2008.07.02
【主婦の学習塾】恋愛契約書って???
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こんにちは。「主婦の学習塾」塾長の荻原です。
このメールマガジンは、毎日家事や育児などで多忙を極める「主婦
のみなさん」を想定して、発信させていただいています。
目的は、人生を成功に導くための知識や見識その他さまざまなノウ
ハウを提供し、夫や子供ではなく主婦のみなさん自身の人生に劇的な
変化をもたらすことです。
みなさんの夢の実現をお手伝いさせていただければ幸いです。
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■ 本日の学習テーマ 恋愛契約書って???
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●セクハラ、ストーカー、痴漢、DV。
多くの女性を狙う、こうした犯罪による被害の大きさが社会問題に
なっています。
いずれも女性の側に「勇気」をもってこれに対応することが求めら
れていますが、その対応をひとつ間違えるとその女性の人生を大きく
狂わせることになってしまいます。
●しかし、こうした犯罪の多くは、その裏返しとして、いわゆる
「冤罪」事件を生むことがあります。
何の罪もない男性が女性を狙う犯罪の「被害者」にされてしまう
のです。
●たとえば、痴漢などはその典型です。満員電車の中で発生した場合
は、女性の側に見誤りがあって、何の罪もない男性に疑いが向けられ
るときがあります。
長年無罪を主張しつづけ、懸命に裁判で闘っている男性の姿がテレ
ビ番組などでよく取り上げられます。
自分の夫や父親がそうした冤罪に問われた場合は、妻や娘にとって
は、狙われているのは女性だけではないという現実に直面します。
●先日実際に大阪であった事件ですが、男女二人組が痴漢事件を演出
し、ひとりの男性を痴漢の犯罪者に仕立て上げたことがありました。
確か、ガラガラの電車の中という状況であったと記憶していますが、
そんな状況で痴漢と叫ばれてしまうことなど、多くの男性は夢にも思
わないはずです。
幸いにもすぐに犯行が発覚し、その男性はまもなく普段どおりの生
活に戻ることができましたが、事件発覚までは、どの男性はもちろん、
奥さんやお子さんは地獄に落とされたような日々であったと思います。
●痴漢だけでなく、セクハラも実は冤罪を生むケースがあります。
セクハラ(セクシャルハラスメント 性的いやがらせ)という言葉
もずいぶんと世の中に浸透してきましたが、まだまだ人によってその
捉え方は大きく異なります。
●現在実際の裁判などでセクハラと認定されているものは、単に女性
の体に触るといったものから、日頃の何気ない発言までもがその対象
とされており、わたしたちの認識よりもずいぶんと広くなっています。
たとえば、職場で、中年の独身女性を「おばさん」と呼ぶことも場
合によってはセクハラと認定されてしまうこともあります。
ひどいケースは、セクシーな服装で出社した若い女性社員に対して
「そんな服装で出社されたら男性社員は気が散って仕事にならない。
上着を着なさい」
と注意したところ、
「気が散るのは課長だけです。今の発言はセクハラです」
と言い返され、セクハラ事件に発展したというものです。
●職場にふさわしくない服装を注意するのは、当たり前のことでこれ
だけではセクハラにはならないのですが、注意の仕方よってはセクハ
ラに転化することもあるようなのです。
この場合は、注意の言葉に性的なニュアンスが含まれていたことが
問題となったそうです。
●このようにセクハラというのは職場の中、あるいは職場の延長で発
生するものであることから、どこの企業も、単に個人間の問題として
放置するわけにはいかなくなってきています。
●法律上、企業は職場でセクハラが発生しないように配慮する義務が
あり、これに違反すると損害賠償を負わされることがあるのです。
専門用語で「使用者責任」というのですが、職場でセクハラが発生
した場合、加害者(多くは男性社員)を雇用していた会社は使用者と
して、被害者(多くは女性社員)に対して、被害者が被った損害を賠
償しなければならないのです。
●職場でのセクハラ事件は事柄の性質上あまり表立ってはいませんが、
実のところ、相当数裁判沙汰になっています。
そもそもセクハラというのは、いろいろなケースがあるのですが、
中には最初は社内恋愛であったものが、別れ話のもつれからいつのま
にかセクハラ事件へと発展してしまうものもあります。
たとえば、もともと恋愛関係にあった職場の男女が破局した末、女
性から別れ話を切り出された男性社員が女性社員にしつこくつきまと
うようなケースです。
このようなときに、つきまとわれた女性社員が男性社員をセクハラ
だと訴えてしまうのです。
そして、これを会社が放置していると、使用者としての企業が一緒
に訴えられるケースもあります。
●その結果、裁判で企業にもセクハラを放置した責任が認められてし
まうと、企業も損害賠償責任を負うことになります。
アメリカなどでは日本円にして何億円という損害賠償が認められる
ケースもあるそうで、社内恋愛があったために、倒産したという笑え
ない話もあるほどです。
●そこで、アメリカでは、社内でのセクハラ事件を防止するため、入
社の際に、「恋愛契約書」なるものにサインをさせる企業がどんどん
増えているというのです。
どのような内容の契約書かといえば、
「もし入社後に社内恋愛をするようなことに至った場合、それはお互
いの自由意志に基づいて恋愛するもので、あとで問題が起きても会社
側にはどんな責任も追及しません」
というものです。
●「恋愛契約書」というと恋愛関係になった男女間の契約のことのよ
うですが、そうではなく、あくまで社員と会社の間の労働契約に付随
する契約なのです。
会社としてはこの契約書を交わしておくと、仮に将来、社内恋愛が
セクハラ事件へ発展しても会社としては一切の責任はないと主張でき
ますので、安心だということなのです。
●「そこまでやるか」という感じで、セクハラへの企業としての取り
組みがまだまだ弱い日本ではおよそ考えにくい話ですが、セクハラと
いうのは決して当事者間の話で済むものではなく、会社の経営をも左
右しかねない時代になってきているということです。
「恋愛契約書」。ぜひご主人にも教えてあげてください!
それではまた!
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■ 編集後記
7月になりました。今年も早いもので後半に突入です。この半年をし
っかりと振り返っておきたいところですが、振り返る間にどんどんま
た月日が過ぎてしまいそうですので、一か八か、一気に突っ走ろうと
思っています。止まっている余裕はありません。ガンガン行きたいと
思います。
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■ 発行人 主婦の学習塾 塾長 荻原 俊彦
ホームページ http://www.ogihara.info
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