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2008.06.18

【主婦の学習塾】鶴の恩返し勉強法とは?


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 こんにちは。「主婦の学習塾」塾長の荻原です。

 このメールマガジンは、毎日家事や育児などで多忙を極める「主婦
のみなさん」を想定して、発信させていただいています。

 目的は、人生を成功に導くための知識や見識その他さまざまなノウ
ハウを提供し、夫や子供ではなく主婦のみなさん自身の人生に劇的な
変化をもたらすことです。

 みなさんの夢の実現をお手伝いさせていただければ幸いです。

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■ 本日の学習テーマ  「鶴の恩返し勉強法」とは?

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●脳科学者の茂木健一郎さんという方がいらっしゃいます。
 NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という人気番組の司
会者としても活躍されていますので、ご存知の方も多いと思います。

●さて、この茂木さんという方。自らを「脳科学者」と呼んでいる
ように、脳の研究をライフワークにされています。

 私もこれまで茂木さんの本を何冊か読んだことがあるのですが、
ぜひみなさんにお勧めしたいのが「脳を活かす勉強法」(PHP)とい
う本です。

●少し、本の帯に書かれてあることをご紹介します。

 「あなたの脳は、年齢、環境に関係なく、飛躍的に成長する!」

 『鶴の恩返し勉強法』

 『瞬間集中法』・・・・・・。

 「脳の仕組みを活かした37の勉強を初公開!」

 「『喜びの回路』が回れば、脳はどんどん鍛えられる!」
 
というように、日頃私たちが悩んでいることすべてに答えを出して
くれるようなワクワクするフレーズが並んでいます。

●私もまずこの本を手に取ったとき、あるひとつの課題があり、そ
れを解決したいという思いがありました。

 その課題とは、「集中力をつけたい」ということでした。

 もともと私も勉強好きではあるのですが、勉強するときの集中力
にバラつきがあることが以前から少し気になっていました。

 多くの人がそうだと思いますが、集中しているときは、物事はな
んでもはかどるものですが、そうでないときは、何時間かけても遅
々として進まない、何もアウトプットが出ていない、ということが
あると思います。

 もちろん何事もいつでも100%の集中力で臨むことができれば言
うことはありませんが、そういうわけにもいかないでしょうから、
少しでも集中力のバラつきをなくしたいということを私は目指して
いました。

●そのときに出会った本が、茂木氏のこの本です。
 当然のことながら、私は真っ先に「集中力を養う『鶴の恩返し』
勉強法」の項目から読み始めました。

●「鶴の恩返し」とは、自分を助けてくれた人のために、鶴が全身
全霊をかけて反物を織る話で、キーワードは「決して私を見ないで
下さいね」ということです。

 茂木氏によれば、「鶴の恩返し」勉強法とは、誰にも邪魔される
ことなく、読む、書く、聞く、あらゆる手を尽くして、勉強のみに
集中するということです。
 周囲の雑音は一切聞こえず、目の前のテキスト以外は何もみない
というくらいの環境で勉強をするというものです。

●とにかく人の目を気にせず、なりふりかまわずやるということが
大事なのだそうです。

 混雑した電車の中でひたすら英会話のテキストを見ながら、オー
ディオ教材を聞いている人がいますが、まさにあれが「鶴の恩返し」
勉強法なのでしょう。

●さらに茂木氏は、これには「速さ、分量、没入感」の3つが必要
だと言います。

 つまり、

 「明日の朝までに反物を仕上げないと・・・」というスピード感
や締切りに対する意識、

 「売り物になるように、たくさん織らなければ・・・」という分
量をこなすという気持ち、

 そして「恩返しのため、何としても完成させよう」という無我夢
中の没入感を持つこと、

が大切だということなのです。

●正直なところ、目からウロコというほどではありませんでしたが、
「集中力のバラつきをなくしたい」という私の目的には十分にかな
う答えでした。
 
 もちろん、茂木氏のいう集中力をつける勉強法とはこれだけでは
なく、ほかにもいろいろな方法を提案されています。

 そして、わたしはすぐに茂木氏の提案されている方法を「実践」
してみました。

 その結果、すべてがいいものではなく、中にはこんなのはどう考
えても自分には合わないなというものもありました。

 しかし、それでも、この本のおかげで、いいものとそうでないも
のを見分けることができ、大いに学ぶことができました。

●さて、きょうは「集中力のつく勉強法とはどのようなものか?」
のような話をご紹介しましたが、もうおわかりのように、実は本題
は別のところにあります。

 集中力をつける方法は、それぞれがよいと思う方法でやればいい
ことであって、何も人から押し付けられるものではありません。
 まさに十人十色の世界です。

●大事なことは、

 ・現在自分が抱えている問題や課題を明確に認識していること。

 ・その問題や課題を何とか解決したいといつも強く願っていること

 ・本やインターネットから問題や課題を解決するために有益な情報
 が得られたら、必ずそれを「実践」すること。

 ・「実践」という「ふるい」にかけることによって、自分の血肉と
 すべきものかどうか取捨選択すること。

ということなのです。

●とにかく情報が氾濫している現代社会にあっては、ひとりの人間が
すべての情報を取り込むことは不可能であり、それをしたところで必
ず消化不良になります。

 「実践」したことはすべて成果に直結させたいと思いがちですが、
「実践」することは「ふるいにかける」ことでもあるという思考がで
きるようになると、人生いろんな場面で役に立つのではないかと思い
ます。

 それではまた!
 
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■ 編集後記
 ある本にこんなことが書いてありました。

 「子供の心を育てるうえで、一番大切なものは何か」という問題に
対して、それは、しつけや勉強ではなく、「自己評価(自己肯定感、
自尊感情)といわれるものを、育むこと」であるというのがその著者
の答えでした。

 自己評価とは、「自分は生きている価値がある」「必要な人間だ」
という気持ちのことだという説明があり、自己評価とは子供が成長す
る過程でもっとも大事なことだと書いてありました。

 自己評価という気持ちがしっかりと育まれていないと、「しつけや
ルールがうまく身につかなかったり、勉強に集中できなかったり」す
るそうで、場合によっては将来非行に走るということもあるそうです。

 そして自己評価がうまく育まれるかどうかは、父親の育児行動によ
って差がつくという調査結果が紹介されていました。

 その調査によれば、子供が5,6歳の時点で、父親の育児行動が平均
点以上だった家と、平均点以下の家を比較したとき、子供が10歳にな
ったときに、「自分は生きていても仕方がないと思う」と答えた子供
の割合が、平均点以上の家は6.8%であったのに対して、平均点以下
の家は約3倍の18.5%に達していたそうです。

 ほかの調査項目を見てもやはり、父親の育児行動が不十分な家では
子供の自己評価が下がるという結果になっていたといいます。
 いみじくも先日の秋葉原の事件の容疑者が親への不満を供述してい
たようですが、彼の場合はまさに自己評価の気持ちを持たないままに
大人になったということができるかもしれません。

 さらに、父親の育児行動の有無は、妻から夫への愛情にも強く影響
を及ぼしているそうで、育児をする夫は妻にとって魅力的な男性であ
り、また今なお恋人同士のような気持でいられるという傾向が高いよ
うです。

 いずれにせよ、父親の育児は様々な面で価値があるということが科
学的に証明されているようです。

 こういうことがわかると、また頑張って育児に励もうという気持ち
になってきます。
 きょうからまた頑張って育児に励みたいと思います。

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■ 発行人  主婦の学習塾 塾長 荻原 俊彦

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