2008.05.09
【疲れた身体、疲れた心を癒す呼吸法!】三種類の体力
【湧氣塾】とは、
■□今までの「健康法」では満足できない。
■□単なる「健康法」ではなく、「自己変革」したい。
■□「呼吸法」についての明確かつ明示的な方法論を知りたい。
■□現代というストレス社会の中で、「本当の身体」・「本当の自己」を取り戻したい。
■□今までにない、新しい坐禅を体験してみたい。
など、なんらかの悩みを抱えているみなさんに、その解決法を実践していく場です。
・詳しくは湧氣塾のホームページをご覧ください。
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・各種お問合せはこちらまで。
⇒ TEL:03-5795-1075/mail: info@you-ki-juku.co.jp
【塾長自己紹介】
湧氣塾を主宰する身体哲学者の勇崎賀雄です。
身体哲学者とは何ものか。
キレやすく、辛抱ができず、ちょっとしたことで自殺しかねない、
心身共に虚弱な現代の日本人の病理を解明し、克服する方法を追求しています。
湧氣塾とは何をするところか。
呼吸法をベースにした行法に基づき、虚弱な心身を乗り越えるための実践指導、および、
あらゆることに活用できる高いレヴェルの身体的(心身的)境地を確立する方法を
指導しています。
プロフィール http://www.you-ki-juku.co.jp/staff.html
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疲れた身体、疲れた心を癒す呼吸法!
湧氣塾
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<湧氣塾通信第44号>
湧氣塾、塾生のKです。
それでは今日も、「湧氣塾通信」を、
お楽しみください。
▼バックナンバー
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▼塾生の方のブログ「呼吸身法奮闘記」
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□■―目次――――――――――――――――――――――――――――――――■□
1.【第44回 塾長のコトバ】“三種類の体力”
2.湧氣塾(呼吸身法)の稽古内容
3.稽古の日程 [各コースのご案内]
4.塾長の著書の紹介
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1.【第44回 塾長のコトバ】“三種類の体力”
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K:「先日、NHKのニュース番組で“子供たちの体力の低下”
ということをテーマに取り上げていたんですが、“体力”という
ものの捉え方について、塾長の身体哲学に通じるような、
なかなか興味深い観点を提出していました。」
塾長:「私もそのニュースの解説は見ました。“子供たちの体力
の低下”というものを、一般にいう体力測定などを基準にした
ボールを投げる力や走る力の低下ということではなく、もっと
広く捉える必要があるということですね。
これは体力、あるいは身体の能力というものを見直そうという
意味で大変望ましいことだと思いました。」
K:「初めは、今の子供たち(小学生高学年)のボールを投げる
力が親の世代に比べて、身体は高くなっているのに、かなり
落ちているという話だったので、例によって筋力の比較をして
いるだけなのかと思っていたら、“子供たちの体力の低下”を
“三つの体力”に分けて、しかも精神的な要素も加えて考える
必要があるといっていので、結構感心して見ていたんです。」
塾長:「その“三つの体力”というのは、投力や走力のような筋力を
ベースにした“行動的体力”と、身を守るための自律神経などを
ベースにした“防衛的体力”と、三つ目は、確か“精神を支える
体力“といういい方をしていたと思いますが…。」
K:「そうそう、そんな感じでした。特に、精神を支えるものとして
身体性を着眼していたので、ちょっとびっくりしたんです。
大げさにいえば、ようやく日本人もデカルトの心身二元論を
脱却しつつあると。」
塾長:「いや、大げさではなくK君の洞察は正しいですよ。
ようやく日本人も、日本人本来の身体観を取り戻しつつあると
いうことだと思いますよ。」
K:「塾長にそういっていただけると僕もうれしくなってきました。
ではようやく、脳、脳といっていた脳偏重の時代も終わるって
ことですね。」
塾長:「いや、まだそこまではいっていないんです。
現代は、“脳偏重の時代”であり、同様に“身体の復権の時代”
でもあるということです。」
K:「なるほど、確かに物事はそう簡単に運ばないですよね。
国会ではないけど、現代はいろんな問題が“ねじれ現象”を
起している。
つい最近、月刊『文藝春秋』での見出しに、“空前の脳ブーム”
とあったので、身体哲学を実践している者として、“まだ脳か”
とがっかりしていたら、今度はNHKで“子供たちの体力の低下を
精神的なものを含めて見直そう“というわけですから…。」
塾長:「もともと日本人は身体感覚が鋭くて、和歌や俳句の世界
にしても、実は知性の源は身体性にあったんです。しかし、レヴェルの
