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eflatのチェロ講座(ぴあ音楽教室)


2008.03.05

eflatのチェロ講座【第4号[2008/03/05]】


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   eflatのチェロ講座      第4号[2008/03/05]

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あっという間に3月です。
「冬物、クリーニングに出そうかな?」「いやいや、もう少し我慢したほ
うが良いんじゃない」という季節柄の会話が昨日行われました…

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□  ブログ記事より http://eflat.cocolog-nifty.com    ■
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《白鳥への道、いずこ…》
かよわい小指の一人旅

《すたすたスタッカート》
《ボウイングのヒミツ…その4》
《重いものは動かしずらい。》
《ボウイングのヒミツ…その3》
《ボウイングのヒミツ…その2》

ときおり気まぐれなエピソードを交えてボウイングのヒミツを解き明かす
???

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□    メルマガ先行連載【超入門・チェロ講座】      ■
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【第4回】 続・あなただけに教まえす、音感を身につける秘儀(続・ア
ヤシイ)

 ブログでにバックナンバーとして掲載した第3回のコメントに、SIN
さんとのやりとりがありますが、今回は純正(律)の話…に突入できるん
だろうか。
 
 さて、半ば本気で「世界の名A(めい・あー)」を提案したその背後に
あるのは、基準音をチューナーの電子音に合わせる癪さ、ですかね(いえ、
チューナーはすばらしい機器ですよ、これから使いやすいチューナーを開
発してくださいね、メーカーさん)。
 
 「耳であわせる」と考えたとき、それは、目印としてわかりやすい事が
必要です。たとえば、まったくランダムなピッチで2つの音を同時に鳴ら
したとして、おそらく大部分「ヘン」に聞こえるでしょう?たまたまそれ
が、和音であったり、同じ高さの音である、という確率は低いですよね。
逆に言うと、和音(以下同じ高さの音も含めて和音といいます)は珍しい、
そしてそれがために、わかりやすいはずの音程、なのです。
 
 ということで「同じ高さの音である」という感覚は、おそらくわかりや
すい感覚(音感)であろう、とは思うんですが、本当に「まったく同じ音
」である状態と、わずかにそうでない場合に、どんな感覚の違いを得るん
でしょうか。
 
 物理的には「うなり」が生ずる、としています。つまり、近い周波数で
2つの音で鳴らすと、低い周期で「わんわん」うなるので、それを聞け、
うなりは耳障りだろう???
 
 
 そういわれたところで、わずかに周波数のずれた2つの弦の音を聞いた
ことがありますか?

 ん?結構美しくないですか?
 
 そう、美しくと言っていいのか、効果的といっていいのか、とにかく、
何らか心地よく聴こえる場合も珍しくないのです。
 
 実は2つの音の周波数がピタっと合っていると、ほぼひとつの音に聴こ
えてしまって、非常に単純な響きになります。ところが、ほんの少しずれ
ていると「コーラス効果」といい、広い拡がりの、いかにも「アンサンブ
ル〜」という響きになることが知られています。
 
 電子楽器では、こうした響きをわざわざ作るための「コーラス」と言わ
れるエフェクターがあります。わざわざひとつの音を2つに分離して、周
波数をわずかに変えて出力し、いかにも「複数で弾いてますよ」って音の
する効果を出すものですね。
 
 (少し専門的になります。周波数をわずかに変えるのは本来「ピッチシ
フター」で、「コーラス」は、実際には位相をわずかに変えているだけで
すが、聴覚上はほぼ同じ効果を得られることがわかっています。実はこの
辺がこの話題のカラクリでもあります。物理好きの方はどうぞご検証くだ
さい。)
 
 このとき2つの音にはもちろん「うなり」が生じていますが、必ずしも
不快ではありません。まして、弦楽器のように複雑な響きを持っていると
なおのことなのです。特に「名A」で合わせたらどうでしょう、より美し
いかもしれません(これは想像ですよ)。
 
 で、あまりチューニングに慣れていない方は、ぴったり合ってる状態は
単純すぎてつまらず、「コーラス」状態でも「ずれている」とはあまり思
わないのではないでしょうか。なぜなら、もし音程に対してなんの知識も
なければ、『心地よい響きがするということが「音が合ってる」というこ
とだ』と解釈しても不思議ではない、と思うからです。
 
 だから、ここちよい「コーラス」は、合っているんじゃないかと解釈す
る。これは音感そのもの問題ではなく、その表現、理解の問題ですよね。
 
 そうなんです。同じピッチにあわせるということは、「コーラス」で「
アンサンブル」してるような心地よい響きにあわせるのではなく、「一番
単純な響きになる状態にする」ということ。これが理解できれば、合わせ
ることができるようになるのでは?
 
 チェロのある程度弾ける方は試してみてください。もちろん、自分の最
高のボウイングでね。まずAの開放を弾き、D線で同じAを重ねて弾いて
ください。合っている状態と思われる音の上下に、ほんのわずかにずらし
てみてください。さすがに4分の1音近く離れてくると気持ち悪い響きに
なってきますが、ある程度の範囲以内だと、アンサンブルみたいに聴こえ
ませんか?ある意味、同音奏法のときは、このくらいはずれていたほうが、
よく響く、みたいな感じしませんか?
 
 おお、今日は少しまじめに書きました。いえ、これからもずっとまじめ
ですとも。
 
 では、次回以降はこのことをヒントに、完全5度の調弦に進んでみまし
ょう。

 筆者注:超入門はのろまなかたつむりです。イライラしたらごめんなさ
い。「たゆみなきあゆみおそろしかたつむり」

【ちょっと宣伝】「ぴあ音楽教室」では、チェロ、以外にも、声楽、
ピアノ、ヴァイオリンなどの講座もあります。
 
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┃ タイトル:eflatのチェロ講座(ぴあ音楽教室)         ┃
┃ 発行所:オフィスサイトウ http://saitou.net         ┃
┃ 発行責任者:斉藤栄一(eflat) info_eflat_1228@saitou.net   ┃
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┃ ぴあ音楽教室 http://saitou.net/pia/            ┃
┃ ブログ http://eflat.cocolog-nifty.com/           ┃
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