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衆議院議員 山内康一 公募新人奮闘記


2008.07.04

衆議院議員 山内康一 「公募新人奮闘記」


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            “公募新人奮闘記”             
        衆議院議員 山内康一 メールマガジン        
          2008年月日()発行            
                                  
─────────山内康一公式サイト http://www.kou1.info/───

■もくじ
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□1  2008年6月27日 (金) 無駄遣い撲滅PT:その後
□2  2008年6月30日 (月) 政治と軍事の意外な関係
□3  2008年6月30日 (月) サンデー毎日誌上討論
□4  2008年7月1日  (火)  穀物生産と市場経済の効用
□5  2008年7月3日  (木) 閉会中の永田町

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□1  2008年6月27日 (金) 無駄遣い撲滅PT:その後
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昨日、無駄遣い撲滅プロジェクトチームの全体会合が、
開催され、谷垣政調会長はじめ幹部が出席しました。

その中のテクニカルな議論の中身はまだ非公開ですが、
会の最後に園田政調会長代理が総括した言葉が印象的でした。

園田政調会長代理いわく(概要);
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無駄遣いを撲滅するのは当然のこと。
それだけに留まらず、必要性があっても、、
時代のニーズにだんだん合わなくなって、
優先順位が下がった事業も削減すべき。
まだ必要性があったとしても、
涙を呑んで事業を削減してほしい。
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無駄遣いのカットにとどまらず、
必要性がある事業の中からも優先度が低いものは、
削減していくことになります。

先日、外務省の合理化計画の一環として、
インドネシアの在マカッサル領事館の閉館が決まりました。
かつてマカッサル領事館にお世話になった思い出もあります。
またインドネシア側の立場から見ると、
日本にとってマカッサルが重要でないという
メッセージにもなってしまい、外交的にはマイナスです。
マカッサル領事館の閉鎖は個人的にも外交的にも残念ですが、
財政厳しきおり、やむを得ないと思います。

こういうやむを得ない合理化計画に真剣に着手して、
歳出を削減しなくてはいけない時期に来ています。


このブログのURL
 http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_8dbe.html 


□2  2008年6月30日 (月) 政治と軍事の意外な関係 
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6月上旬に政府はアフガニスタンに調査団を派遣し、
アフガニスタンへの自衛隊派遣の可能性を探っています。
私は昨年秋以来アフガニスタンへの自衛隊派遣に反対してきました。

政府内でも意見が真っ二つに割れているようです。
首相官邸と外務省は自衛隊派遣に前のめりで、
防衛省・自衛隊は派遣に後ろ向きです。

防衛省・自衛隊側とすれば、法的根拠がないため、
法改正の必要もあり、かつ、危険な任務です。

一応、物資輸送などの「後方支援」を検討しているようですが、
アフガニスタンに「後方」があるのか大いに疑問です。
アフガニスタン国内ならどこにいてもテロ攻撃のターゲットです。
昔の戦争のように「前線」と「後方」の区別がないのか、
アフガニスタンのような紛争地の特色だと思います。

テロやゲリラは後方の兵站(輸送や備蓄)を好んで攻撃します。
精強な第一線の戦闘部隊を相手にするよりも、
輸送部隊を狙った方がやりやすいに決まっています。
輸送部隊こそ「ソフトターゲット」です。
紛争地で生き抜く鉄則は「ソフトターゲット」にならないことです。

首相官邸や外務省という「政」の側が紛争地への派遣に前向きで、
防衛省や自衛隊という「軍」の側が後ろ向きなのは、
多くの日本人にとって意外な印象を与えるかもしれません。
しかし、意外でも何でもなく、近代の戦争の歴史の一般法則に近いのです。

10年以上前に「戦争回避のテクノロジー」という本を読みました。
うろ覚えですが、過去数百年の戦争を分析したその本には、
「無謀な戦争に熱心なのはたいていの場合、政治家の方で、
 職業軍人は技術的理由で開戦に反対するパターンが多い」
といった趣旨の記述が出てきました。

政治家(および軍事政権における政治家化した軍人政治家)は、
人気取りのためや利権のために戦争をやりたがるケースが多く、
逆に実際に戦場に送られて死ぬかもしれない職業軍人の方が、
より冷静かつ客観的に戦争を捉えていると言えるのでしょう。

誇り高きプロフェッショナルな職業軍人は、文民統制に従い、
技術的な観点から無謀な戦争を好みません。
戦前の日本軍では、政治家化した軍人が実権を握り、
政権まで握ってしまったことが間違いでした。

過去のブログの主張の繰り返しになりますが、
アフガニスタンへの復興支援は「文民」が主体であるべきです。
JICAのようなODA実施機関、NGO、国連機関が、
アフガニスタンの復興のために今もがんばっています。
日本政府はアフガニスタンの人たちを助けるために働いている
援助機関に対して資金や人材を提供すべきです。

*ご参考:2007年11月のブログ
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_620c.html
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_95c8.html

*参考文献:ジェイムズ・F・ダニガン著「戦争回避のテクノロジー」1990年

このブログのURL
 
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_6952.html

□3  2008年6月30日 (月) サンデー毎日誌上討論
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今日発売のサンデー毎日(7月13日号)にて、
自民と民主の若手議員で誌上討論をやりました。

タイトルは「自民・民主若手論客ホンネ激論バトル」です。
私も一応「若手論客」ということにしてもらいました。
新人議員の私にとってはたいへん光栄なことです。

相手は自民党の後藤田正純さん(衆:当選3回:39歳)、
民主党の大塚耕平さん(参:当選2回:48歳)のお二人です。
当選1回で34歳の私から見れば、ずっと先輩です。

