2008.03.28
【疲れた身体、疲れた心を癒す呼吸法!】【駅前坐禅】のすすめ(後編)
【湧氣塾】とは、
■□今までの「健康法」では満足できない。
■□単なる「健康法」ではなく、「自己変革」したい。
■□「呼吸法」についての明確かつ明示的な方法論を知りたい。
■□現代というストレス社会の中で、「本当の身体」・「本当の自己」を取り戻したい。
■□今までにない、新しい坐禅を体験してみたい。
など、なんらかの悩みを抱えているみなさんに、その解決法を実践していく場です。
・詳しくは湧氣塾のホームページをご覧ください。
⇒ http://www.you-ki-juku.co.jp/
※ホームページが新しくなりました!
・各種お問合せはこちらまで。
⇒ TEL:03-5795-1075/mail: info@you-ki-juku.co.jp
【塾長自己紹介】
湧氣塾を主宰する身体哲学者の勇崎賀雄です。
身体哲学者とは何ものか。
キレやすく、辛抱ができず、ちょっとしたことで自殺しかねない、
心身共に虚弱な現代の日本人の病理を解明し、克服する方法を追求しています。
湧氣塾とは何をするところか。
呼吸法をベースにした行法に基づき、虚弱な心身を乗り越えるための実践指導、および、
あらゆることに活用できる高いレヴェルの身体的(心身的)境地を確立する方法を
指導しています。
プロフィール http://www.you-ki-juku.co.jp/staff.html
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疲れた身体、疲れた心を癒す呼吸法!
湧氣塾
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<湧氣塾通信第38号>
湧氣塾、塾生のKです。
それでは今日も、「湧氣塾通信」を、
お楽しみください。
▼バックナンバー
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▼塾生の方のブログ「呼吸身法奮闘記」
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□■―目次――――――――――――――――――――――――――――――――■□
1.【第38回 塾長のコトバ】“【駅前坐禅】のすすめ(後編)”
2.湧氣塾(呼吸身法)の稽古内容
3.稽古の日程 [各コースのご案内]
4.塾長の著書の紹介
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1.【第38回 塾長のコトバ】“【駅前坐禅】のすすめ(後編)”
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K::「それでは、先週からのお話の続きで、
“坐禅身法”を実践すると、どのような効果が
あるのでしょうか。」
塾長:「正座や結跏趺坐、半跏趺坐で、10分間でも、
“坐禅身法”ができるようになると、
現代人が一番弱い、“辛抱”ができるようになります。」
K::「ダライ・ラマのいう、現代人に欠けている
“ペイシェンス(忍耐)・アンド・トレランス(辛抱)”ですね。」
塾長:「そうです。ダライ・ラマは今、チベット騒動の
渦中にいますが、今に限らずダライ・ラマ14世の一生は
迫害や亡命など、常に難局の中にあったといえます。
そのダライ・ラマの人生を支えていたもののひとつが、
“ペイシェンス・アンド・トレランス”なんです。」
K::「ダライ・ラマに限らず、実はどんな人の生き方にも忍耐と辛抱が
必要だということですね。」
塾長:「ところが、現代の日本のように豊かで平和な環境の中で育っていると、
その人生にとって、もっとも重要なものが欠けてしまうんです。」
K::「それが坐禅で簡単に取り戻せるということなんですね。」
塾長:「ある段階まで忍耐力がつき、辛抱ができるようになると
周りに振り回されなくなってきます。」
K::「周囲のことに“動じない”身体と心を得られるということですね。」
塾長:「ものごとに動じないということは、自分の存在に自信が
持てるということです。」
K:「この過剰な情報の中に生きる我々にとって、
“動じない”ということは、非常にむずかしいことですが、
安定した自分らしい生き方をするために、
このうえなく必要なものに思えます。」
塾長:「はい。しかし、ものごとに“動じない”といった時、
その自己の本体が心ではなく、身体だということに意外に
気が付いていない人が多いですね。」
K:「そうですね。“坐れる”ようになって身体が安定してくると
本当に心も安定してきますね。」
塾長:「逆ではないのです。」
K:「では、“坐禅身法”の坐り方について具体的に教えて下さい。」
塾長:「“坐禅身法”では、足を組むことを、
“やぐらを組む”と言っています。」
K::「それは、どういう意味でしょうか。」
塾長:「“坐禅身法”は、現実から一段高いところに自己の土台
を据えて、現実世界で見失われている本質的な身体を作り上げる
作業だといっていいでしょう。
その“現実から一段高い”ということは、単なる象徴的な意味ではなく、
具体的に骨の構造を考えて足を上手に組むというまさしく身体的なことです。
正坐であれ、結跏趺坐であれ、足が正しく組めると骨に氣がビシッと
通りますから、現実に埋没した感じを脱却できる。
そのことを伝えたるために、“やぐらを組む”と言っています。」
K::「心で思い浮かべるイメージとうことではなく、あくまで身体的なこと
だということですね。」
塾長:「そうです。そして“一段高いところ”に身を置いてみると、
