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インドネシア雑感記


2008.02.16

インドネシア雑感記第2弾 Vol.1


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  インドネシア雑感記 第2弾 : 希多 いくと
     Vol.1  2008.2.15(毎週金曜夜配信)
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インドネシアの自然、土地、食べ物、生活、社会などを、エッセイ風の雑感記
として、メルマガにて紹介します。当国の理解に役立てれば幸いです。
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皆さん、こんばんは。今回から雑感記第2弾が始まります。
今日は《1.インドネシア・スラバヤにて、から1.1.》をお送りします。


■1.1.現地のくすり事情は  2002.04.13

 いつの間にかまた風邪を引いてしまったようです。いつの間にか、といって
もその原因もわかっていて、要は「エアコンA.C.の掛け過ぎ」なんですね。
 この暑いインドネシアにいてエアコンで風邪をひくのは本当に情けない。
 しかも、マランMalangというインドネシアの中では結構涼しい街で、冷房を
かけすぎるのも馬鹿げた話です。自分から部屋を冷やしてひく風邪はどうしよ
うもありません。

 マランMalangはスラバヤSurabayaの100km程南にある標高450mほど
の高原都市。オランダ統治時代には避暑地として栄えた街です。
 今でも白亜の由緒あるホテルや建物が残っており、昔の古き時代の雰囲気を
垣間見ることができるこの国でも数少ない都市なのです。
 気温はスラバヤから単純に3℃ほど低い。この3℃差は意外に大きく、スラ
バヤが真夏とするとマランは初夏のような天候になるでしょうか。
 マランからさらに山間部に入ったところにあるバトゥーBatuは、完全な避暑
別荘地になります。標高は800〜1,000mで低地との気温差が5〜6℃、
南国の中のまさしく別天地です。

 さて、南国で風邪をひくというのは不注意から起こるもので、冷房の利き過
ぎや毛布のかけ忘れが主な原因です。
 ふつう低地の街中では、ぼくは寝る時にTシャツと柄パンひとつで身体に何
もかけません。それでいつも朝は汗ばんでいる状態なのです。
 ところが、マランのホテルで寝る前にかけていたクーラーが意外と効き過ぎ
て、寝てからもひんやり。ぼくは寝る時は必ずスイッチを切りますが、マラン
が涼しいのをちょっと甘く見たかも知れません。
 それでも薄いシーツに軽く包まっていたのですが、明け方寒くて毛布をかけ
ました。が、時すでに遅く風邪は確実に体内で育ってしまったのです。

 暑いインドネシアではエアコンをガンガンかける人をよく見かけます。中に
は部屋内がゾクッとするほどひんやりし、外との温度差が10℃以上のことも
あるようです。
 そういう人を見ると、自分の快適温度に部屋を保つのもいいですが、せっか
く暑いところに来たのに……と時折残念です。思いっきり汗をかけばいいのに
なあ、と思ってしまうのです。

 とまあ教科書的なことを書いていますが、ホントのことを言うと、ぼくは暑
さが人一倍苦手。というのも厳冬期に生れたからでしょう。暑さの中を歩くと
すぐに汗が吹き出るし、何しろ身体が暑さに対抗するように生れた時からでき
ていません。
 だからたまに身体を冷やすだけ冷やしたい衝動に駆られてしまうことがあり
ますが、あまりに冷えすぎた部屋もどうかと思います。
 ぼくのエアコンの設定温度は27〜28℃。寝る時は必ず消して、時には外
気を入れることもあります。

 さあ、ひいてしまった風邪ですが、その対策にはぼくは現地の薬を飲むよう
にしています。今飲んでいるのはデコルシンという風邪薬。一昔前はデコルゲ
ンというのを飲んでいました。前者はカプセル剤で、後者の錠剤に比べると利
きがいいように感じます。
 日本からパブロンなどを持ってきますが、実際にあまり利いたためしがなく、
現地でかかった病気には現地の薬がよく合うのでしょう。
 こちらの市販薬はかなりきついのもありますが、用法さえ守っていれば特に
問題はありません。ドイツやオランダなどの薬メーカーの供与製品が多いよう
です。

 ここで、こちらで入手できる市販薬の話を少し。
 一般に、1日分の4錠ほどがパックになったバラ売りになります。もちろん
それらが箱詰めになったのもありますが、バラ売り形態はとても実用的で、こ
の国独特の販売でしょう。
 貧しい人が買えないこともないし、そして常に新しい薬を調達できるのがメ
リットです。
 実際に医者にかかると、この国ではかなりの高額になります。保険医療制度
が確立されていないので、医者代くすり代が100%丸々かかります。
 薬はふつうアポティックApotikという薬屋さんから買いますが、医者からも
らった処方箋もこのアポティックです。

 日本と同じもので、現地で入手可能なのが風邪に効くベボラップ。これは重
宝します。 そしてなんにでも役に立つのがメンソレータム。以前はなかった
と思いますが最近薬屋で見かけました。
 メンソレータムに類似のバルサムという塗り薬を以前使いましたが、かなり
匂いがきついですね。
 それにタイガーバームという虫刺されのくすりもすごい臭いを発散します。
シンガポールにあるタイガーバーム・ガーデン(現在はハウ・パー・ヴィラと
改称)は、この薬で儲かった経営者が作った遊園地です。

 現地のくすりがいいと書きましたが、やはり日本から持ってきたほうがよい
のもたくさんあります。
 その代表が虫刺され薬。液体ムヒのようなくすりは皆無です。蚊に刺された
ときなどかなりの威力を発揮します。
 同様の液体ウナ・コーワもいい薬ですが、3年程でスポンジがボロボロにな
ったので、ムヒの方がお薦めです。ただし、ホルモン剤が入っているのでつけ
過ぎには注意したいですね。
 次に目薬。一度ドイツのくすりメーカーの目薬を購入しましたが、目にさし
たかどうかわからない低刺激のものでした。自分で愛用しているものがあれば、
日本から持参した方がいいでしょう。

 さらに常備薬として、ぼくは皮膚が弱いのであせもに効くレスタミンコーワ
クリームとか、サトウ製薬のタクトホワイトなどを持参します。どちらも酸化
亜鉛が入っていて皮膚を乾かすのにとてもいいのです。
 その他胃腸薬などは現地にもいいのがありますが、自分の使いなれたくすり
は安心のため携行した方がいいと思います。
 しかし、熱帯地方だけにあるマラリアやコレラなどは、とにかくすぐに現地
の医者だけが頼りになります。自分では判らない熱帯特有の病気もあるので、
いつもと違う症状の時はできるだけ早めに病院に限ります。

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【後記】

 海外への必需品ですが、ぼくはサンヨーの乾電池式電気かみそりを長年愛用
しています。電気かみそりはブラウンから、ナショナル、セイコーなどいろい
ろ試しましたが「サンヨー」が最高です。(女性の方にはわかりませんね)
 ぼくには高価なチタン製とか何かはわかりませんが、海外での実用となると
充電式は電圧の関係や電池の劣化があるので好みません。
 そうなると乾電池式。いろいろ試しましたが、剃り味の悪さですぐに捨てた
ものもあります。それは電池が弱くなった時にヒゲが挟まり、飛び上がるほど
痛いのを何度も経験したからです。

 それに比べサンヨーは電池が弱った時でも、シャリシャリと気持ちよく剃れ
るのです。これは使ってみないとわかりません。
 一時その機種も変わっていたのですが、つい最近一昔前のモデル(非常に小
型で安価)が復活し喜んで購入しました。海外でのカミソリに悩んでいる方、
ぜひお試しください。

 では、また来週をお楽しみに。

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