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あ、そうか!と思える四柱推命教室


2008.02.19

【あ、そうか!と思える四柱推命教室】〜第4回 土の仕事と性情 埋もれた宝は…〜


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【あ、そうか!と思える四柱推命教室】〜第4回 土の仕事と性情 埋もれた宝は…〜


こんにちは 丙 ゐ龍陀です。

昨日まで雪が降っていましたが今日は気持ちよく晴れています。

空から降ってくる水ものは癸水の受け持ちなので水行の話をしたいところですが、
前回の火行から生まれた土行の話です。

なかなか本題に入れない感が強くてなんともじれったいのですが。
でも、それぞれの干について性情の違いを把握しておかないと
見当違いな看命になりかねませんから 頑張ります(笑)


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土行を稼穡と言いますが、これは作物を作ること、農業の意味です。
畑と農業といえば植物ですから、木行は土行からみれば剋される相手ではありますが
単純にそれだけではないとても深い関係をもつ五行といえます。

また、土行を『墓』とか『庫』と呼びますが、これは土の中にいろんなものが
埋まっている、または埋めてしまえることからきています。
確かに 岩をぶっ壊すと化石が出てくることがありますし、裏の畑でポチが
ここ掘れわんわんと大判小判がざくざくあることを知らせてくれましたよね。
このように包み込むイメージから、土行には包容力の意味が含まれます。



● 土行…戊・己  『稼穡』 ● 

【戊】 陽の土  

戊=戊 比肩  戊=己 劫財
戊=庚 食神  戊=辛 傷官
戊=壬 偏財  戊=癸 正財
戊=甲 偏官  戊=乙 正官
戊=丙 偏印  戊=丁 印綬 


書籍によっては戊と己の違いを乾湿で分けていましたが
土の乾湿は支によって左右されるところが大きいですから
陽土の戊は大きくて非常に堅い土…つまり岩山や高山をイメージしたほうが判りやすいと思います。

堂々とそびえた高山はちっとやそっとじゃ動きません。
意志の強さにつながりますが、どうかすると頑固な面があります。
高山も岩山も堅く締まっていて、それは長い時間をかけて作り上げられました。
一朝一夕に出来上がったものではないことから、伝統やしきたりに通じる意味があります。
山にはいろんな生き物が棲んでいます。山はそれを嫌がったりしません。
度量の大きさ、懐の深さがあります。
岩ばかりの荒れた高地は砂埃が立って、殺伐として他を寄せ付けない雰囲気があります。
しかし中国の水墨画にみるように、霧にかすむ高山は神々しく美しいものです。

土の中に埋まっているものは地表からは見えませんね。
秘密主義的なところに通じます。
また、土地が固いとスコップでがっつんがっつんやってもさっぱり中に埋まっているものが
掘り出せないところからしまり屋、吝嗇というニュアンスも感じられます。


=戊の仕事=

戊の基本的な仕事は水を抑えることです。
また、金行を生むことも大きな仕事の一つです。

・春の戊は日差しで暖められながら木を育てます。
・夏の戊は強い日差しでからからに乾いてがちがちになっています。少し水をかけてやりましょう。
・秋の己は金がたくさん採れます。お陰で穴ぼこだらけです。
・冬の土はダムとなって頑張ります。

台風のたびに氾濫して暴れる川に対して治水ダムの建設をしますが、
戊はまさにこの治水ダムです。
水が勢いを増して冲奔するのを抑えてくれます。
しかし、戊にあまり力がないのに水が勢いを増してしまうと土砂崩れを起こしてしまうのでよくありません。

鉱石は鉱山に埋まっています。これは掘り出さないと使うことができません。
戊は金を生みますが、命式に土が多いときは甲でどかどかかち割ってやらないと
金を生む力が弱くなります。
そんなわけで 戊からみれば甲は敵ですが、いてくれないと困る場面があるのです。



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【己】 陰の土 柔土

己=戊 劫財  己=己 比肩
己=庚 傷官  己=辛 食神
己=壬 正財  己=癸 偏財
己=甲 正官  己=乙 偏官
己=丙 印綬  己=丁 偏印


己は畑の柔らかい土です。
広大な麦畑の映像をCMなどで見ることが出来ますね。あれが己です。
畑には作物が実ります。この図式では畑土の己は木行に剋されているわけですが
それを嫌がっているようには見えません。
己は剋されて草木が育つのをにこにこと喜びます。
雨が降ったらそれを受け止めて抱え込み、草木を育てるのに使います。
基本的に己は他にあれこれ働きかけて何かをする、というイメージではありません。
受身でやんわり容認する、という雰囲気です。

やたらに広い畑のどこかに宝が隠されています、と言われても どこにあるのか
見当もつかないことがあります。
ここから やはり己にも秘密主義的なニュアンスが出てきます。
がんこな泥んこ汚れはなかなか落ちませんね。
辛抱強さ、転じてしつこさとなって表れることがあります。

=己の仕事=

己の仕事は剋されて木行を育てることです。
あくまで畑の土以外の仕事を持ちません。
自分が畑だということを主張するために、あえて木に剋されて助けるのです。
土行ですからもちろん金も生みます。

・春の己は草木の芽吹きを楽しみにしています。太陽で土がぽかぽかするのを好みます。
・夏の己は乾いてしまって甲子園の土みたいです。水をください、水〜。
・秋の己は金を生むのでお疲れ気味です。火に生んでもらって力をつけたいです。
・冬の己は凍った畑です。太陽の光がないと何も作れません。


己は土行なので土剋水で水をせき止める役目を与えられそうですが、
同じ土の戊は治水ダムになりましたが 己はダムの役目を果たすことができません。
なにしろ畑の土なので 柔らかすぎて押し流されてしまい堰にならないのです。
己が水に立ち向かうとき、これは水を濁らせるという働き方になります。
濁らせるだけで水勢はほとんど落ちませんから 水が強いとまさに水害状態ということになります。
しかし 草木はあまりに『清い』水ではあまり育ちません。
多少土が混ざって濁っていた方がよく育ちます。



土を『稼穡』と言い、作物を育てること、農業のこと と最初に書きましたが
戊・己のどっちが『稼』で『穡』なんだろうかとふと思いました。

『稼』は種をまくこと、『穡』は収穫することという意味なのだそうです。

種をまいて柔らかく包み込みながら育てていくのは己の方じゃないかなと思いますね。
手を焼きながら面倒をみてくれる保育士さんみたい(笑)
戊はやさしく育てるというイメージではなく、むしろスパルタ親父みたいです(笑)
金を生むのに甲にかち割ってもらってようやく『収穫』できるので
戊の方が『穡』じゃないかしらんと思うのですが どうでしょう。

こうして考えると、金を生む力は戊の方が強いのではないでしょうか。



●土行の性情と仕事から 他にどんな連想ができますか?


またお会いしましょう。    丙 ゐ龍陀


HP:『うらないのつかいかた』
http://www16.plala.or.jp/iryuda-hinoe/


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