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アマチュア審判、ハッスル奮闘記


2008.04.15

第21号 ストライクゾーン


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みなさん、こんにちは。

「アマチュア審判、ハッスル奮闘記」の発行人、レイトンハウスです。

ご購読をお申し込みになられた方には深く感謝申し上げます。

このメールマガジンは私自身が毎週の審判活動の中で実際に経験したことをもとにまとめます。

審判マニュアルや従来の常識にとらわれないで書いていこうとおもいますので、よろしくお願いします。





「ストライクゾーン」




ストライクゾーン、野球規則に明記もされてます。

2.73 STRIKE ZONE「ストライクゾーン」

−打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、

ひざ頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間をいう。

このストライクゾーンは打者が投球を打つための姿勢で決定されるべきである。

【注】 投球を待つ打者が、いつもと異なった打撃姿勢をとってストライクゾーンを小さく見せるためにかがんだりしても、

球審は、これを無視してその打者が投球を打つための姿勢に従って、

ストライクゾーンを決定する。





2.72(b)

打者が打たなかった投球のうち、ボールの一部がストライクゾーンのどの部分でもインフライトの状態で通過したもの。

(アマチュア内規ではひざ頭の下限に、ボール全体が入っていないとストライクになりません。)


きちんと明記されています。でも、審判による個人差はどうしてもあるようですね。



著名な元プロ野球審判で野球規則作成にも関わっている方もおっしゃっています。

「100名の審判がいたら100通りのストライクゾーンがあるものです。」

なるほどと思いますね。

でも、この話には続きがあって

「でも101通りのストライクゾーンは許されません。」

これも、その通りですね。

1人の審判で2通りのストライクゾーンがあっては困りますね。

自分の場合、一試合を通してストライクゾーンを一定に保つことができているかどうか、

まだまだ、あやしいですが・・・。



一昨日はベテランの先輩の試合をしっかりと見学させてもらいましたが、

先輩の感覚と自分の感覚では、多少のずれがあります。

(もちろん、同じ場所に立ってるわけではないので、ずれがあるのは当然といえば当然ですが・・・。)


自分のゾーンは先輩よりもほんの少しだけ内角に辛く、外角に甘いように感じました。


100名の審判がいれば100通りのゾーンがあるとはいうものの、組織内でかけ離れたゾーンであれば、

独りよがりにならないで、組織の考えに即したゾーンにアジャストしなければなりません。


「これが自分のゾーンだ!」と頑固に固めるのではなく、謙虚に微調整したいと感じています。




「お便り」のコーナー



エイリアンさんから久々のお便りをいただきました。ご紹介します。


(ここから)


「試合中にグっときた経験はありますか?」
 
これには多くの方が肯定的な回答をすると思います。
 
なぜか?
 
私見ですが、アマチュア審判というものは多くの皆さんが少なからずそういうことに近い経験をし、

それが病み付きになり続けていらっしゃるからではないでしょうか?
 
人が真剣に行うプレイを真剣に判定することにその人が反応するのですよね。
 
大きな大会の大きな試合の緊張感は、その試合に掛ける選手の気持ちがヒシヒシと感じられ、

顔の皮膚までがビリビリと震えるようです。
 
そこには大人も子供もないと思います。
 
 
しかし、特に子供の純粋さや必死さ、大差になっても一生懸命にプレイする気持ちに

私たち大人は文句なしに心打たれるのだと思います。
 
きっと私たちが失なってしまった「何か」を目前で見させてくれるからです。
 
その気持ちに私の心の残り火が反応するんでしょうね。
 
だからと言って判定は別物であることに変わりはありませんが、

それに反応しなくなったら私は審判を辞めようと思っています。
 
審判員は正しく厳格な判定をすることを通して選手を指導し、

正しい野球をさせるという第一義は揺るぎもありませんが、

小中学生たちの審判にはそれだけでないものも必要だと思います。
 
彼らは精神的、肉体的に未熟であると同時に、

輝かしい未来があるし大きな可能性もあります。
 
我われはそのことを常に意識して接していかねばならないと思います。
 
 
以上が私の所感です。


(ここまで)


なぜ自分が審判をしているのか、上手く説明できませんでしたが、

エイリアンさんが私の気持ちを代弁してくれたかのような文章です。

「判定する」のが審判ですが、少年野球など年齢の低い野球では「心を打たれる」場面が多々あります。

判定は判定です。それはそれとして・・・、


私はこれからも「心が打たれる場面」に遭遇するのだと思います。
 


今日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。




投稿は大歓迎です。審判員の方の体験談や審判に関するエッセーなどがございましたら、

そのまま返信してくださいませ。私に届きます。

では、次号でお会いしましょう。さようなら。
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