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新田谷修司の「市長通信」


2008.05.23

平成20年5月23日  第324号


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 久々に明るいニュースが入ってきた。義務教育施設の耐震事業に対する国
庫補助が、耐震補強工事の場合、現行1/2から2/3へ、改築工事の場合で
、現行1/3から1/2へと増額される可能性が出てきた。中国の大地震で数
多くの学校が倒壊した現実を見た政府が、日本においても半数近くの校舎の
耐震性が危ぶまれている現状に危機感を抱いたからである。

 当市においては、平成19年度に第三中学校の校舎を建て替え、本年度は
北中小学校の屋内運動場と上之郷小学校の校舎増築工事を予定しているし、
21年度には佐野中学校の屋内運動場と第二小学校の校舎の建て替え、さら
に22年度には第一小学校の建て替えと日根野小学校の校舎増築を予定して
おり、いずれも国庫補助率は、現行1/3、改正後1/2となるものであるが
、本市ではすでに熊取の原子炉の関係で55%となっており、改正後より有
利な補助率が適用されてきている。また、2/3の補助率が適用される耐震
補強工事については、今後、該当事業については、積極的に活用していきた
いと考える。

 一方で、普通に考えると、10億円で校舎を建てた場合5億5千万の補助
金が頂けることとなれば良いのだが、残念ながらそうはいかない仕組みとな
っている。文部科学省における補助基準額は実際の80%程度しか補助基準
としてみなされず、約8億円となり、その55%の補助がなされても4億4
千万円程度の金額となってしまうのである。この点においては、補助基準額
を実費用に見合う額とされるよう要望していかなければならない。

 いずれにしても、最近は市民病院の赤字増や国による連絡橋買上げによる
税収減の危機等、逆風ばかりの中、今回の文部科学省の補助率アップは追い
風になることが予想されるが、ぬか喜びに終わることのないよう、出来るだ
け早く正式決定されることを期待する。

 最後になりましたが、中国大震災の被災者の皆様方に心よりお見舞い申し
上げます。


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