まぐまぐメルマガアーカイブ

アマチュア審判、ハッスル奮闘記


2008.05.21

第33号 外傷対策


メルマガトップ(記事一覧)へ
| 最新号 |

みなさん、こんにちは。

「アマチュア審判、ハッスル奮闘記」の発行人、レイトンハウスです。

ご購読をお申し込みになられた方には深く感謝申し上げます。

このメールマガジンは私自身が毎週の審判活動の中で実際に経験したことをもとにまとめます。

審判マニュアルや従来の常識にとらわれないで書いていこうとおもいますので、よろしくお願いします。




「外傷対策」




31号で熱中症対策をお届けしましたが、今回は外傷対策です。

あってはならないことですが、いざという時にオロオロしなくて済むようにしておきたいものです。

コミュニティーにご参加の現役救急救命士の方が細かくまとめてくれました。



(ここから)

今回は、外傷編をお届け致します。 

1,骨折に対する応急処置 
 (1)部位の確認 
  痛がっている所を聴きます。 
  可能であれば痛がっているところに変形や出血がないかを確認する。 
 ポイント 
  確認する場合は、痛がっているところを動かしてはいけません。 
  骨折の症状(激しい痛みや腫れがあり、動かすことが出来ない。変形が認められる。骨が飛び出している。) 
 (2)固定処置 
  変形している場合は、無理に元の形に戻してはいけません。 
  協力者がいれば、骨折しているところを支えてもらいます。 
  傷病者が支えることが出来れば、自ら支えてもらいます。 
  副え木を当てます。 
  三角巾など(ハンカチやタオル)で副え木を固定します。 
 ポイント 
  副え木は骨折部の上下の関節が固定できる長さのものを使用します。 
  固定する時は、傷病者に知らせてから実施し、痛みなどを確認しながら固定します。 
  副え木には、骨折の部位により、段ボールや割り箸なども有効に活用できます。 

2,脱臼の応急処置 
 (1)脱臼の種類 
  完全脱臼・・・関節面が互いに全く相接していないもの 
  亜脱臼(不全脱臼)・・・関節面の一部が接触しているもの 
 (2)脱臼の症状 
  痛み・・・関節に限局した強い痛みがある。 
  変形・・・関節の異常部位に骨の突出や皮膚の陥凹等の変化が見られる。 
  運動障害・・全く動かすことが出来ない。 
  脚長の変化・・脚長差が見られる。しばしば脱臼骨折の形を取ることがある。 
 (3)応急処置 
  患肢の動揺性を防いで速やかに医療機関へ搬送する。 
  整復が遅れると機能障害を残すこともあります。 

3,捻挫の応急処置 
 (1)捻挫の症状 
  関節の腫脹・・・靱帯断裂を伴うものでは腫脹が著しく、皮下出血が見られる。 
  関節部の痛み・・運動により痛みが強くなる。 
  関節運動障害・・運動障害は一般に軽いが、酷い場合は異常動揺性が現れる。 
 (2)応急処置 
  RICEの法則 
  R・・・安静(rest) 患部を動かさずに安静にします。 
  I・・・冷却(Icing) 冷やすことで、患部の毛細血管を収縮させ、ここからの出血を抑えて、腫脹を防止します。 
  C・・・圧迫(compression) 患部を包帯などで圧迫し、内出血を抑えます。 
  E・・・挙上(elevation) 患部を心臓よりも高く挙げて、血液の心臓への戻りを良くして、患部の腫脹を防ぎます。 
 ポイント 
  打撲や捻挫の初期には、「温める事は禁物」なので、受傷後の入浴は、シャワーなどに留める方がよいと思われます。 
  冷却の時間は72時間以上続けるのがベストで治りが非常に早まる。湿布より冷却をしたほうがだんぜん治りが良い。 
  アイシング中に長時間寝てしまうと凍傷する危険があるからアイシング中は絶対寝ないようにして下さい。睡眠中は凍傷を 
  避けるために湿布などに替えてください。  

あってはなりませんが、もし、グランドで遭遇した時は、今回の応急処置をご参考にして頂けたら、幸いです。 


(ここまで)


3年ほど前のことですが、まだチーム付審判でコーチ兼任だったころのことです。

あるコーチの方が練習中にスライディングに失敗して、足が真逆の方向に向けて折れてしまったことがあります。

救急車で病院に搬送しましたが、その時に今回の知識があったら、もっと的確に対処できたのにと思います。

ご購読の皆様に参考にしていただければ幸いです。



「お便り」のコーナー



かねちゃんさんから前号の反省会の内容について早速お便りをいただきました。


(ここから)

レイトンハウスさん

今回は反省会ですか・・・。

いつも、「意識」されている姿が感じられます。


さて、個人的な意見として・・・。

私は「反省会」のことばが実はきらいです。

なぜか「負のイメージ」が強いからです。

できれば「意見交換」とか「良かったことの確認」だとかそんな「正のイメージ」を
意識したいですね。

このどちらもが揃った反省会であれば良いのですが、なぜか悪い点ばかりを強調した
反省会が多いと私は感じます。

さて、野球を見ていてチェックするポイントは

審判をされている方々の動きや位置取り、タイミングなどは必ず自分と比較されてい
ますよね。

そのときに感じるのは自分の判断基準で

・良い点

・悪い点

ですからひょっとして自分では悪い点と感じたことが本人は意識した別の目的がある
かも知れません。


今回のお話で自分で気づいた点をお聞きする・・・これは非常に良いです。

なぜなら自分で気づいている悪い点は人から指摘されると嫌ですよね。

だから「悪い点」は自分から言うこと。

そして、外から見ていた方は「良い点」をできるだけ多く指摘すること。

私はいつも、そうして「反省会」を行っています。

それで、少し各自の気持ちがよくなった時点でみなさんに「他に気づいた点も良いで
すか?」と切り出します。

ほとんどの方は「はい、お願いします」と言われますね。

そこで、自分の考えが間違っているかも知れないので確認させてもらうことを告げて
「悪い点と感じたこと」をなぜかと問合せてみます。

おそらく、みなさんで議論になっていろんな意見がでると思いますよ。

本当に意識して行動された結果として悪かったと見えたのかも知れません。

自分の考えが正しいと決め付けていないので、本当に自分の考えが間違ったときには
すごく勉強になったと感じます。


要領としては「相手を認めること」この気持ちで接すると意見の盛り上がりがありま
す。

一度、お試しください。

かねちゃん


(ここまで)


ありがとうございます。

メルマガ本文中には記載しませんでしたが、「反省会」では良かった点を必ず1点あげています。

しかしながら、よくなかった点に重点が置かれてましたね。時間の大部分がよくなかった点に費やされてますね・・・。

まさしく「反省」会ですね。

次回以降は「良かった点」をもっと意識して取り上げたいと思います。

今後ともご意見を賜りたいと思います。よろしくお願いします。



今日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。



投稿は大歓迎です。審判員の方の体験談や審判に関するエッセーなどがございましたら、

そのまま返信してくださいませ。私に届きます。

では、次号でお会いしましょう。さようなら。
----------------------------------------------------------------------
  アマチュア審判、ハッスル奮闘記
    発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 
    配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000258004.html 
  ----------------------------------------------------------------------


メルマガトップ(記事一覧)へ
| 最新号 |

このページのURL
友達にメールで教える
まぐまぐアーカイブ検索

Web Services by Yahoo! JAPAN

スポーツ・アウトドアランキングトップ
まぐまぐアーカイブトップ
sお問い合わせ
(C)まぐまぐ