団の見送りとお出迎えをしました。
先のブログを書いた後にニュースで知ったのですが、
被災地視察に行ったのは、政府高官ではなくて、
福田総理ご本人だったそうです。
朝の出発時に消防署のつなぎのような服を着た人を見かけましたが、
ニュースの画像を見ると、どうやらそれが福田総理だったようです。
てっきり消防庁の人だと思っていました。
ヘリの長距離移動は、機内サービスもないだろうし、
乗り心地がとても悪いので、お疲れだったと思います。
総理が現地を視察するのはとても良いことだと思います。
時期的にもちょうど良いように思います。
某国のトップは大地震の被災直後に現地視察に入りました。
パフォーマンスとしては有効かもしれませんが、
現場の援助関係者の立場からすると、
一番忙しい時期にVIPが来ると来賓対応や警備でたいへんです。
例えば、瓦礫の下に生き埋めになった人の救出は72時間以内が原則です。
被災後72時間は警察官や消防士は人命救助で手一杯のはずで、
VIPの応接や警備に人手を割くのは賢明ではないと思います。
そういう意味で、福田総理の現地視察のタイミングは、
ちょっと遅いと感じる人も多いかもしれませんが、
私にはちょうど良いと感じられます。
このブログのURL
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_b7b7.html
□5 2008年6月20日 (金) 新しい総裁選挙を実現する会
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昨日「新しい総裁選挙を実現する会」を設立しました。
私と山本一太議員、平将明議員の3人で共同代表になりました。
メンバーは現時点で35名。
当日の設立総会には20名以上の議員が参加しました。
本格的な活動は臨時国会開幕後の8月後半以降になります。
私が事務局長を務める「国民本位の政治を実現する会」で、
党改革の3本柱として、(1)総裁選、(2)マニフェストのつくり方、
(3)候補者の選び方(公募制の完全実施=世襲禁止)を掲げました。
その中で総裁選の改革をまっさきに手を付けることにして、
「国民本位の政治を実現する会」では人数が足りないので、
より広い支持を得るため「新しい総裁選挙を実現する会」を設立しました。
私がA4の3分の2くらいの短い設立趣意書を書いたのですが、
山本一太さんが原型を留めないくらい直しに直して、
以下のような趣意書になりました。
内容は丸くなり、深くなり、丁寧になりました。
私の文章は簡素で摩擦を起こしそうな内容だったので、
修正してもらってよかったと思います。
山本一太さんは「政治家としての言葉」にトコトンこだわります。
特に書き言葉には、こだわりを持っています。
山本一太さんのこだわりの趣意書は以下の通りです。
---新しい総裁選挙を実現する会:趣意書---
自由民主党は、結党以来の危機に瀕している。
「既得権益にしがみつく政党」というイメージが定着していることに加え、
後期高齢者医療制度への反発、宙に浮いた年金問題に対する怒り、
税金無駄遣いスキャンダルの続発等に起因する
国民の「自民党に対する不信感」はこれまでにないほど高まっている。
特に昨年の参院選挙で与党が過半数を失ってからは、
「一度民主党にやらせてみよう」シンドロームが、
都市部ばかりか、農村部にまで万延しつつある。
党のイメージを一新するような「起死回生の手」を次々に打っていかない限り、
次回の総選挙で野党に転落する可能性が高い。
私たちは、自民党のイメージを刷新する最も効率的で効果的な手段は、
党のリーダー(=内閣総理大臣)を選ぶ「自民党総裁選挙」のルールを変え、
「ドラマチックな総裁選挙」を演出することだと考えている。
すなわち、総裁選挙に「意外性」という要素を組み込み、
「将来のスター政治家」を発掘するシステムを作るということだ。
私たちは、この「新しい総裁選挙」を実現するため、
自民党総裁選挙に「予備選挙」のシステムを導入することを提案する。
現行の自民党の制度によれば、総裁選挙に立候補するための要件は
