2008.03.21
毎日書評【働くねえさん】『広告コピーってこう書くんだ!読本』☆☆☆★★
毎日1冊!なんとしても1冊!
【働くねえさんの毎日ビジネス書評】
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<ご挨拶>
こんにちは、働くねえさん、略してねえさんです。
【働くねえさんの毎日ビジネス書評】は、世の中に溢れるビジネス書
(や、ビジネス書でないもの)を毎日紹介するメルマガです。
目指すは、「読まなくても読んだ気になれる」ブックレビュー!
今日もステキな本と出会えますように。
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<本日の1冊>
■ブックデータ
・書名:『広告コピーってこう書くんだ!読本』
・著者:谷山雅計
・出版社:宣伝会議
・ISBN:978-4-88335-179-4 C2063
・価格:¥1,800
・初版発行日:2007年9月15日
・アマゾン:http://www.amazon.co.jp/dp/4883351793/ref=nosim/?tag=mainichi07-22
■著者紹介
谷山 雅計(たにやま まさかず)
コピーライター、クリエイティブディレクター
1961年大阪府生まれ。東京大学教養学部アメリカ科卒。84年に株式会社博報堂
に入社。その後、97年に有限会社谷山広告を設立。現在まで一貫して広告コピー
を書き続ける。
おもな仕事に、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」、
資生堂/TSUBAKI「日本の女性は、美しい。」、
新潮文庫/「Yonda?」、日本テレビ「日テレ営業中」、
キリンビバレッジ/生茶などがある。
TCC賞、朝日広告賞、毎日広告賞、新聞協会広告賞など受賞多数。
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<ブックレビュー>
新潮文庫のキャンペーン「Yonda?」をつくったのはこのひとだったのですね!
私かなりハマりまして、すごい勢いで新潮文庫を読んだ覚えがあります。
文豪ティーセットがどうしても欲しかったんだけど、
クーポンをかなり貯めたところで急に、本当に急に飽きまして、放置。
でもおかげさまで、古今の名作をたくさん読みました。
クーポンはずっと使えるみたいだし、また貯めようかな。
なんて、そんな印象的なプロモーションの仕掛け人が書いた
広告コピーの書き方、発想法の本です。
著者の語る「広告コピーの書き方」は
本当に基礎中の基礎!といった感じで、
もうすでにいろいろと書いている人には少し物足りないかもしれません。
でも、基礎だけに、何度でもおさらいするべきこと、とも言えます。
とにかく、広告コピーを書く(=何かを人に印象づける)ためにするべきこと
が、この本では丁寧に書かれています。
たとえば、ひとつのコピーを書く対象があったとして、
そのモノとの「関係性」を掘り下げていくことで広げていく発想法。
>>
たとえば、自分の知り合いを100人思い浮かべてみてください。そして、その
100人とコピーを書こうとしている対象との関係をひとつひとつ考えていく。
書くべき対象がビールなら、「おじいちゃんとビール」でも、「父親とビール」
でも、「赤ん坊とビール」でも、「○○先生とビール」でもいい。100人思い浮
かべれば、とりあえずは100種類のコピーが書けるわけです。
それでも足りなければ「宇宙人とビール」でも「織田信長とビール」でもなん
でもかまわないから、とにかく関係性を増やしていく。こうして考えていけば
質のことはともかくとして、コピーはいくらでも書くことができます。(P.31)
<<
これは、新人コピーライターがよく受ける特訓「100本コピー」を命じられた
ときの対処法として紹介されてはいますが、
「関係性」っていいキーワードだなあと思いました。
>>
「100本も書けない」「そんなに思いつかない」と思っている人たちが書いた
コピーをみると、ほとんどが「自分とビール」だけでとどまってしまっていて、
さまざまな関係性に目を向けていません。あるいは必死で書く対象自体を描写
しようとして、ビールならビールで、ビールそのものがまるでこの世界に単独
で存在しているかのようなコピーになっている。
世の中のたくさんの人との関係を書こうとしないから、どうしても広がりに限
界が出てしまうのです。(P.32)
<<
広告表現に限らず、なんでもそうじゃないかしらん。
広告はコミュニケーションを具現化したものだと常々思っているのですが、
それでは広告で大切なことって、すべてのコミュニケーションにも
当てはまるんじゃないかなと。
自分がどう思うか、に頭でっかちにとらわれていては、
人の心に響く広告(あるいは企画書、あるいはプレゼン、あるいは商談)は
できないのでしょう。
こんな一文もありました。
>>
ボディコピーのよしあしは、文章力で決まるものではなく、対象物への思考
の深さで決まる。(P.41)
<<
「自分がよく分かってへんものを人に伝えることなんてでけへんやろ」
「この文章読んだら、書いた人間がよく分かってへんことだけはわかる」
って、私がよく後輩たちの書いたものに対して(エラソーに)指導してた
のですが、正に! そうですよね! といった感じです。
もちろんひとにエラソーに言ったことは全部自分に返ってくるので、
自分が何かモノを書くときは、テキトーなことはできん!と
心のフンドシを締め直してみたり。
言語表現を生業とする中堅以降には「振り返り」用に、
入門者には押さえておくべき基本として
読んでもらいたい一冊です。
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◆そのオビ書かせろ! 〜私なら、オビをこう書きます〜
「こう書くんです。」
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◆こんな人に 〜こんな人に読んでほしい、または読まなくていい。
読んでほしい人:コピーライターを目指す人。
表現(特に言語表現)を磨きたい人。
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◆本日の格付け
☆☆☆★★
目新しいことは書いてなかったけど、
ずっと心に留めておくべき基礎がここにはあります。
※格付け基準※
☆☆☆☆☆:とりあえず今読んでる本は横に置いてでもコレを!
☆☆☆☆★:買って読んで、そして読み返して!
☆☆☆★★:押さえとくが吉。
☆☆★★★:時間があれば。または立ち読みでもいいんじゃ?
☆★★★★:読まずに死んでも悔いはない。
★★★★★:ある意味、こう、逆に、読むべき本なのかもしれない…。
今日の一冊はコチラ
『広告コピーってこう書くんだ!読本』
アマゾン:http://www.amazon.co.jp/dp/4883351793/ref=nosim/?tag=mainichi07-22
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■編集後記
ちょっとバタバタしておりましてサボってました。ごめんなさい。
来週からは気合入れ直しますわ〜!
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■働くねえさんプロフィール
バックナンバーをちびちびと掲載していくブログをつくりました!
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名前:働くねえさん
年齢:33歳・独身
勤務地:大阪
最近のお気に入り:無印良品の羽根布団
ブログ:http://mainichishohyou.seesaa.net/
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