2008.06.12
世界難民の日―難民にやさしい国、日本?
□■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008.6.12 通巻329号 ━━━
アムネスティ・アップデート http://www.amnesty.or.jp
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先日の日曜日、東京事務所にいたのですが、覆面パトカーや救急車が何台も走
り、ヘリコプターが飛び交っているので、なんだろうと思っていたら、事務所
からも近い秋葉原であんな凄惨な事件が・・・。お亡くなりになった方のご冥
福をお祈りします。また、お怪我をなさった方が一日も早く回復されますよう
に。こんな事件が続くことに、怒りと悲しさでいっぱいになります。
□■□ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・日本支部声明 : アイヌ民族を先住民族と認める談話を歓迎
・今週のフォーカス:6月20日は「世界難民の日(World Refugee Day)」
・<連載>日本の司法制度を考える:第6回代用監獄の長い日々
・ワン・クリック・アクション
・中国のインターネット検閲とYahoo! 6-7月集中WEBアクション
・人身売買保護法の実現を! 署名アクション
・イベント案内
□■□ アムネスティ発表ニュース ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最新のアムネスティ発表ニュースをお届けします。
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日本支部声明 : アイヌ民族を先住民族と認める談話を歓迎
2008年6月6日
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アムネスティ・インターナショナル日本は、本日の国会決議を受けて、町村官
房長官が、「アイヌの人びとが日本列島北部周辺、とりわけ北海道に先住し、
独自の言語、宗教や文化の独自性を有する先住民族である」と認識していると
の談話を発表したことを歓迎する。
◇こちらのニュースリリースの全文は下記サイトでご覧ください。
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=486
□■□ 今週のフォーカス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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6月20日は「世界難民の日(World Refugee Day)」
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日本における庇護希望者や難民に対する保護システム不備への批判が国内外か
ら高まる中、2004年に、日本における難民の認定手続を定めた「出入国管理及
び難民認定法」が改正されました。その翌年、2005年5月に、改正版「出入国
管理及び難民認定法」が施行され、今年で丸3年が経ちました。
日本における難民認定申請者数は、改正後の2006年に前年比の2.5倍にまで急
増しました。その後も難民認定を求める人は急増し続けていますが、実際に難
民として認められる人数は横ばいのままです。2007年度の難民認定申請者は
816人であり、そのうち認定にいたったのは41人のみでした。
「出入国管理及び難民認定法」が改正されたとはいえ、今なお多くの課題が残っ
ています。現在でも多くの難民認定申請者が、平均約2年を要する日本での難
民認定手続処理の長期化に苦しんでいます。また、その難民認定手続期間中は、
就労許可も下りず、生活支援金も非常に限られているため生活は困窮を極めて
います。彼らは、そういった過酷な条件下にも関わらず、日本という異国で懸
命に暮らしています。
避難生活を強いられ、母国を去らざるを得なかった難民が世界中に3300万人い
るといわれています。日本で難民認定申請をしている人びとの多くも例外では
ありません。今から8年前、国連総会にて、毎年6月20日は、「世界難民の日
(World Refugee Day)」と制定されました。日本でも毎年、「世界難民の日」
を記念して、様々な大規模イベントが開催されています。こういったイベント
を通じて、「世界難民の日」が、世界中で多くの難民が生じているという現実
を、そして私達が暮らすこの日本という国を見つめ直すきっかけになればと思
います。
7月5日(土)、7月6日(日)、2008年世界難民の日実行委員会が、アムネスティ
の後援で、「2008年世界難民の日・全国リレー」と題し、東京と大阪で集会を
開きます。
http://rafiq.jp/wrd/index2.html
6月20日(金)から27日(金)まで1週間に渡り、国連難民高等弁務官事務所に
よる「第3回難民映画祭」が開催されます。
http://www.refugeefilm.org/
□■□ 日本の司法制度を考える〜裁判員制度導入の前に ━━━━━━━━
■連載第6回:なんで勾留されるんですか?■
第1回から4回までで72時間(3日間)が経過しています。そして、一郎さんは10
日間、勾留されることになってしまいました。一郎さんの勾留決定を受け、弁
護士と家族は勾留理由開示請求をすることにしました。この請求を受けて開か
れた法廷で、裁判官は一郎さんが勾留されている理由を説明し、一郎さんと弁
護士はそれに対して意見を言うことができます。
<勾留理由開示請求とは?>
正式に勾留されると、被疑者や家族、弁護士などから裁判所に対して、勾留理
由開示請求を申し立てることができます。これは憲法第34条にある手続きで、
裁判所は請求から5日以内に公開の法廷を開かなければなりません。これは、
勾留されてから初めての公開法廷です。
公開法廷ですから、接見禁止の措置がとられていても、家族や友人は一郎さん
を実際に見ることができます。また、一郎さんもみんなの前で発言することが
できます。
しかし、この手続きだけでは勾留の停止はできません。勾留を解くためには別
途、勾留取消請求などをしなければなりません。しかし、ほとんど認められな
いのが実情です。
□■□ ワン・クリック・アクション ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
現在、アムネスティでは下記のウェブアクションを展開しています。
ぜひ、ご協力ください。
あなたのメールが、世界の国々の人権状況を改善し、問題の解決につながりま
す。アムネスティのウェブサイトから、各国政府や機関にメールを送ってくだ
さい!ワン・クリックが集まれば救われる人たちがいます。
▽北京オリンピック・キャンペーン
<中国政府へ向けた、短冊オンライン署名>
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=1480
<緊急ウェブアクションにもご協力を>
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=1481
▽チベット緊急アクション チベット人の人権と権利の尊重を!
