Skipper Johnの中国ビジネス・チャンス! |
2008.10.09
【中国ビジチャン/ No. 327】 中国、0.27%の利下げ
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■テーマ: 【中国、0.27%の利下げ】
■今日のニュース:↓↓中国、0.27%の利下げ
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081008AT3L0807K08102008.html
・人民銀行(中国の中央銀行)は、9日から一年物の預金基準金利および貸出基準金利
をそれぞれ0.27%引き下げ、15日から金融機関の預金準備率を0.5%引き下げると発
表した。
・中国の利下げは前回9月15日発表(同16日実施)以来で、今年2回目。1年物貸出
基準金利の引き下げ幅は、前回(0.27%)と同じ。
・前回の利下げ時には預金基準金利を引き下げておらず、預金基準金利の引き下げは
今年初めて。
・また預金準備率の引き下げは、前回9月15日発表(同25日実施)以来で、今年2回
目。引き下げ幅は前回の1.0%を下回った。
・ただ、前回は中国工商銀行など国有商業銀行5行と中国郵政貯蓄銀行の合計6行は、
引き下げの対象から外していた。これに対し、今回は大手6行も引き下げの対象に
含まれているもようだ。
■戦略ポイント: 世界の金融危機に合わせて中国でも2ケ月連続利下げ
■Skipper Johnのコメント
同日の別のニュースでは米欧6中央銀行は政策金利をそれぞれ0.5%引き下げることを
発表しました。各国の政策金利はそれぞれ米国が1.5%に、欧州中央銀行は3.75%に、
英中銀は4.5%に、カナダが2.5%に、スウェーデンが4.25%、スイスは2.5%になりま
す。
香港も歩調をあわせ、香港金融管理局(HKMA)は公定歩合に当たる基本金利を1%
引き下げ、2.5%にすると発表しました。
中国も世界の中央銀行と協調して金利を0.27%下げました。これで貸出し基準金利は
6.93%となります。世界中の中央銀行が利下げに走っています。
利下げの主な目的は、自国の金融機関が決済用の短期資金を調達しやすくし、金融機
関の破綻を防ぐことです。利幅を大きく下げている国や地域ほど金融機関の危機度合
いが高いと言えるかもしれません。
日本は金利が元々低いことと、日本の金融機関はあまりサブプライムの影響がなさそ
うなことから、今回の利下げは行いませんでした。
中国は9月に引き続き貸出基準金利と預金準備率のダブル利下げに加え、預金基準金利
のトリプル利下げとなりました。金利が下がると貸出しが増え、不動産や株、商品な
どの投機に流れる可能性があり、物価上昇の原因となります。
世界の商品相場はこの夏から下がっているもののまだ高水準にあり、物価上昇は中国
の経済成長のボトルネックとなっています。各国中央銀行の利下げ強調で中国も利下
げしましたが、インフレが加速する懸念があります。
本日の中国ビジネス・チャンス!は以上です。
最後までお読みくださってありがとうございます!
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