2008.06.12
【家づくりの“プラス”ワンポイント】第93号:子育て住宅を考えている方々は間取りへの関心が高い
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┃┏┛ 小さな建設会社の販促スタッフが明かす ┃ ┃
┃┃ ┃第93号┃
┃┃家を建てる前に読む、家づくりの“プラス”ワンポイント┏━┛ ┃
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快適な住まいづくりへの快適ヒント
「家を建てる前に読む、家づくりの“プラス”ワンポイント」
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内容を、毎週ピックアップしてお届けしています。
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もっとも関心が高いテーマを、発行者が厳選してお届けしています。
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■ 子育て住宅を考えている方々は間取りへの関心が高い ■
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今回のメルマガは、5月22日に配信した「第90号:意外に高い子育て&住宅の
情報についての関心度の高さ」の続編になります。
【家づくりの“プラス”ワンポイント】
第90号:意外に高い子育て&住宅の情報についての関心度の高さ
http://archive.mag2.com/0000206983/20080522100000001.html
住宅の間取りが子どもの成長や教育に大きな影響をもたらすことは、
「頭のよい子が育つ家 (単行本) 四十万 靖氏 (著), 渡辺 朗子氏 (著)」で
詳しく解説されていますが、その特徴は「親子のコミュニケーションを
育む家」であることだったのです。
「勉強は子ども部屋で」という固定観念にとらわれず、子どもたちが
“五感”を使ってのびのびと学習できて、家族どうしの交流がスムーズに
はかれる空間構成が主流となっていること、つまり言葉を替えれば「間取り」が
子どもの教育や成長に大きな影響を与えることが判明したのです。
業界紙の新建ハウジングの独自調査でも、2年以内に新築戸建て住宅を検討して
いる全国の25歳から39歳の男女に対するアンケート調査結果では、全体の86.3%
もの方々が、住宅の間取りが子どもの成長に影響を与えるものと考えている結果
になっています。
これを基本的属性別に比較すると、子どもの有無で多少の差はありますが性別や
年代ではそれほど違いはありません。
ただし「子育て住宅」広告への興味の強さ別に分類して比較すると、「子育て
住宅に強い関心を持つ層」では約6割の方々が「多いに影響する」と考えている
のです。
また、具体的な間取りの志向性を開放性とプライバシーの観点から設定した設問
では、予想通り「子育て住宅」広告に「強い関心を持つ層」ほど、間仕切りを
極力減らした開放的な間取りを望む層が2倍以上高い結果となっています。
この開放的な間取りは、住宅本体の断熱性能・換気能力という視点から捉えると、
高い断熱能力を持つ家であれば、結果として部屋ごとの温度差が少なくなる効果を
もたらします。
逆に、断熱性能が低い家の場合は、冬、寒くてたいへん、また、夏は暑くてたいへん
という結果をもたらします。
しかも、この季節ごとの屋内体感温度は、実際に住み始めてから気づくもの。
価格に惹かれて断熱仕様のコストダウンを選択してしまうことで、このようなこと
が起きてしまいます。
また、シックハウス防止という視点から見ても、適切な換気計画と適切な換気工事
施工によって、部屋単位での空気のよどみを少なくすることができることでしょう。
四季快適たけみの家:工程会議議事録
2007年12月06日:換気システムとカビ、そしてシックハウスとの関連
http://ietakemi.seesaa.net/article/71241341.html
シックハウスという問題に目を向けると、住宅建材や設備にいくら細心の注意を
払っていても、シックハウスの原因は家庭で普段使う洗剤・各種スプレー類・溶剤
ワックスなど、原因と考えられる物質は多岐にわたります。
四季快適たけみの家:シックハウスにならないコツ
http://www.ie-takemi.co.jp/sickhouse.html
これらの物質が屋内に滞留すると、呼吸によって原因物質が体内に取り込まれて
しまうわけですから、適切な換気によって原因物質を屋外に排出することで原因
物質を体内に取り込む可能性を少しでも低くすることができるわけですね。
次に、歳月が過ぎて、子どもが独立してまた、夫婦ふたりの生活に戻るときが
きっと訪れます。
そんな大人家族でも、家の間取りというものが、夫婦の関係に大きな影響をもた
らします。
【家づくりの“プラス”ワンポイント】第86号:失敗しない「大人家族」の家
http://archive.mag2.com/0000206983/20080424100000000.html
つまり、細かく仕切った間取り、または将来の家族変化に対応できない工法は
長い年月にわたって過ごす我が家にとっては、あまり良い影響をもたらさない
可能性が高いかもしれない、という視点でも家づくりを考えてみることも必要
でしょう。
仙台の場合は、地方という特性だと思うのですが家の施工者(ハウスメーカー
ビルダーなど)が土地も分譲しており、はじめての家は土地購入+家づくりを
同時に行う方が多いのです。
もちろん、その地域の教育環境にも十分配慮する必要もありますが、
「何のために土地を購入するのか?」「何のために家を建てるのか?」
を十分に考えてから、土地を選び、工法を選ぶことが大切です。
バックナンバーはこちら
http://archive.mag2.com/0000206983/
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■ 編 集 後 記 ■
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今回の編集後記はちょっと長文です(笑)。
船場吉兆の廃業は、まだ記憶に新しいところですが、
たとえ、住宅関係でも直接お客様と接する責任者の方々に
同じように“品格”が欠ける行為があると、品質偽装とおなじことをした
企業と同じように観られてしまいます。
では、“品格”とは?いったい何を指すのでしょうか?