後藤田代議士は自民党の「増税派」代表として、
私は自民党の「上げ潮派」の若手代表として、
そして民主党を代表して大塚議員が選ばれました。

激論バトルといっても実のところ3人で会ったわけではなく、
サンデー毎日の記者さんが3人のところに行って取材をし、
誌面上で構成したものです。

私の意図したことが十分伝わっていなかった点や、
文脈から切り離されて使われて、誤解を招きそうな点も少しありました。
しかし、全般に記者さんがたいへん丁寧に公平に書いてくれました。
あたかも3人の若手議員が一堂に会して議論しているように、
誌面上で再構成する編集能力はさすがプロです。

自分では「上げ潮派」だという自覚はないし、
消費税増税が未来永劫不必要だとも思っていません。
しかし、現段階で消費税を増税すれば、景気を冷え込ませ、
結果的に税収増にはつながらない恐れもあります。
私も経済成長だけで財政再建ができるとは思ってなく、
歳出削減と国有資産圧縮などを組み合わせるべきだと思います。
消費税増税よりも当面は歳出削減と改革路線継続しかないと思います。


このブログのURL
 http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_c291.html

□4  2008年7月1日  (火)  穀物生産と市場経済の効用
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今朝の朝日新聞を読んで驚きました。
いつの間にかロシアが小麦輸出国になっていたんですね。
ロシアが輸出できるほど小麦を生産しているなんて、
旧ソ連時代のイメージからは想像できませんでした。

旧ソ連時代(1970年代ごろ)などは
米ソの冷戦を戦う大国でありながら、
旧ソ連はアメリカから大量に小麦を輸入していました。
私の頭の中には、ロシアが輸出できるほど大量に
小麦を生産できるはずはないという思い込みがありました。

旧ソ連時代の集団農場では生産性が低く、
市場経済が導入されて生産性が上がったということでしょう。
これも中央計画経済・統制経済よりも、
市場経済の方が優れていることを証明する好例かもしれません。

そういえば食糧不足で飢餓が起こっていたインドも
いまでは立派なコメ輸出国になっています。
緑の革命という農業技術革新の結果という側面が大きいでしょうが、
社会主義的な経済運営をやめた影響もあるかもしれません。

一般論として市場経済は効率的な資源配分に有効です。
もちろん市場経済は、所得の再分配には向かないし、
防衛やインフラといった公共財の生産には必ずしも適しません。

市場は万能ではありません。市場も失敗します。
経済学の教科書には「市場の失敗」が必ず出てきて、
経済学を普通に勉強していれば「市場原理主義者」にはなりません。

他方、市場の失敗を政府の力で矯正しようとし過ぎると、
今度は必ず「政府の失敗」も出てきます。

いま反構造改革・反小泉改革を唱える人たちは、
批判の枕詞に「市場原理主義」というラベルを使い、
市場の失敗を是正するために、
政府の関与を大きくし、規制を強化しようとします。
政府の関与が大きくなり、官僚機構が力を盛り返し、
歳出削減圧力が緩和され、増税路線へ一直線です。

市場の失敗に適切に対応するのは当然大事です。
しかし、市場の失敗に目を奪われ過ぎて、
それより害の大きい政府の失敗を招きかねないのが、
昨今の日本の世論の動向ではないかと思います。

市場の失敗と、政府の失敗のバランスを見ながら、
市場の失敗の是正コストが過大にならないようにしないと、
官製不況(改正建築基準法、金融商品取引法等)を再発します。

レッテル貼りは思考停止への第一歩です。
新聞・雑誌で「市場原理主義」というキーワードを見かけたら、
じっーと考えて、単なるレッテル貼りの感情論、
隠れた行政肥大化擁護論ではないか警戒しましょう。

大事なことは、
1)市場も政府も失敗する(どちらも完全でない)、
2)失敗を防ぐことも大事だが、
3)失敗を防ぐコストを過大にしない慎重さも必要、
ということではないかと思います。

慎重さとかバランス感覚を重視すると、
カッコよく歯切れのよい議論にはなりません。
ズバッと歯切れのよい議論ばかりではなく、
留保条件のついた、慎重かつ誠実で微妙な議論も、
政治の世界ではときには大切です。
複雑な事象を短絡的にとらえない知性も、
政策決定の場においては重要だと思います。


このブログのURL
 http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_0f6e.html

□5  2008年7月3日  (木) 閉会中の永田町
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国会閉会中の永田町は国会議員が少なくて、
衆議院事務局の職員や議員会館の秘書さんたちも、
のんびりモードです。
そのかわり選挙区の地元事務所がとても忙しい時期です。

国会議員各位はいわゆる「田の草取り」の時期で、
永田町でこの時期に先輩議員に見つかると、
「こんなところで何やってんだ」と叱られます。
国会閉会中、イコール、地元で選挙地盤固め、というのが、
国会議員1年生の正しい姿とされています。

しかし、私は党の無駄遣い撲滅PTのせいで、
けっこう頻繁に党本部や議員会館事務所に出てきて、
地道な作業に取り組んでいます。

近づきつつある選挙対策の地元活動を犠牲にして、
歳出削減のために日々がんばっていますが、
こういう地道な活動は選挙ではあまり評価されません。

しかし、無駄遣い撲滅PTのうち河野太郎主催のチームは、
首都圏の若手が中心で地元活動を犠牲にすることを前提に、
メンバーの人選がなされました。

あきらめて今日も地道に議員会館事務所で
資料とパソコンに立ち向かう日々です。
いい仕事をしていれば、きっと選挙の神様は見ていてくれるハズ(?)

このブログのURL
 http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_dd8f.html


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