2008.04.30
【主婦の学習塾】いつも心に「危機感」を!
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こんにちは。「主婦の学習塾」塾長の荻原です。
このメールマガジンは、毎日家事や育児などで多忙を極める「主婦
のみなさん」を想定して、発信させていただいています。
目的は、人生を成功に導くための知識や見識その他さまざまなノウ
ハウを提供し、夫や子供ではなく主婦のみなさん自身の人生に劇的な
変化をもたらすことです。
みなさんの夢の実現をお手伝いさせていただければ幸いです。
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■ 本日の学習テーマ いつも心に「危機感」を!
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●まだ私が新入社員の頃、会社の先輩から、
「おまえは危機感がないんだ!」
とひどく叱られたことがあります。
「危機感?」
「ない??」
「どういうこと???」
これが私の正直な感想でした。
●この気持ちをそのまま先輩に聞き返すと、
「だからお前には危機感がないんだよ!」
と、ふたたび先輩は、私に危機感がないことを繰り返したのでした。
●それでもまだ、よく理解できない私の様子を見かねたその先輩は、
「おまえは今、どういう思いで仕事に取り組んでいるんだ?」
「ただ、朝出社して、夕方帰るまでの時間つぶしの日々なのか?」
「おまえは目の前の仕事を黙々とやっているように見えるが、
いったいそこから何を得ようとしているんだ?」
「せっかく人生の大半を費やすことになる仕事なんだ。
だから、仕事を通じて自ら成長しようという心構えがなければ、
仕事ほどつまらないことはないぞ!」
「それからもうひとつ、いまはここがおまえの働ける場所かも
知れないが、それがいつまでも続くと思ったら大間違いだ!」
「おまえの代わりなど、世の中にはたくさんいる。
明日からだっておまえの代わりに、その仕事を任せることが
できる人はたくさんいるんだ。そのことをよく覚えておけ!」
と、速射砲のように、言葉をたたみかけてきました。
●私は当時、強く希望した就職に失敗し、不本意ながら就いた仕事で
あったことも手伝って、腐りきった毎日でした。
そんな中、その先輩は、
・何の目標も持っていなかった私、
・有名大企業に就職した友人を妬んでいた私、
・会社の仕事をなめていた私、
・仕事にはレベルの高い仕事と低い仕事があり、今の自分はレベル
の低い仕事をしていると思っていた私、
・こんな仕事をやっていたのでは、人間成長などするはずがないと
思いこんでいた私、
こうした私をことごとく否定したのです。
●実は、この先輩の言葉が理解できるようになるまで、およそ3年か
かりました。
私が「危機感」という考え方を後輩に教えることができるように
なったとき、私はようやく、いつも自分に「危機感」をもって仕事
に臨むことができるようになりました。
いまでは、仕事だけではなく人生そのものにも危機感をもつこと
ができるようになりました。
もちろん、「ああ、まだまだ危機感が足りないなあ」と思うとき
もあります。
それでも、現在自分のいる場所(ポジション)というのは、この
先もずっと安住できるものではない。常に自己革新、成長し続けな
ければ、明日はどうなるかわからない、という思いだけは、いつも
持ち続けています。
●ところで、危機感という言葉は何となく、悪いイメージばかりの
ように聞こえますが、決して不安や恐怖感をあおるばかりではあり
ません。
危機感は悲壮感とも違います。
いい言葉が見当たらないのですが、ここでは「健全な危機感」
ということにしておきたいと思います。
簡単にいえば、
「このままでいいんだろうか?(いや、このままじゃきっと
まずい)」という思いです。
人生のピンチに出くわした時に危機感を持たない人はまずいない
でしょうから、どちらかというと、平和なとき、何もないとき、心
が落ち着いているときこそ、この「健全な危機感」を持つことが
必要であり、意味のあることだと思います。
●そもそも、主婦が日常生活で危機感という言葉を使うことは、
おそらくほとんどないと思います。
会社でうだつの上がらないご主人に対して、
「だからあなたは危機感がないのよ!」
なんて、毎日ご主人を一喝するような奥さんがいたらとても怖い
ですよね。
あるいは、近所の井戸端会議で、
「最近、○○さんの奥さんって、危機感がないよね〜」
なんていう主婦の会話があったら、ぜひ私も参加してみたいもの
です(笑)。
●しかし、「今の自分には健全な危機感はあるだろうか」と、
