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関空運輸の物流ゼミナール


2006.09.03

メールマガジン 『関空運輸の物流通信』


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【ご挨拶】

 いつも大変お世話になり誠に有難うございます。
関空運輸ではこの度既にお取引を頂いておりますお客様及びお取引先様、また過去
に関空運輸メンバーとお名刺交換をさせて頂くなど関係を持たせて頂いた皆様に
向けメールマガジンを配信させて頂くことに致しました。
 ○社内トピックス ○物流に関する様々な情報の発信を通じ、皆様とより親密で
継続的なお付き合いをさせて頂ければ幸いです。
 文責は、弊社入社前に物流コンサルタントとして活躍しておりました岡本高士
が主に担当させて頂きます。少しでも皆様のお役に立つ情報発信に努めますので
末永くご愛読頂ければ幸いです。


                          代表取締役 内畑谷 剛

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【トピックス】

関空運輸では全車両にデジタルタコグラフ〔ホリバ製〕の導入(8月)を完了致しました。

導入の目的として

1.ドライバーの身を守る事
※安全運転、経済運転への意識を強く持ってもらう事で、重大事故の撲滅を計り、
 怪我から身を守り、また被害者にも加害者にもさせない事を目指します。

2.環境に配慮したエコドライブ
※現在グリーン経営の認証取得に向けた取り組みを行っております。また、昨今の
 燃料高騰は運送会社として非常に大きな問題です。10%以上の燃費改善を目指
 します。

3.良好なコミュニケーション
※日々の運行結果を経営者、管理者、配車、ドライバーが共有することで、良好な
 双方向のコミュニケーションを確立し、お客様によりご満足頂ける業務提供に
 努めます。 

現在導入後一週間ほど経過いたしましたが、ドライバー全員の前向きな協力もあり、
安全運転、経済運行への取り組みは順調にレベルアップしていると感じています。
マンネリ化する事、させる事無く今後も継続的に取り組んで行きたいと思います。

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        LLL   VOL.1:物流とは・・・  LLL
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☆物流の本当の意味

 「物流」・「ロジスティック」・「SCM」と最近では、当たり前のように使われて
いるこれらの言葉。
しかし、これらの本当の意味を分からずして使っている方も多いのでは?
 今回は、この『物流』という言葉について述べたいと思います。
 アメリカのマーケティング関係者から端を発し英語では、「Phisicaldistribution」
と言い、日本語に直訳すると“物的流通”となります。更に省略して『物流』として
使われています。意味としては、商品の供給者⇒需要者⇒消費者への一連の流れを
組織的に管理し梱包・荷役・輸配送等の機能を有するものとされています。
更に情報の諸機能をも兼ね備えていなければなりません。
 どうでしょう。これらの機能を兼ね備えている物流企業は、そう多くはないのでは
ないしょうか?
 輸配送の機能しか持ち合わせていない、倉庫機能しか持ち合わせていない、梱包・
輸配送の機能を持ち合わせていたとしても顧客である荷主とのインターフェースが
取れていない(=受発注のデータをメールでやり取りしているだけ、もしくは荷主が
リアルタイムに在庫や出荷状況を知り得ないシステム環境)物流会社もまだまだ多いの
ではないでしょうか?
 私が以前にコンサルティング活動を行った物流会社や荷主の物流子会社の大半は上記
のような、本物の物流とは、言えない会社でした。
 物流と名の付く会社は、今では60,000社を越え、今もなお増加しています。
また、物流会社の99%が中小零細企業であり(JILS:日本システム協会調べ)、
これらの中小零細物流企業では、まだまだ本当の意味での『物流(=物的流通)』は、
行えていません。更に言うと、ロジスティック・SCMに取り組めている企業は、
皆無に等しいと言えます。
 

☆本当の物流会社を目指して

 では、本当の物流企業となるには、どうすればよいのでしょう。
 答えは、簡単かつ明解です。顧客である荷主の求めていることを一歩ずつ着実に実行
していけばよいのです。つまり、荷主のニーズに合わせた機能を調達してくればよいの
です。倉庫会社であれば、足回りである運送会社を荷主のニーズに合わせて調達するの
です。旧知の運送会社が路線に強い運送会社であったとするならば、地場でイレギュラ
ー対応や小回りの利く配送が得意かといえば、必ずしもそうではありません。必ずその
会社の“強み“というものがあり、荷主にとって最適な輸配送業者が、旧知の物流会社
とは、限りません。各物流会社の強みを知り、更に荷主のニーズに合致しているか、
否かを厳正に判断しなければなりません。昔ながらの付き合いだから・・・という理由
だけでは、荷主は到底満足などしません。いや満足するどころか不満を募らせ行き着く
ところは、業務委託先の変更・・・などということに発展しかねません。現に、私は
そのような物流会社を多々見てきました。
 これを打破するには、常に問題意識を持って業務に挑み、そして荷主のニーズに
応え、更に荷主のニーズをも上回る提案や効果を生み出し続けなければなりません。
あぐらを掻いて殿様商売ができる時代は、もうすでに終わっているのですから。
しかしながら、簡単かつ明解である「顧客である荷主の求めていることを一歩ずつ着実
に実行して行く。」ことは、難しくもあります。
無理難題を言う荷主も多々存在しているからです。軽油の高騰しているこの御時勢に
配送費の値下げを要求し、これを呑まないと契約打ち切りなんていう話しもざらにあり
ます。
それでは、なぜこのような荷主の一方的な圧力があるのでしょうか?
それは、与えられたことだけしかしない、品質が上がらない(品質が低い)、荷主の
メリットに繋がることをやっていない、業務改善を行っていない(荷主の目に見て変化
がない)等の理由が根底にあるからです。
つまり、何もアクションを起こしていない=現状の契約単価でも十分に利益を上げて
いるのではないか?⇒コストダウンできる余地が十分にある、という発想に荷主側は
なるのです。
上記のことを回避する為に、絶えず物流カイゼンを続けなければならないのです。
今一度、原点に立ち返り、物流会社が物流のプロフェッショナルとして、最大限の力
で、できることから着実に一歩一歩邁進しなければなりません。
我々関空運輸も、“原点回帰”し、荷主様のニーズを具現化し、荷主様にとってメリッ
トのある物流改善・改革を実施して行きます。
真の物流会社として躍進できるよう、今後とも全員でレベルアップを図って参ります。



(文責:岡本 高士)





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