高い身体性というのは、半ば無意識の世界だから、それを西欧的
な意味ではいちいち認識していないんです。」
K:「主体、つまり頭で物事をひとつひとつ切り離して対象化して
理解していないということですね。」
塾長:「西欧的な意識化はしていないだけで、実は物事をしっかりと感じ取り
把握している。いや、だから逆に、明治以降すべてが西欧化、合理化
して自然科学者のように頭で意識化しろ、対象化しろといわれ出すと、
何だか自信がなくなってくる。あらゆるものを自分たちは正しく理解して
いなかったかのように思われてくるのです。
根本的に見方が異なっているだけのことなのに。」
K:「西欧と根本的にものの見方が異なっているとは、
具体的にどういうことか説明していただけますか。」
塾長:「日本人は、すべてのものを人と人とのつながり、あるいは、
生きものと生きもののつながりと見て生きているんです。
それは、自然やものに対しても基本的には同じです。」
K:「西欧風のいい方をすれば、“人間の関係性”として見てきた
ということですか。」
塾長:「まあそういってもいいでしょう。
もう少し説明すると、主体と客体という対立構造ではなく、見る人
と見られるものが、“場”を通じていかにつながっていくかという風
に見ていたんです。」
K:「だからKY、つまり空気が読めない人はこまる。」
塾長:「しかし、今はやっているKYといういい方もねじれ現象なんです。
“空気を読む”ということは無意識に雰囲気(気)を感じるということ
だから、これをKYとか言葉に出して、西洋的に意識化して語り出すと
ちょっと違うことになる。」
K:「いかにも、空気を読めなそうな頭人間が他の人のことを
KY、KYといっているのには閉口しますね。へたをすると、
KYといういい方自体が日本人的な“いじめ”のような感じさえして
しまいます。」
塾長:「本当の意味で“空気を読む”ことはハウトゥー的には、
頭では学習できないんです。頭で情報(知識)を得ても身体で
習得するには必ず時間がかかるんです。
だから、今の情報化社会でどんなことがはやっているかといったら、
情報化社会の盲点や弱点になっていることがひとねじりした形で
一番はやる。」
K:「やはり一種のねじれ現象ですね。」
塾長:「Wiiというのがはやっていますが、頭脳中心のゲームで本当の
身体性が養えるはずはない。でも、なんとなくやってみたくなる。
なるべく簡単にやって、表面的に上達したようなふりができればいい。
本当に高いレヴェルの身体性を獲得するのはそんなにやさしくないことは
みんな知っているんです。」
K:「だから、イチローや松坂や俊輔やヤワラちゃんを応援するんですよね。」
塾長:「本物になるには、大変な努力が必要なことは百も承知で、
いってみれば、ゲームの世界で遊んでいる。しかし、だんだん
自分たちの身体の衰弱が心配になりだした。」
K:「それで、軍隊式のビリーズブートキャンプみたいなハードなもの
にも挑戦する人が増えてきたんですね。」
塾長:「そして、そろそろねじれ現象もいきついてきた。
西欧化する自分、脳化する自分と日本人として身体を復権させようという
自分がようやく向き合い、つきつけられてきたという感じですね。」
K:「でも、塾長のニュアンスではそう簡単には、
未来は開かれない感じがしますが。」
塾長:「そうですね。この状況を乗り越えるのは、個人的にも
日本の社会という共同体的にも、そうやさしくはないでしょう。」
K:「個人と集団とを分けて考えなければならないのですか。」
塾長:「そう。日本人は自分のことなのに、社会や他人の責任にして
逃げてしまうところがあるので、個人と集団を分けた方がいいでしょう。
でも、個人としての解決は本人さえ本気になれば、そうむずかしくは
ないのですよ。」
K:「そうですか。でも、どうすればいいのですか。」
塾長:「ひとつは、一人で外国に行って生活することです。
この間、テレビに上原ひろみという、20代のものすごい才能の
天才的なジャズピアニストが出ていたんです。ともかく彼女は、
8歳の時にオスカー・ピーターソンのジャズピアノを聞いて
身体が自然に動き出したらしい。
8歳の時にジャズピアノに目覚めてしまったんです。」
K:「彼女なら僕も知っています。
アメリカのジャズの本場バークレイ音楽院を主席で卒業して、
在学中から、チッコリアなどに絶賛されていました。
とにかく、超絶技法で…。」
塾長:「その上原ひろみが、インタヴューアーの“うまくいかない
時、どう乗り越えるのですか“という問いに答えていたんですが、
その言葉にちょっと感心したんです。
あまりに日本人的なので。」
K:「何ていったんですか。」
塾長:「努力、根性、気合。」
K:「本当に日本的ですね。
しかも精神的かつ身体的。」
塾長:「その通り、精神的かつ身体的、あるいは身体的かつ精神的
なんです。普段、積み重ねる“努力”はもちろん精神的かつ身体的、
“根性”というのも粘り強い。“受け”(受動)の精神性かつ身体性、
“気合”は全身の気をひとつに合わせて、難局を打破する、
ブレイクスルーを起こすエネルギー、やはり精神的かつ身体的です。
海外で一人で日本人が戦っていくにはこれしかないのです。」
K:「だから、個人としての解決法は一人で海外に出ろと。」
塾長:「そう。もうひとつは、それこそ決心すれば誰でもできる方法があります。
それは、坐る(禅坐)ことです。」
