2008.06.16
第38号 大ベテランとクルーを組んで
みなさん、こんにちは。
「アマチュア審判、ハッスル奮闘記」の発行人、レイトンハウスです。
ご購読をお申し込みになられた方には深く感謝申し上げます。
このメールマガジンは私自身が毎週の審判活動の中で実際に経験したことをもとにまとめます。
審判マニュアルや従来の常識にとらわれないで書いていこうとおもいますので、よろしくお願いします。
「大ベテランとクルーを組んで」
昨日はある大きな大会の当県での決勝・準決勝がありました。
審判クルーの記念撮影、VTRクルー、たくさんの裏方さん、多くの役員など、華やかな雰囲気でした。
自分は準決勝2試合に、それぞれ2塁審・3塁審で出場しました。
当地では名のある大ベテランの方々とクルーを組んだのですが、
これまでに体験したことがないくらいの安定感を感じることができました。
例えば、左翼手正面に飛球が飛んだ時に塁審は互いにスタートを切りながらも、
どちらが打球を追い・どちらがベースに入るのかを
アイコンタクトと軽いジェスチャーでやり取りします。時間にしてほんの一瞬のことです。コンマ何秒の世界です。
「ポーズ・リード・リアクト」が見事に実践されていました。
自分も初めてそれを体験・体感することができました。
それから、自分との大きな違いですが試合中は「審判としての存在感」がギラギラしていません。本当に「空気」のようです。
自分はその境地に程遠いことに思い知らされました。自分は審判経験が浅い分、「審判の煩悩」にとりつかれてました。
「審判として認められたい!」「審判としていいところを見せなきゃいけない!」
こんな気持ちが強ければ、自然体で試合に臨めませんよね。
大ベテランの方々は安定感があるのはもちろんですが、この「空気のような存在感」がお見事でした。
所属組織から1人だけの派遣でとても緊張しましたが、現在の自分の足りていない部分をとても意識することのできる有意義な日となりました。
「お便り」のコーナー
かねちゃんさんからお便りをいただきました。
(ここから)
レイトンハウスさん
良い汗をかかれたようですね。
ご自身の楽しみで行っている審判です。
ストレスを感じて行うよりも楽しさが残る審判は結果として良かったんですよ。
「グッジョブ」「サンキュー」は日本語でいう「感謝の言葉」ですよね。
感謝できるほど楽しかった訳ですから・・・・。
さて、「空気になる・・・」とは抽象的ですよね。
実際にどんな状態が「空気になる・・・」と先輩言っているんでしょうか?
そして、この主語は・・・・。
誰から見て「空気」なのかです。私は選手達だと思っていますよ。
先輩は「審判」ですよね。
であれば選手から見て空気のようにジャッジが必要な時にその場所にいて自然に
ジャッジしている・・・・。
安心してそこにいるのが自然な状態を言うのでしょう。
違いますか?
一度、先輩にもお聞きしてはどうですか?
審判の目ではなく選手の目ではどうだったか?
ただし、動きすぎることは「ジャッジ」を動きながら見る可能性もあります。
ジャッジは必ずStopしてみること。
早く、良い場所に動いて、止まって見る。
動きながらジャッジしていたのかを確認しましょう。
また、余分な動きは避けなければいけません。
良い場所を通り過ぎて戻るようでは「動きすぎ」ですよね。
単純な「言葉」での動きすぎではなく前後の理由や事象を教えてもらうと良いです
ね。
私も良く言われますよ。
私とクルーを組むと「追い出される」ので動き回らないといけない。
早く自分の場所に行かないとカバーで来てくれるから頑張って動くんだと。
でも楽しそうに話してくれます。
動けないよりは動けた方が良いですね。
(ここまで)
ありがとうございます。
確かに「選手の目」ではどうだったかは興味がありますね。
先日、自分の出身チームの監督と長く話す機会があったのですが、
試合中下手な審判は存在が目につくようです。
逆に「この審判はうまい。」と試合中に感じることは全くないそうです。
本当にうまい審判は選手・ベンチからは試合中の存在感がないのでしょうね。
かねちゃんさんからはいつもあたらしい「気づき」をいただきます。
「ベストポジションを通り過ぎていないか」、「動きながら判定していないか」は昨日の試合でもずっと意識することができました。
ありがとうございます。
今日はここまでです。最後までお読みいただきましてありがとうございます。
投稿は大歓迎です。審判員の方の体験談や審判に関するエッセーなどがございましたら、
そのまま返信してくださいませ。私に届きます。
では、次号でお会いしましょう。さようなら。
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アマチュア審判、ハッスル奮闘記
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