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働くねえさんの毎日ビジネス書評


2008.03.31

毎日書評【働くねえさん】『ドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよ』☆☆☆★★


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毎日1冊!なんとしても1冊!
【働くねえさんの毎日ビジネス書評】
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<ご挨拶>
こんにちは、働くねえさん、略してねえさんです。
【働くねえさんの毎日ビジネス書評】は、世の中に溢れるビジネス書
(や、ビジネス書でないもの)を毎日紹介するメルマガです。
目指すは、「読まなくても読んだ気になれる」ブックレビュー!
今日もステキな本と出会えますように。
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<本日の1冊>
■ブックデータ
・書名:『ドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよ』
・著者:ドアラ
・出版社:PHP研究所
・ISBN:978-4-569-69823-6
・価格:¥1050
・初版発行日:2008年3月7日
・アマゾン:http://www.amazon.co.jp/dp/4569698239/ref=nosim/?tag=mainichi07-22

■著者紹介
ドアラ(どあら)
中日ドラゴンズのマスコットキャラクター。 生年および生誕地は不明。1994年
にナゴヤ球場に出現。現在も愛知県名古屋市に住んでいる。1994年、ナゴヤ球
場に捨てられていたところを拾われてマスコットになったと、本人が語ったこ
ともあるが真相はナゾ。 1997年頃、新キャラクター「シャオロン」の登場によ
りドアラは消滅の危機に瀕するが、ファンからの「かわいそう」の声によりか
ろうじて残留。 2007年、インターネット上の動画投稿サイトにアップされた、
ドアラの動画が人気に。周囲の空気を無視した傍若無人なふるまいや、自由で
不思議なその動きが注目を集め、『日経エンタテインメント』誌「第2回 勝手
にエンタ! 大賞」で「あまりに自由過ぎるで賞」を受賞するなど、一躍大ブ
レイク。ドラゴンズファン、プロ野球ファンだけでなく、野球を知らない"ド
アラマニア"が急増している。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<ブックレビュー>
中日ドラゴンズのマスコットキャラクター「ドアラ」が
このところブレイク中です。
野球ファンのみならず、野球を知らない人までもを惹きつけるその魅力や、
彼の成功の秘密が詰まった、オールカラーの写真集のような一冊です。

中身はドアラのプロフィール帳のようなものです。
オフショット(?)や直筆イラストなどでも楽しませてくれますが、
基本はファンの質問に答えるというQ&A形式です。
ビジネス書ではないですが、プロスポーツの広報活動としての
マスコットキャラ「ドアラ」に興味があったので読んでみました。
写真が多く、正確には見てみましたという感じですが…。

ファンからの「ドアラ、もともと捨てコアラだったってホント?」
という質問の中で、マスコットキャラとして危機感を感じていた時期に
ついてこう答えています。

>>
正直、立場がヤバくなったのは
1997年にドラゴンズの本拠地がナゴヤドームに移転したときですね〜。
シャオロンが誕生して、
ペットマークになって……。
その頃「ドアラはどうなるの?」なんて、
球団事務所に問い合わせが来たりしたらしいです。
実際に、不安だった時期はありましたよ。(P.12)
<<

(シャオロンとは、現在ドアラ、パオロンと共に三枚看板で頑張っている
中日ドラゴンズのもう1人のマスコットキャラクターです。)
 
人気獲得のための戦略を球団が打ち出したというよりも、
本拠地移転にともない、マスコットが増えてしまったことによる危機感が、
ドアラに新しい道を開かせ、結果今の人気につながっているようです。
(という設定のようです)

ドアラを一番近くで見てきた、中日ドラゴンズ広報担当の石黒氏は、

>>
例えば、グリーティング(試合前に球場外などで、直接お客さんへあいさつに
出ること)の時には、シャオロンには子どもたちが自然と寄ってくるのに、ド
アラのところにはお客さんがあまり近寄ってきませんでした。それどころか子
どもたちは怖がってさえいるようでした。
ドアラにとっては辛い日々だったと思います。ただ、彼はそこからがんばりま
した。ドアラ自身の居場所を作るために、とにかく自分でなんとかしようと。
(略)
また、シャオロンやパオロンにはできないこと、つまり、動けるマスコットと
しての役割をつくるためにバク転の回数を増やすことに毎回挑戦していました。
(P.93)
<<

とドアラの努力を語っています。

逆境をバネにし、あきらめないで頑張る、というストーリーを
野球のマスコットキャラに与える。
この戦略が広報的に正しいのかどうかわかりませんが、
そういった斬新なストーリーが功を奏し、
本を出版するまでになったと言えます。
 
ドアラはその不思議な魅力から、2007年『日経エンタテインメント!』の
「第2回 勝手にエンタ!大賞」で
「あまりに自由すぎるで賞」を受賞しています。
『日経エンタテインメント!』編集部が、選考理由をこう明かしています。

>>
マスコットとは、よいこのお手本になるような行動をするものだとばかり思っ
ていたのですが、ファンのあおりに決して流されない芯の強さ、漂うけだるさ、
そのくせ選手を上回るほどの人気など、どれも意表をつくことばかり。(P.24)
<<

ドアラは、マスコットキャラクターの固定観念を打ち崩したことで
大成功を収めた例といえるのかもしれません。
チアリーダーが踊っているのに直立していたり、
子どもと遊んだり、バク転を失敗したり…、
Youtubeに落ちている膨大な量の彼の映像が
それを物語っています。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◆そのオビ書かせろ! 〜私なら、オビをこう書きます〜

「ドアラは休みたい」

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◆こんな人に 〜こんな人に読んでほしい、または読まなくていい。
読んでほしい人:日常に疲れている人

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◆本日の格付け
☆☆☆★★
斬新なキャラクター戦略に興味のある方はぜひ

※格付け基準※
☆☆☆☆☆:とりあえず今読んでる本は横に置いてでもコレを!
☆☆☆☆★:買って読んで、そして読み返して!
☆☆☆★★:押さえとくが吉。
☆☆★★★:時間があれば。または立ち読みでもいいんじゃ?
☆★★★★:読まずに死んでも悔いはない。
★★★★★:ある意味、こう、逆に、読むべき本なのかもしれない …。

本日の一冊
『ドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよ』
アマゾン:http://www.amazon.co.jp/dp/4569698239/ref=nosim/?tag=mainichi07-22
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■編集後記
雨がふったり晴れたり、三寒四温の毎日ですが、
桜も結構咲いてきて、そろそろお花見に行きたいところ。
ビールとつまみだけ持って、昼間のお花見がいいなあ。
(夜桜は寒いし…)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■働くねえさんプロフィール

バックナンバーをちびちびと掲載していくブログをつくりました!
昔のやつが読みたい方は、どうぞ!⇒ http://mainichishohyou.seesaa.net/

名前:働くねえさん
年齢:33歳・独身
勤務地:大阪
最近のお気に入り:無印良品の羽根布団
ブログ:http://mainichishohyou.seesaa.net/

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