私が考える品格とは、
社会の中で自らの分をわきまえて、それに誠実であるあり方、
生き方のことだと思います。
※私もほんとうにまだまだ修行が足りません。・・・
住宅であれば、まず最優先されるべきは家づくりの品質。
次に、責任者の人柄、豊富な専門知識を素人にわかりやすく伝える能力と
考えられます。
では、欠陥住宅発生の原因としてよく挙げられる
職人のヒューマン・エラーについて考えてみます。
日経情報ストラテジーの特集“品質偽装を防ぐ現場を作れ!”
で“性弱説”を取り上げています。
性弱説とは、「人間は普段は良心的だが、ミスしやすく、
それを隠しやすい現場では魔が差すこともある」という
考え方です。
これを住宅を建てている現場で考えてみると、
注文住宅では、建てるお客様(お施主さまともいいます)と
職人の立ち位置、設計担当者や現場監督との立ち位置は
基本的に近いものと考えられます。
自分の家だけに、お施主さまは当然のことながら大きな関心を寄せます。
また、お施主さまのお子様にとっては、自分たち家族の家を建てるという
プロセスは、これからの時代、お子様たちにとって経験しがたいことになる
かもしれませんし、なんといっても、親・兄弟とは違う、自分たちのために
働いている大人との関係(ナナメの関係ともいいます)を体験する格好の場
になります。
では、そのように“子どもたち”が観るかもしれない現場で
“品格のない大人”が実際に工事に携わっていたら・・・
親であるお施主さまが黙っていないことでしょう。
少なくても私はダメです。
現場の柱にタバコを消した痕があったりしたら、もうアウトです。
また、直接工事に携わるものとお施主さまが会うことはないかもしれない
分譲住宅などの場合、“性弱説”に沿った最悪の考え方をした場合は、
ヒューマン・エラーを隠すこともありえる、ということも十分に考えられます。
たとえば、現場担当者の「ミスしてはいけない」というプレッシャーが、
「ミスしたら隠してしまおう」といった意識になってもおかしくないでしょう。
そこで、“住宅会社の品格”、
つまり、“ほんとうのその会社に頼んで大丈夫なのか?”という不安を
主観的に判断する指標として、お客様に直接接する責任者や営業担当の
“品格”が、大きな判断材料になることは、間違いないと思います。
つまり、ご自身、またはご家族の第一印象で“品格がない”と感じられる
会社で、家づくりの商談を進めることはやめたほうがよい、ということです。
私も、完璧な人間ではありませんから、初回面談でよく失敗することが
あります。
お客様の第一印象を取り違えたままでお話を進めてしまうことや、
フォーカスがずれたままでお話をしてしまう失敗も数知れずです。
その場合、お客様から早いタイミングではっきり断っていただいたほうが、
私の負荷も相当軽くなります。
逆に、意思表示があいまいなままでは、お互いに貴重な時間と労力を
浪費してしまい、お互いたいへんなことになります。
住宅ローン金利上昇与件や、住宅ローン減税撤廃など、
家づくりのタイミングを逃すと数百万円単位で損をすることが
まちがいないであろう現在。
これから家を建てようとお考えのお客さまが“会社の品格”の値踏みを間違えて、
家づくりで損をすることがないように、はじめてその“住宅会社に接するとき”は
それなりに慎重に対処することも念頭にいれておいたほうが良いのかも
しれません。
※すべてのお客様に完璧なサービスが提供できるのであれば、
何の懸念もないのですが、今回は自戒を含めた編集後記をしたためさせて
いただきました。
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