たまに自問自答してみることは主婦であっても決しておかしなこと
ではありません。
「いまは幸せに暮らせているけれど、もし明日主人が働けなく
なったらどうしよう?」
「今年は英語が話せるようになろうと年初に誓ったのに、どうして
すぐに挫折してしまったのだろう?」
「ダイエットしないと、間違いなく生活習慣病になると、あれほど
医者から指摘されたのに、どうして私はまだ毎日のように甘い
ものを食べ続けているんだろう?」
ほかにも、いろいろと思い浮かんでくることがあると思います。
●その一方で、あまり危機感を感じない人もいると思います。
もし自問自答の結果、危機感を感じることができないときは、
必ず、
「さらに自分を高めるには、もっと上のステージに行くためには、
どうしたらいいだろう? いったい何をしたらいいだろう?」
「このままでいいはずがない。きっと何かが足りないはずだ!」
「自分に足りないものはいったい何だろう?」
と繰り返してください。
すると、そのときは思いつかなくても、ある日突然、今の自分に欠
けているものが目の前に現れるはずです。
これをうまくやるコツは、危機感を感じないからといって、あまり
卑屈にならないことです。
何も思いつくことがなければ、その日はやめにして、またいつか
そういうマインドになったときに、やってみることで十分です。
だからこそ、「健全な危機感」なのです。
●私は以前から、
「理想の人生とは、緩やかな坂道を上っていくこと」
だと考えています。
急坂も人によっては、一気に駆けあがることができるでしょうが、
やがて息切れしてしまい、いつか坂道から転げ落ちることになります。
また、急坂だと上る(=生きる)のがとてもつらいです。
平坦な道は、前に進んでいるようですが、レベルアップ(=成長)
がありません。
もちろん、下り坂の人生などあってはならないと思っています。
その点、緩やかな坂道であるなら、我慢してゆっくりと上って
いけば、時間はかかるかもしれませんが、きっとレベルアップ
(=成長)を体感できます。
それは、精神的なレベルアップ(=成長)でも経済的なレベル
アップ(=成長)でもかまいません。すべて自由です。
その一方で、進むことをやめてしまうと、いくら緩やかな坂で
あっても、玉が転がるように、後戻りしていきます。
私たちはちょうど、坂道の上で、アクセルを踏みながら少しずつ
前進している自動車のようなものだと思います。
自動車だって、少しでも傾斜があるところでは、アクセルから足
を放したとたんに、後退していきます。
●「健全な危機感」を持つとは、まさに坂道で自動車のアクセルを
踏み続けることだと思います。
現状に安心しきってしまってアクセルから足を放したとたん
(成長への歩みをやめたとき)に、われわれは後退していきます。
一方、アクセルをあまり強く踏みすぎると、自動車と同様に、
制御がきかなくなり、暴走の恐れがあります。それもいけません。
適度にアクセルを踏みながら、人生という坂道をゆっくりと
上っていくのが理想的な人生ではないかと思っています。
それではまた!
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■ 編集後記
タレントの島田紳助さんが石垣島で喫茶店を経営しているのは有名
な話です。
紳助さんは言います。「今ここにたくさんお客さんが来てくれて
いるのは、“島田紳助の喫茶店”という物珍しさがあるからだ。
そんな興味はすぐに薄れる。(中略)収入が安定しているうちに次
の展開を考えなくちゃいけない。」
そして、すでにこのあと石垣島でやるビジネスアイデアをしっかり
とお持ちだそうです。
一方、テレビで有名な某大食い女性タレントが、ある番組で、某
大御所から、「あなたはこの先も大食いだけで(芸能活動を)やって
いくのか?」と自身の危機感について尋ねられたところ、「今はまだ
若いので、たくさん食べられますが、30を過ぎたら、これだけ食べ
られるかどうか、今からとても心配なんです」という趣旨の答えを
していました。
もちろん、某大御所はそれ以上話すのをやめてしまいました。
トップを走り続ける人と、一気にトップに並んだように見えても
ほどなく急坂を滑り落ちていく人の違いは、まさに「ここ」にある
のだと思いました。
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■ 発行人 主婦の学習塾 塾長 荻原 俊彦
ホームページ http://www.ogihara.info
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