不思議に現実の状況や、その現実におかれている自分を、
俯瞰できるのです。それはなんとも不思議な感覚で、
今まできつい状況にあった自分が、あくまで身体的な実感として、
開放されるのです。」
K::「“坐禅身法”を実践していて、垂直性を実感したときの、
あのメタフィジカルなレヴェルで自己を眺められる身体的な感覚のことですね。」
塾長:「そう。背骨に氣がとおり、
イメージや心の世界ではなく、あくまで身体そのものが、
十全な呼吸によって純度とパワーを増し、
あらゆる矛盾を包摂できるキャパシティーをもった状態のことです。」
K::「現代の人達は、そういう意味でのキャパシティーが、
小さいのかもしれませんね。」
塾長:「そうです。簡単に解決策が見出せない問題を頭で考えると
悲観的になりますが、身体は意外と楽観的なものです。
昔の人は常に身体を動かしていたので、立ち止まって頭で考え込むことが
少なかった。頭は解決不能の問題や矛盾に弱いんです。」
K:「その意味で頭は身体よりキャパシティーが小さいんですね。」
塾長:「生命力のキャパシティーが小さいから、情報の矛盾に
振り回されてしまいます。
そもそも人間は矛盾したいい加減な存在ですから、周りの人は親も
上司も友人もその時々にいろんなことを言います。それをいちいち
真に受けて考えていたらおかしくなってしまう。
人間が一番悩む問題は人間関係の問題ですが、その中心にある
情緒の問題、好き嫌いなどは本来他人と調整不能なんです。」
K:「だからそのことを考え悩んでも解決策は見つからず、悲観的にならざるを
えないということですね。」
塾長:「そんなことはあまり考えずに、身体で付き合っていると、例えば、
たんたんと共同作業を続けていると、どんな人ともいつか不思議と
共感できる所が生まれてくる。」
K:「そうした人間という存在の、本来キャパシティーの大きな土台である
身体性を“坐る”ことが養ってくれるのですね。」
塾長:「そういうことです。」
K::「“坐禅身法”でいうならば、現代の人達は、
まず足に意識をもっていくことが大切ですね。
そうして身体の“やぐらを組みなおす”ことですね。」
塾長:「足の骨と腰の骨がしっかり組み合わされば、骨の代謝が活性化し、
さらに、有効な呼吸を行えば背骨に氣が通りますから、身体ベースで
キャパシティーが増してきます。しかも、ともかく身体が爽快で、自分が
大きな存在がように感じられる。」
K:「僕も、“坐禅身法”を日々実践する中で、
生きていることは、このうえなく心地よく、また自由であるという、
生命の息吹みたいなものを感じるようになりました。」
塾長:「それは教えた甲斐がありました(笑)。
先日、ある生命倫理学者の本を読み返したのですが、
そこでは、 “快を求め、苦痛を避け、快適な状況を維持し、
すきあれば欲望を拡大しようとするもの”を“身体”ととらえ、
“人間を内側から変えていくような力や自らの束縛を
超え出ていくような力”を“生命”と分けていました。
しかし、私から見ればこの学者は、“坐禅”のよう実践経験が希薄なので、
身体の本体をとらえそこねているのでしょう。
欲望という言葉から察すると、西洋哲学の影響で、身体を
ネガティブなものと思い込んでいるのかもしれません。
“坐禅身法”における身体は、この学者のいうポジティブな生命
のことも含んでいるのです。」
K::「西欧の現代思想で今はやりの“欲望する身体”では、
夏目漱石の『草枕』の冒頭に出てくるような、社会的、
地場的なものから脱却できませんね。」
塾長:「そうなんです。たとえば、政治やビジネスの世界で
脚光を浴びている人や、テレビやマスコミに登場して華やかに
活躍しているタレントやスポーツ選手たちは、確かにそれなりに
独特の存在感や氣を持っているように見えます。
しかし、そんなスターのような人々も実は多くの場合、そうした
特殊な人の氣のうずまく現実の舞台の上で、ほとんど自己
コントロールができないままにその場の流れに振り回されて
踊らされているというのが事実なのです。」
K::「そういう状態を理屈ではなく、身体的に乗り越える
必要がありますね。」
塾長:「はい。自分の骨の構造をつくりかえることで、
ある状況にいながら、しばられず、自分ことを
眺められるようにならなければなりません。
そしてそのための現代の行としての坐禅は、シャカや達磨の時代までさかのぼって、
本来の坐禅に必要な要素を確認し、さらに現代的な観点を
導入して従来の坐禅の弱点を補うべく、方法論的に
再構築しなければなりません。」
K::「それがまさしく“坐禅身法”だと。」
塾長:「2,30年坐禅をした人でも、ある境地をともなった
身体の感覚を未だに得られない、という話をよく聞きます。
先日もある新聞で、著名な仏教学者の坐禅体験にふれた
記事がありました。坐禅体験として、“暗黒の世界を行きつ戻りつする・・
大変苦しいものだ。”とありました。
たしかに禅の世界には、魔境という言葉があるように、
坐れるようになってしばらくして、光明がみえたと思ったら、
地獄のような世界にしばしば突き落とされると言われます。
しかし、これは私に言わせれば、“偏差”と呼ばれる
氣の詰まり、身体のゆがみの障害なのです。
それに対して、“坐禅身法”は方法論的に常に十分な対策を
講じながら坐るので、自分の身体の滞りを解消し、心地のよい
開放感のある自分の身体(存在)を感じることができます。」
K::「僕も、日頃の“坐禅身法”の実践を通じて、
なんともいえないさわやかさを感じています。
この身体感覚を、多くの人に体験してほしいと思います。」
塾長:「湧氣塾では、4月より、早朝の“坐禅身法”コースのほかに、
“リハビリ身法”コース・“女性身法”コースをスタートします。
