ビジネススクールが贈る経営情報誌 「GLOBIS.JP」 |
2008.03.07
着眼大局、着手小局−梅沢由香里氏インタビュー
ビジネスパーソンに贈るオンライン経営情報誌━━━━━━━━━━━━
GLOBIS.JP ( http://globis.jp/ )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第3号(2008.03.07)◆◆
今回は、人にフォーカスした記事の2本立てです。プロ囲碁棋士・梅沢由香里氏
とチェリスト・溝口肇氏が、「勝負」や「プロ」の心構えについて語ります。
どちらも日々のビジネスシーンに役立つ言葉がたくさんつまっています。
そのほか、ビジネスの現場で使える仮説の作り方を分かりやすく解説した
「仮説の力」などもお楽しみ下さい。
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◆◇◆目次◆◇◆
【1】<インタビュー>――着眼大局、着手小局−梅沢由香里氏
【2】<インタビュー>――芸術とサービスの境を超える−溝口肇氏
【3】<論理思考・問題解決>――仮説の力 知識の幅を広げ、深く耕しておく
【4】<お薦めの1冊>――『福原義春の講演―変化の時代と人間の力―』
【5】編集後記――“他人事”に惑う、環境問題
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【1】<インタビュー>――着眼大局、着手小局―梅沢由香里氏
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調子のよくないときは、とりあえず欲に走らず、目の前のことにベストを
尽くすことですね。よくないときほど早く勝ちたいと思うものです。そこを、
早く結果を出そうとするのではなく、その局面で一番いい手を打とうと心が
けるようにしています。勝ちはいずれ来るかもしれないから、目の前の一手
に最善を尽くすということですね。(中略)経営のことは分からないのです
が、経営者の方が好んで使われる言葉で、「着眼大局、着手小局」というも
のがあります。大局を見ながら目の前の手を打つという意味です。何かつな
がることがあるのかもしれないですね。
→記事の続きは、こちらから:
http://contact.globis.co.jp/mail/u/l?p=FabRUW02grwZ
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【2】<インタビュー>――芸術とサービスの境を超える−溝口肇氏
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コンサートのときに思うのは、「いかに人の心を動かすか」ということです。
コンサート会場のドアを閉じた瞬間に、世の中とはまた違う時間軸で演奏会が
動きはじめます。自分が演奏している音楽と聴衆がいて、その雰囲気の中では、
ドアを隔てた外界と時間や世界観が少しずれる。そのずれた空間の中で、人の
心を動かしたい。聴いてくださった人の心をうれしいとか幸せだとかいう気持
ちで満たしたい。(中略)これはサービス業全般に通じることではないで
しょうか。
→記事の続きは、こちらから:
http://contact.globis.co.jp/mail/u/l?p=oBH4UnLTcbEZ
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【3】<論理思考・問題解決>――仮説の力 知識の幅を広げ、深く耕しておく
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よく、天才の自伝などを読んでいると、まったく新しいアイデアが忽然と天か
ら降ってきた、などというシーンが紹介されていることがあります。
天才の例をひかずとも、我々自身、何かの拍子にパッと面白いアイデアや
仮説がひらめくことは多いものです。しかし、こうした新しいアイデアは、何もない
「無」からいきなり生じるものではありません。
→記事の続きは、こちらから:
http://contact.globis.co.jp/mail/u/l?p=F_X9EzFkELYZ
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【4】お薦めの1冊――『福原義春の講演―変化の時代と人間の力―』
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伝統は革新の積み重ねがあって初めて生まれる――。資生堂名誉会長、
福原義春氏のメッセージを味わう講演録集のほか、システム思考の
要諦を分かりやすく解説した一冊などを紹介する。
→記事の続きは、こちらから:
http://contact.globis.co.jp/mail/u/l?p=I73-skD_NToZ
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【5】編集後記 “他人事”に惑う、環境問題――--------------★★★
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先日、日本テレビ「NEWS ZERO」で興味深い報道を見ました。ゴミの廃棄先に窮
するようになった自治体が、余剰スペースを作るため、かつて埋め立てた場所を
掘り起こし、10年も20年も前に捨てられたゴミの再分別を進めているというので
す。
技術進化によって、かつては「燃えないゴミ」だった素材の焼却が可能になった
り、より積極的な資源のリサイクルが行われたりと、再分別には前向きの理由も
幾ばくかはあるのでしょう。けれど、大量消費・大量廃棄の負債を、催促に応じ
て慌てて支払うかのようにして巨額の公的資金を投じるさまは、自らの欲望のた
めに問題解決を先送りにし、結果として自らの首を、より強く絞めてきた人間の
愚かさの象徴にしか見えませんでした。もちろん、自戒を充分に込めて。
2007年、環境破壊の深刻さを訴える「不都合な真実」が世界的な注目を集め、こ
のプロジェクトを牽引したアル・ゴア氏らにノーベル平和賞が授与されました。
地球という惑星の美しさを描き、自然環境保全への意識を喚起した「アース」の
公開も記憶に新しいところです。
3月4日に掲載した「Global Perspectives Vol.6 Rising Oil Prices−Can Japan
Survive?」で著者は、この12年間、日本の石油消費量が減少し続けていることに
触れました。その背景理由についての考察は本文に譲りますが、読みながら私が
思いを至らせたのは、よく言われるところの、日本の環境技術の高さです。エネ
ルギー効率の向上やリサイクル、クリーンエネルギーの開発など、世界に誇るべ
き取り組みが、化石燃料の消費量を減らす一因(もちろん、全てではなく)とな
ってきたことは想像に難くありません。
私たちは既に崖っぷちに立たされており、心ある人たちの訴えにより、その認識
もある程度は浸透した。対策の一助となる技術も日進月歩の勢いで構築されてい
ます。次に来るべきが、永続的な、そして特定個人に拠らない具体的なアクショ
ンであることに恐らく異論はないでしょう。
けれど、それを自分の問題として捉えなおそうとするとき、私は、全てをどこか
他人事に見ている自身に気づき、いつも愕然とするのです。ゴミ処理に窮するの
も他人、その問題を解決するのも他人、温暖化によって苦しむのも他人、環境技
術の開発に人生を投じるのも他人。
小さなアクションはしているのです。ゴミの分別、裏紙の利用、こまめな電気の
オンオフ、フードマイレージの少ない商品の購入など。でも、そのどれもが、
他人事に見えざるを得ないあまりに大き過ぎる課題と、リアリティのある接点を
持って結びついてくれない。自分のしていることは正しいのか、
少しは貢献できているのか、それとも、まだまだ不十分なのか。
とても恥ずかしいことと思います。と同時に、大きな課題と、小さな個人レベル
の日常生活とを結ぶ架け橋となる「情報」が、もっともっと必要なのではないか
と考えました。
何か自分の仕事の範疇でできることはないか。そう考えて先日、環境問題の専門
家に連載コラム執筆のお願いに上がりました。ご快諾いただき、4月を目指して
準備を進めています。(加藤)
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