K:「初めの話に戻って、“子供たちの体力の低下”の問題でも、
“三つの体力”の低下のうち、二つ目(防衛的体力)、三つ目
(精神的体力)の体力の回復の方法はNHKのニュース解説
でも紹介されませんでしたが、これも坐ればいように思いますが。」
塾長:「その通り。子供なら正坐でもいい。
一日十分間坐れば、一つ目よりも大切な二つ目、三つ目の体力
がみるみる育ってくること請け合いです。」
※ 「塾長にこんなことが聞きたい!」という方は、
こちらまで。→info@you-ki-juku.co.jp
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2.湧氣塾(呼吸身法)の稽古内容
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<氣力、生命力を高める呼吸法>
〈呼吸身法〉とはひとことでいうと、その時々の身体の動きや姿勢
とのつながりを常に考慮した重層的で複数のリズムをもつ
有機的な全身呼吸の方法です。
身体の内部(深層)の呼吸の働きや氣の流れと
身体の外部(表層)の筋肉運動の調和を計りながら
“呼吸力”すなわち氣力、生命力を高める呼吸法だといってもいいでしょう。
<骨に氣を通す呼吸法>
<呼吸身法>では背骨を中心とした骨を“呼吸”と“氣”に
深く関係する生命力の根源と捉えています。
呼吸を通し骨格のゆがみを内側から矯正して
骨の代謝(氣の通り)をよくしていくことで
身体全体を改善強化していきます。
<一人一人の個別性に対応した無理のない呼吸法>
人間の身体は一人一人微妙に違います。
年齢の違いや男女差、活動的なタイプや、物静かなタイプでも違います。
またそのときの体調や食事の種類、四季の変化でも異なります。
〈呼吸身法〉のもう一つの特長は、一人一人の個別性に
よく対応できる身体の自己調整法だということです。
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3. 稽古の日程 [各コースのご案内]
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〈会員制〉
◆基礎科コース/行法基礎
呼吸身法の基本的な身体の使い方を習得し、
本科コースへ進むための手足および五体の分解、
調整を習得します。
◆本科コース/行法
行法基礎コースで一度解体した各関節、208個の骨を有機的に再統合し、
坐法も用いて、理想的な行法的(超越的)身体を創り上げます。
◆本科コース/行法上級
呼吸身法の身体使いに習熟し、その身体を通して得た行法的(超越的)身体と
呼吸法により、純度の高い気の修養をめざします。
◆女性身法
女性身法は、特に女性の身体に有効な呼吸身法のエッセンスを集めて指導いたします。
身体の大元である骨のレヴェルから働きかけ、女性らしい健康と美しさ、明るさと若々しさ
あふれる魅力的な"骨美人"を創り上げます。
◆リハビリ身法
人間の身体は、いくつになっても、どんな状態になっても信じられないほど
治癒力や回復力を持っています。
リハビリ身法は、他者に依存する治療ではなく、あくまでも呼吸法をベース
として“自力回復”を目指すものです。
『他力ではなく自力』、自らの力で自身の機能を回復したいと望む人に対して、
限りないサポートを行います。
〈チケット制〉
◆坐禅身法
坐法を通じて『身体の垂直性』を修得し、頭に振り回されない、
高いレヴェルの心身の統一を目指す新しい座禅の方法です。
入会金なし、1回1時間のチケット制で呼吸身法を本格的に
はじめてみたい方向けのクラスです。
◆呼吸身法入門
呼吸身法に接して、初歩的な呼吸法と身体使いを習得します。
入会金なし、1回1時間のチケット制で気軽に呼吸身法を
はじめてみたい方向けのクラスです。
各コースの日程はこちらよりご覧ください。
→ http://www.you-ki-juku.co.jp/schedule.html
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4.塾長の著書の紹介
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(新刊)『脳ひとり歩き時代 ヴァーチャル脳を身体が救う』(河出書房新社)
『「阿修羅」の呼吸と身体 身体論の彼方へ』(現代書林)
詳しくはこちら→ http://www.you-ki-juku.co.jp/books/books_introduction.html
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<編集後記>
身体的な感覚というのは、本当に大事だなと思います。
散髪しただけで、気分がすっきりします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次号をお楽しみに!
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●発行者:湧氣塾
●webサイト:http://www.you-ki-juku.co.jp/index.html
●お問合せ:info@you-ki-juku.co.jp
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