まぐまぐメルマガアーカイブ

ukariko Creation


2008.05.26

[ukariko Creation:0045][騙されやすかった人]


メルマガトップ(記事一覧)へ
| 最新号 |

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[ukariko Creation:0045][騙されやすかった人]

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ukariko Creation」とは

これはひとつの世界観を創ってしまおうという壮大な企画です。

その世界の全てが乗っているという一冊の事典を創るという形式で
進めていきます。

はじまりはその世界に伝わる創世の神話からはじまります。

その世界は「時を刻む場所」と呼ばれています。

------------------------------------------------------------
■new item

ラーイズン・ニナル[ラーイズン・ニナル]

統一暦907〜967年
ロマーズの十二魔法士の一人。幼い頃から高い能力を持ち、若い頃
に十二魔法士になった人物。そのためか世間知らずな面がある。自
身の能力に自信があったが思うように十二魔法士の中で確固たる地
位を築けずにいたところでハリ・ルーヒに出会い、ハリが十二魔法
士の長になれば自分にも高い地位を約束されそれに協力することに
なる。
ハリが長になった後には腹心としての地位を得ることになった。し
かし、ハリがトマーズとロマーズの合併をすることを企んでいるこ
とを知り、それによりラーイズンの地位が奪われる可能性があると
吹き込まれ、ハリの殺害を謀る。

生い立ち
幼少の頃より誰に習うことなく基礎的な魔法を使いこなしており、
魔法の天才と呼ばれることもあった。周囲には大人になったら十二
魔法士になるのではないかと噂されていた。本人もその自覚があっ
たようで選ばれた才能のある自分が選ばれた人間になることは当然
だと考えていた。
10歳の時にはその噂は王宮まで届いており、当時の十二魔法士の
長であったクウド・ラスンが直々にその能力を見極めることになっ
た。
クウドはその能力の高さに関心を示し、そのままラーイズンを弟子
にする。
クウドの弟子になってから更にその才能を開花させたラーイズンは
15歳の若さで十二魔法士に選ばれることになる。

十二魔法士として
十二魔法士になることは選ばれた一握りの人間になることだと信じ
ていたラーイズンは自分が選ばれることは当然のことだと考えてい
た。しかし、そこで初めてラーイズンは十二魔法士と呼ばれる存在
が強力な魔力を持つ者を国の監視下に置くための制度であることに
気がつく。長と呼ばれる地位まで上り詰めれば国政に多少ならずと
も関わることが出来たがそれ以外はさほど重要とも思えない地位を
適当に割り当てられるだけであった。当初は選ばれた人間であるは
ずの自分はやがては長となることを疑わなかったラーイズンである
が年齢を重ねるごとにそれが現実になるのかと不安に感じるように
なる。

ハリ・ルーヒとの出会い
そんなときに出会ったのがハリであった。年齢を重ねて十二魔法士
になったハリをラーイズンは見下していた面があった。十二魔法士
は才能のみでなるものであると考えていたからだった。しかし、そ
んなラーイズンに対してハリの方が近づいていったのはハリの方か
らだった。硬骨なハリが年齢の若く世間知らずのラーイズンを手名
付けるのに時間はかからなかった。ハリは自身が十二魔法士の長に
なってその地位を譲るという話をラーイズンに持ちかけた。ラーイ
ズンはハリの言葉を信じ協力をするのだった。ラーイズンの協力も
あり、ハリは長になりその体制を磐石の物にすることに成功する。
しかし、この後、王殺しの事件、十二魔法士の反乱などが相相次ぎ
更にハリの権力は強まっていく。少なからず不安を感じ始めたラー
イズンの下に訪れたのはハリのことを疎ましく思い始めたトマーズ
国王シエフ・スファイアであった。シエフはハリが国を裏切ってい
ることを告げこのままで行くとラーイズンの地位すら危うくなると
吹き込まれる。そして、それを止めるにはハリを殺害してラーイズ
ンが長になるしかないと言いくるめられる。ラーイズンはハリが国
を裏切ろうとしていた事実を公にし、売国奴としてハリを処刑する。
しかし、このことがロマーズの混乱をあおることになり、最終的に
はロマーズはトマーズによって滅ぼされてしまう。結局、ラーイズ
ンは長になることが出来ずにその生涯を閉じる。

------------------------------------------------------------
■notes

才能があった故に世間知らずで騙されやすかった人です。

彼の最初の挫折は自分が選ばれたものが思い描いていたものと違う
ということに気がついてしまったこと。

でも、彼が目指していたものが結局なんだったのか良く分かりませ
ん。欲しかったのは権力や名誉だったのでしょうか。

もしかしたら彼はそれが分からないことを知ってしまったが故に、
それを知るすべとして何かに騙されたかったのかもしれません。

ラーイズン・ニナル
http://creation.ukariko.jp/u0000088.htm

------------------------------------------------------------
各項目はフィクションです。
実在の人物・団体・事件などとは関係ありません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行人:ukariko
URL: http://creation.ukariko.jp/
e-mail: creation@ukariko.jp

発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000240615.html 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


メルマガトップ(記事一覧)へ
| 最新号 |

このページのURL
友達にメールで教える
まぐまぐアーカイブ検索

Web Services by Yahoo! JAPAN

アート・文芸ランキングトップ
まぐまぐアーカイブトップ
sお問い合わせ
(C)まぐまぐ