<日中両政府あてのEメール・アクション>
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=1533
▽ビルマの人びとの自由をとり戻そう!〜ビルマ軍事政権へのアクション
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=1506
□■□ 中国のインターネット検閲とYahoo! 6-7月集中WEBアクション ━━━
アムネスティは、中国政府が検閲によって人びとの表現の自由を弾圧している
問題を訴えています。さらにアムネスティは、師濤(しとう)さんは「良心の
囚人」であると考え、師濤さんや同様の理由で投獄されている人びとが即時無
条件に釈放されるよう、中国当局に要請しています。
Yahoo! が奪ったジャーナリストの10年
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=1493
師濤さんに代わって世界新聞協会(WAN)の「自由のための金のペン」賞のト
ロフィーを受け取った母親の高琴声さんのスピーチの動画。感動的です!
http://www.youtube.com/watch?v=JIbnSSvGYns
□■□ 人身売買保護法の実現を! 署名アクション ━━━━━━━━━━━━
アムネスティ日本も加盟している人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)は、人
身売買問題、特に人身売買被害者保護について十分な対策を取ることを日本政
府に求めるために国会請願を行なうべく、署名キャンペーンを開始しました。
この署名キャンペーンへのご協力をお願い申し上げます。署名はオンライン署
名ではありませんが、下記のサイトから署名用紙をダウンロード・印刷し、ご
署名の上、集約先の人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)まで送付してくださ
い。
日本の人身売買 被害者が保護される日はいつ?
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=1660
□■□ イベント案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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6/7〜 裁判員制度を考える連続講座(山口)
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2009年5月から、いよいよ裁判員制度が施行されます。市民が参加し、市民が持
つ日常感覚や常識を裁判に反映させることが大きなねらいのひとつとなってい
ます。よい点もありますが、見過ごせない問題点も含んでいる裁判員制度。
市民が主体となって参加する制度ですので、市民の立場から日本の司法制度・
裁判員制度を考えてみませんか。
■日時と各回のテーマおよび講師:
●6月7日(土)14:00〜16:30
第1回 裁判員制度とは? 松村和明弁護士(山口県弁護士会所属)
●6月14日(土)14:00〜16:00
第2回 冤罪事件を考える 片岸みつ子さん、片岸和彦さん
●7月5日(土)14:00〜16:00
第3回 犯罪被害者遺族感情を考える ストッキ・アルベルトさん
●7月26日(土)14:00〜16:00
第4回 裁判員制度はいらない? 佐藤弁護士(新都心法律事務所所属)
●日時未定
第5回 裁判員制度と死刑 未定
■会 場:山口カトリックセンター
(山口市亀山4−3、サビエル記念聖堂入り口、山口市消防本部となり)
■参加費:各回 800円(学生500円) 5回通し2,500円(学生2,000円)
■参加人数:40名程度 満席の場合、お断りすることがあります。(先着順)
■主 催:アムネスティインターナショナル日本 山口グループ
■後 援:朝日新聞社/読売新聞西部本社/毎日新聞山口支局/中国新聞防長本社
■問合せ:山口グループ E-mail: aijpn369@yahoo.co.jp
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6/13 暗闇を呪うより1本のろうそくに火を灯そう(大阪)
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北京オリンピックキャンペーン
暗闇を呪うより1本のろうそくに火を灯そう
北京オリンピックに向けて人権尊重を求めるアピール(スタンプ&短冊)をし
ます。
■日 時:6月13日(金)・14日(土)13:00〜19:00
*この期間はオープンオフィスです。
■会 場:アムネスティ大阪事務所
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=92
■主 催:アムネスティ・インターナショナル日本 キャンペーンチーム(大阪)
■問合せ:アムネスティ大阪事務所 TEL: 06-4395-1313 FAX: 06-4395-1314
Email:fwht6821@mb.infoweb.ne.jp
*6月1日(日)〜21日(土)は、「築光キャンドルウィーク」として、さまざまな
イベントが開催されます。ぜひお越しください。
詳細は天保山みなアート会のHPで。
http://pianpo.com/minaart.html
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6/14 『外国籍の家族と子どもの今』
第2回 国籍・在留資格のない子ども(東京)
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難民申請しても認定されず、正式な在留資格のないまま10年以上日本で暮らし
ている人たちがいます。両親とも外国籍の場合、子どもは日本で生まれても日
本国籍を与えられず、本国政府に受理されなければ無国籍になります。国籍・
在留資格のないまま育つ子どもたち。今回はビルマ難民のご夫婦に、日本での
暮らしと子どもの将来についてお話しいただきます。
■日 時:6月14日(土)14:00〜16:00