詳しくはこちらをご覧ください。
・坐禅身法コース:http://www.you-ki-juku.co.jp/zazen.html
・リハビリ身法コース:http://www.you-ki-juku.co.jp/rehabilitation.html
:女性身法コース:http://www.you-ki-juku.co.jp/femail.html
また、“坐禅身法”コースに4月・5月に申し込まれた方は、
トライアルとして、1回1000円で申し込み可能です。
自分の身体や生き方に疑問を感じている多くの方々に、
“身体レベルでの至福”を感じるきっかけに
なればと、願っています。」
※ 「塾長にこんなことが聞きたい!」という方は、
こちらまで。→info@you-ki-juku.co.jp
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2.湧氣塾(呼吸身法)の稽古内容
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<氣力、生命力を高める呼吸法>
〈呼吸身法〉とはひとことでいうと、その時々の身体の動きや姿勢
とのつながりを常に考慮した重層的で複数のリズムをもつ
有機的な全身呼吸の方法です。
身体の内部(深層)の呼吸の働きや氣の流れと
身体の外部(表層)の筋肉運動の調和を計りながら
“呼吸力”すなわち氣力、生命力を高める呼吸法だといってもいいでしょう。
<骨に氣を通す呼吸法>
<呼吸身法>では背骨を中心とした骨を“呼吸”と“氣”に
深く関係する生命力の根源と捉えています。
呼吸を通し骨格のゆがみを内側から矯正して
骨の代謝(氣の通り)をよくしていくことで
身体全体を改善強化していきます。
<一人一人の個別性に対応した無理のない呼吸法>
人間の身体は一人一人微妙に違います。
年齢の違いや男女差、活動的なタイプや、物静かなタイプでも違います。
またそのときの体調や食事の種類、四季の変化でも異なります。
〈呼吸身法〉のもう一つの特長は、一人一人の個別性に
よく対応できる身体の自己調整法だということです。
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3. 稽古の日程 [各コースのご案内]
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〈会員制〉
◆基礎科コース/行法基礎
呼吸身法の基本的な身体の使い方を習得し、
本科コースへ進むための手足および五体の分解、
調整を習得します。
◆本科コース/行法
行法基礎コースで一度解体した各関節、208個の骨を有機的に再統合し、
坐法も用いて、理想的な行法的(超越的)身体を創り上げます。
◆本科コース/行法上級
呼吸身法の身体使いに習熟し、その身体を通して得た行法的(超越的)身体と
呼吸法により、純度の高い気の修養をめざします。
◆女性身法
女性身法は、特に女性の身体に有効な呼吸身法のエッセンスを集めて指導いたします。
身体の大元である骨のレヴェルから働きかけ、女性らしい健康と美しさ、明るさと若々しさ
あふれる魅力的な"骨美人"を創り上げます。
◆リハビリ身法
人間の身体は、いくつになっても、どんな状態になっても信じられないほど
治癒力や回復力を持っています。
リハビリ身法は、他者に依存する治療ではなく、あくまでも呼吸法をベース
として“自力回復”を目指すものです。
『他力ではなく自力』、自らの力で自身の機能を回復したいと望む人に対して、
限りないサポートを行います。
〈チケット制〉
◆坐禅身法
坐法を通じて『身体の垂直性』を修得し、頭に振り回されない、
高いレヴェルの心身の統一を目指す新しい座禅の方法です。
入会金なし、1回1時間のチケット制で呼吸身法を本格的に
はじめてみたい方向けのクラスです。
◆呼吸身法入門
呼吸身法に接して、初歩的な呼吸法と身体使いを習得します。
入会金なし、1回1時間のチケット制で気軽に呼吸身法を
はじめてみたい方向けのクラスです。
各コースの日程はこちらよりご覧ください。
→ http://www.you-ki-juku.co.jp/schedule.html
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4.塾長の著書の紹介
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(新刊)『脳ひとり歩き時代 ヴァーチャル脳を身体が救う』(河出書房新社)
『「阿修羅」の呼吸と身体 身体論の彼方へ』(現代書林)
詳しくはこちら→ http://www.you-ki-juku.co.jp/chosho_info.html
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<編集後記>
いよいよ来週の火曜日(4月1日)から、朝の“坐禅身法”コースが始まります。
朝の7時10分から約1時間です。
4月という始まりの季節から、朝の坐禅を習慣にするのは、
とても意義深いように思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次号をお楽しみに!
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●発行者:湧氣塾
●webサイト:http://www.you-ki-juku.co.jp/
●お問合せ:info@you-ki-juku.co.jp
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