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メルマガ版 主婦の学習塾


2008.06.11

【主婦の学習塾】ポジショニングって何ですか?


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 こんにちは。「主婦の学習塾」塾長の荻原です。

 このメールマガジンは、毎日家事や育児などで多忙を極める「主婦
のみなさん」を想定して、発信させていただいています。

 目的は、人生を成功に導くための知識や見識その他さまざまなノウ
ハウを提供し、夫や子供ではなく主婦のみなさん自身の人生に劇的な
変化をもたらすことです。

 みなさんの夢の実現をお手伝いさせていただければ幸いです。

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■ 本日の学習テーマ  ポジショニングって何ですか?

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●今日のテーマは、主婦のみなさんには少し難しいかもしれないです
が、とてもためになる話ですので、頑張ってついてきてください。

 原油価格高騰はガソリンだけでなく、あらゆる生活必需品の値上げ
につながっています。

 特に食品の値上げは家計にも大きな影響を及ぼしています。

 もちろん、物価が安いことにこしたことはないですが、やはりこれ
だけ周囲の環境が変化すると、食品メーカーやスーパーマーケットも
値上げをせざるを得ない状況です。

●「値上げをせざるを得ない状況」と書きましたが、値上げをしない
と、企業の経営そのものが立ち行かなくなることになり、ひいては、
そこで働く人々の生活をも脅かすことになってしまうからです。

 現にこうした物価の値上がりによって経営が圧迫され、大量の社員
を解雇せざるを得ない中小企業も続出しています。

●もちろん企業側も製品やサービスの値上げは、それ以外のさまざま
な経営努力をしてもなお追いつかない場合の、いわば最後の手段です。

 確かに、こんな状況にあっても「安さで勝負!」をうたい文句にし
ている企業はありますが、このような価格競争は、一部の大企業は別
として、中小零細企業であれば、いずれ破たんを来たします。

●このように、企業というのは価格だけでなくサービスや品質など、
さまざまな面で常に競争をしています。

 こうした競争で起き残るために企業というのは日々努力をしている
わけです。

 みなさんのご主人も会社に行けば、いかにしてこの厳しい競争に打
ち勝つかを日々考えているわけです。

●現在のような状況にあって単なる価格競争はお互いの首を絞め合う
だけですが、そこはどの経営者もその道のプロですので、厳しい競争
社会で生き残るための「戦略」というものを必ず持っています。

●これがいわゆる「競争戦略」と呼ばれる考え方で、アメリカのマイ
ケル・ポーターという学者が考えだしたものです。

 もちろん「競争戦略」のすべてをお話しすることができませんが、
きょうはその中でも「ポジショニング」ということにふれておきたい
と思います。

●「ポジショニング」を和訳すると、「位置を決める、立ち位置を決
める」ということですが、経営学的には、

 「自社と他社を差別化するために、自社がターゲットとする市場の
顧客の心の中に独自の位置(ポジション)占めるために、その企業が
自社の商品やサービスのイメージをデザインすること」

をいいます。少し難しいですが、簡単にいえば、

 「他社との違いを出すこと(これを「差別化」といいます)」

です。

●つまり、

 「うちの会社はこのような点で同業のあの会社とは違います(優れ
ています)ので、うちの会社の商品・サービスを選んでください」

ということをどこの会社も一生懸命考えているのです。

●「ポジショニング」のタイプもいろいろあるのですが、たとえば、
ある産業の中で特定の商品やサービスの一部に集中するタイプがあり
ます。

 具体例としては、食品の中でもお酢に特化している「ミツカン」や
お茶漬けで有名な「永谷園」などがそうです。

 両社はそれぞれの分野でトップブランドの位置を占めています。

●また、コーヒーチェーンという同一業種でありながら、ポジショニ
ングが違う例として有名なのが、ドトールコーヒーとスターバックス
です。

 まず、ドトールは早いのが特徴です。ほとんど待たされることがあ
りません。

 顧客の対象をビジネスパーソンとしているため、料金も徹底した
低価格戦略です。

 そのため、店内は慌ただしく、喫煙可、コーヒーカップも陶器なの
で、カチャカチャ音がします。必然的に顧客の回転率も高くなります。

 一方、スターバックスはコーヒーが出てくるまで少し待たされます
し、料金も割高です。

 しかし、顧客は女性や学生なども多く、比較的ゆったりしていて、
オープンテラスを除き、店内は禁煙です。コップも紙製です。

 のんびりとコーヒータイムを楽しむという人に合う店づくりをして
います。

●このようにドトールとスターバックスは明らかにポジショニングが
異なります。

 このタイプのポジショニングは、簡単に言うと、提供する商品やサ
ービスは同一であっても、価格や店づくり、商品構成などによって、
特定の顧客層を絞り込むというやり方です。

 それぞれのポジショニングは徹底しており、ポジショニングに合わ
ない顧客はあえて捨てている、ということができます。

●顧客満足度を高めようとして、喫煙席と禁煙席を分けている喫茶店
をよく見ますが、ポジショニングという面でははっきりしていないた
めに、喫煙・禁煙、どちらの顧客も失うことになってしまいます。

●トップブランドといわれる企業には、このようにポジショニングが
きわめて明確です。

 しかし、ポジショニングは何も大企業の専売特許ではありません。
 中小企業や個人事業のお店であっても、ポジショニングを意識した
経営はとても重要なのです。

●商売をされている主婦の方も多いと思いますが、自分のお店のポジ
ショニングについて一度じっくりと考えてみることをお勧めしたいと
思います。

 また、商売をされていない方でも、日頃よく利用するあそこのお店
のポジショニングはいったい何かを探ることはきっとよい勉強になる
と思います。

 なぜ、あそこのお店が流行っているのか?

 ぜひその理由を探し当ててみてください!

 それではまた!
 
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■ 編集後記
 東京の秋葉原で実に痛ましい事件がありました。事件のあった交差
点は私も以前行ったことがあり、背筋が震えました。

 こういう事件につきものなのが「誰でもよかった」という傍若無人
な言動です。

「世の中が嫌になった」というのはわからないでもないですが、なぜ
何の責任も関係もない人を巻き込んでしまうのか、理解に苦しみます。

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■ 発行人  主婦の学習塾 塾長 荻原 俊彦

    ホームページ   http://www.ogihara.info

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