■会 場:日本キリスト教会館4階会議室(早稲田奉仕園内)
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=92
■出 演:Mさん(40代ビルマ人女性)夫と子ども1人/渡邊彰悟 弁護士
■参加費:500円(資料代)
■主 催:アムネスティ・インターナショナル日本/日本キリスト教協議会
■賛助団体:日本聖公会/東京教区人権委員会
■申込み:e-mail refugee_team@amnesty.or.jp
TEL 03-3518-6777 FAX 03-3518-6778
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6/14 アムネスティ日本 入門セミナー(東京)
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アムネスティって何をしているの?どういう団体なんだろう?私にもできるこ
と、ある?・・・などなど、さまざまな疑問にお答えします。
■日 時:6月14日(土)14:00〜16:00(途中参加・途中退席も自由)
■会 場:アムネスティ東京事務所
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=92
■参加費:300円(冊子代含む)
■主 催:アムネスティ・インターナショナル日本
■申込み:e-mail info@amnesty.or.jp TEL 03-3518-6777
予約なしで参加可能ですが、なるべく事前予約をお願いしています。
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6/21 守られない五輪の約束 -弾圧される中国人ジャーナリストたち-(東京)
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独立中国ペンクラブ獄中作家委員会の張裕(ちょうゆう)事務局長をお招きし、
中国のジャーナリストや作家、活動家への弾圧についてお話しいただきます。
■日 時:6月21日(土)14:30開演(14:00開場)〜17:00 終了予定
■会 場:ハーモニック・ホール 新宿区西新宿7-21-20関交協ビル地下1階
http://www.kankokyo.or.jp/tih/annai/renrakusaki/renrakusaki.htm#
■参加費:一般1000円/学生500円(定員140名・要予約)
(当日参加も可能ですが、予約の方が優先になります)
■出 演:張裕氏(独立中国ペンクラブ獄中作家委員会事務局長)
(講演/Q&Aを交えての対談)
■主催/問合せ:アムネスティ・インターナショナル日本
TEL. 03-3518-6777 FAX. 03-3518-6778 E-mail camp@amnesty.or.jp
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6/21 難民入門セミナー(京都)
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6/20の難民の日を前に(財)京都府国際ンセンターの共催をいただき、京都に
て「祖国を遠く離れて、難民になれない難民入門セミナー」を開催します。
難民申請者の状況や日本の難民受け入れ状況など、チームのメンバーがわかり
やすくご紹介いたします。
■日 時:6月21日(土) 13:30〜15:00
■会 場:(財)京都府国際センター会議室 (京都駅ビル9F tel: 075-342-5000)
■参加費:無料
■主催/問合せ:アムネスティ大阪難民チーム refugee-osaka@amnesty.or.jp
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6/21 死刑はどうなる?被害者参加制度と裁判員制度(東京)
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来年5月から始まるとされる裁判員制度。並行して進められている刑事裁判へ
の被害者参加。厳罰・極刑が求められたとき、裁判員はどう応えられるだろう
か。市民が否応なく死刑に直面させられる日が迫っている。
■日 時:6月21日(土)13:00(開場) 13:30(開演)
■会 場:文京区民センター3A
■交 通:都営地下鉄三田線・大江戸線:春日駅A2出口徒歩0分
丸ノ内線・南北線:後楽園駅徒歩5分、JR:水道橋駅東口徒歩10分
■参加費:800円
■内容
裁判員制度とともに導入される被害者参加制度の実態を示す演劇的試み
監督演出:山際永三
出演:劇団・駄菓子屋(石田哲也・後藤竜馬・鈴木結沙・中西台次)ほか
パネル・ディスカッション
石塚伸一/竹田昌弘/生田暉雄/安田好弘
■主 催:死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
■問合せ:〒107-0052 東京港区赤坂2-14-13 港合同法律事務所気付
TEL.03-3585-2331 FAX.03-3585-2330 郵便振替口座:00180-1-80456 フォーラ
ム90
□■□ イベント案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発 行: 社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
連絡先: 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-2 共同(新錦町)ビル4F
TEL:03-3518-6777 FAX:03-3518-6778
E-mail:<stoptorture@amnesty.or.jp>
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を発信しています。
アムネスティ・スタッフブログ http://gaialog.jp/amnesty/
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