「党所属の国会議員20名の推薦」となっている。
が、この基準は極めてハードルが高く、「20人ルール」そのものが、
すでに過去のものとなりつつある
「派閥中心の総裁選挙」を助長する役割を果たして来た。
加えて、自民党の政策や理念を国民にアピールする最高の機会である「総裁選挙」に、
意外性」や「ドラマ」が生まれ難い状況を作り出している。
5年前の韓国大統領選挙における逆転劇や
米国大統領選挙の民主党候補指名争いでのオバマ・ブームなど、
予備選挙によって党のイメージが高揚されたり、
大きく変わったりするケースは枚挙に暇がない。
私たちは、現行の自民党総裁選挙に「予備選挙」の仕組みを創設することで
主に次の3つの効果が生まれると確信している。
第一に、オープンで透明な自民党というイメージが国民に向けて発信されること。
第二に、自民党最大のイベントであり、実質的に日本の首相を決める
総裁選挙のプロセスの中に「未来のスター」を発掘するシステムを組み込めること。
第三に、米国のオバマ大統領候補の誕生や
テレビドラマ「チェンジ」の「新人議員総理」のような
ドリーム・ストーリーの可能性を総裁選挙に盛り込むことで、
自民党の党首選びをよりドラマチックに演出出来るということだ。
加えて、政権与党である自民党の総裁選挙を改革することは、
党の利害を超えて「真に時代や国民が求めるリーダー」を生み出すこと、
すなわち「国民全体の利益」に繋がる。
これこそ、本会の最大の目的だと言っても過言ではない。
党内力学に左右されない党首選びの仕組みを作ることで、
自民党と国民との間の意識や感性のギャップを埋める。
こうした努力なくして、自民党が21世紀に
「国民に必要とされる政党」であり続けることは到底不可能だ。
私たちは、現状の自民党が国民の目から見て「賞味期限切れ」になっていることを、
もっと深刻に受け止めるべきだと感じている。
例えば、総裁選挙(本選挙)に立候補するための要件(20人の推薦ルール)は
そのまま据え置き、代わりに新設する「本選挙」の前の「予備選挙」の立候補要件を
10人の推薦人に下げるというアイデアもある。
そうするだけで若手・中堅を含む多くの議員に「立候補のチャンス」が生まれる。
予備選挙の段階で国民の支持を集めた候補者が党内の求心力を高め、
本選挙では20人の推薦人を確保して
本選挙にエントリーする可能性(意外性)があるというだけで、
国民の「総裁選挙への注目度」は倍加するはずだ。
その他、総裁選挙の立候補要件に何らかの形で
「世論調査の数字」を加味することも考えられる。
念のために言っておくが、本会のメンバーが総裁選挙で
どの候補者を支持するかは(当然のことながら)個々の判断だ。
会の目的は「特定の総裁候補」を一致して押し立てたり、
支持したりすることではない。
あくまで「改革に逆行する自民党」の古いイメージを払拭し、
党内に「常に新しいスターを発掘するシステム」を作ることだ。
前述したとおり、それは党内力学によらないリーダー選びのルールを確立し、
自民党と国民との距離を縮めることに他ならない。
更に言うなら、本会の活動は「政局」を意識したものでもない。
私たちは、次の総裁選挙まで1年以上あるこの時期だからこそ、
落ち着いた議論が出来ると考えている。
加えて、新しいシステムを導入するために要する時間を考えれば、
早めに勉強を始める必要があることも指摘しておきたい。
改めて強調したいのは、自民党総裁選挙に「予備選挙」を新設することは、
本命視される「有力な候補たち」にとっても、
「まだ見ぬ候補者たち」にとっても大きな意味があると私たちが考えていることだ。
誰が総裁に選ばれようと、国民を巻き込んだ「ドラマチックな選挙」に
勝ち抜いてこそ、リーダーとしての求心力が高まるからだ。
本会は秋の臨時国会開会後に本格始動する。
毎週1回程度の勉強会を通じて「新たな総裁選挙モデル」を研究する。
10月末には会としての「提言」を公表し、
同時に「新しい総裁選挙」の実現を党内外に精力的に働きかけていくものとする。
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