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正しい不登校の仕方


2007.06.23

正しい不登校の仕方21


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■正しい不登校の仕方■     by 有田桂馬
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正しい不登校の仕方・・。
そんなものがあるの?
そう思う人も多いだろう。
結論を言えば、ある。
山ほどある。
山ほどあるが、そのカギはたった一つ。
考える不登校をすることだ。
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■今回の話

(父:有田桂馬)


「腐ってるよ。今の学校は腐ってる。」

娘の担任の先生が、こう言ったんだ。
これ、衝撃的だった・・。

この先生は、娘のことを理解しようと、一生懸命になってくれる人でね。
毎週、必ず家にやってきてくれる。

はじめて出会ったのは、娘の中学入学の時。
小学校時代から不登校だった娘は、もちろん入学式も不参加。
その日に、家庭訪問をしてくれた。

娘がね。
その時にこう言ったそうだ。
「学校から学ぶものは、何もありません。」
僕はその場にいなかったんだけど、母親がいてね。
「あらら〜、こんなこと言っちゃった。」って思ったそうだ。
初めて会ったばかりの先生。しかも、わざわざ、やってきてくれた先生。
だけど、娘はこう言っちゃった。
先生、気分を害してもおかしくないよ。
でも、娘も真剣だったんだって思うよ。
そんなことを先生に言いたい人間なんていないよね。

きっと、先生は、その真剣さを理解してくれたんだと思うんだ。
その先生はこう言った。
「そうか、わかった。でもな・・。」
一呼吸おいて、先生は続けた。
「俺は、教員という仕事に命をかけてる。」
この言葉も衝撃だった。

「命をかけている」と言った先生が「今の学校は腐ってる。」と言うんだ。
それは、主に生活指導上の問題行動のことなんだけどね。

もちろん、この先生は「だから、だめだ。」と言ってるんじゃない。
逆だよ。
「だから、俺はがんばる。」と言ってるんだ。
それほどに情熱家の先生なんだ。

でもね。
「腐ってる」という言葉は、正直な感想であることは間違いない。
前にも書いたけれど、学校という組織は、無理に無理を重ねてるんだ。
だから、どうしても、ゆがむ。
先生の責任でも、子どもの責任でもない。
これは、必然なんだ。

その中で、先生も子どもも、もがく。
だからこそ、いじめはなくならないし、先生の精神は疲れきり、病んでいく。

先生の言うように、それが「腐っている」ってことだろうし、
だから「命がけ」で教育をやっているのだろう。
「命がけ」・・。
この行為は、尊いと思うし、すばらしい。
僕には絶対に真似できないことだ。

でもさ。
あえて、問いたいんだ。
そもそも教育って命がけでやるものかってことだ。

僕は違うと思う。
教育ってもっと楽しいものだと思う。

楽しいだけでやっていけるものかっていう批判もわかる。
でも、やっていけなきゃ、どこか、おかしいんだ。

不登校の君たちに言いたい。
不登校だからこそできるのかもしれないよ。
楽しい教育を作ることが。

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  正しい不登校の仕方
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