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境界例の世界


2007.12.20

まだ見ぬ精神科医へ


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まだ見ぬ精神科医先生へ 


私は境界性人格障害、うつ病、てんかんと診断されています。
精神障害者手帳の3級の保持者でもあります。
その他、たまにパニック発作を起こすことがあります。

先生は天童荒太著の「永遠の仔」をお読みになったことがありますか。

私は、まさにその中の登場人物のようです。
一瞬一瞬息をё吸って吐くのが苦しいのです。
いろんな耐え難い過去の記憶がその下にはあります。

学生時代は、あと一秒、あと一秒、
「死ぬのはいつでもできるから」
と思って、生きながらえてきました。
これから先もずーっとこのままなんでしょうか?

以前の会社では、絶えず、自分が責められていると感じました。
これを「認知のゆがみ」と言うのだと習いました。
責められていると思うと、反動形成で、
相手に攻撃的な態度をとってしまいます。
「コミュニケーションスキル」によって自分を守り、
他の人をたてる技術など私にあるはずもありません。
他人を責めることが唯一の、そして最大の自己防衛でした。

でも、それは周囲には「うじゃうじゃ言うやつ」と見られました。
攻撃的な態度をとったり、
たえず自己防衛することを考えている私の仕事は、
うまくいくはずがなく、同僚には仲間はずれにされ、
上司にも「・・さんはちょっと」ということになって、
だんだん会社に私の居場所がなくなっていきました。

でも最大の問題はたぶん、
自分の心の中に自分の居場所がないことでした。
同時に、過去の自分にさいなまれ、
現在の自分にもさいなまれ、
過去の思考侵入がしょっちゅうおこりました。

次第に、私の中には見捨てられ感がつのりました。
上司に見放され、人事にも見放され、
解雇されるのではないか、と心配するあまり、
私の中で悪い思考循環ができあがり、
物事を悪い方向へと考えると、止まらなくなり、
実際に物事も悪い方向へ進んでしまいました。

「どこに自分が注意を向けるか」
が重要だと知ったのは最近のことです。
自分が注意を向けた方向に物事は進んでいきます。
絶えず「大丈夫だ」と自分に言い聞かせながら
仕事をしています。


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