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あ、そうか!と思える四柱推命教室


2008.02.28

【あ、そうか!と思える四柱推命教室】第6回 水の仕事と性情〜水は方円の器に…〜


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【あ、そうか!と思える四柱推命教室】第6回 水の仕事と性情〜水は方円の器に…〜
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こんにちは。丙 ゐ龍陀です。
火曜に発行する予定が忙しくて書く時間がとれず
遅くなってしまいました。という言い訳。

干の話、今回はおしまいの水行の話です。

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水行を『潤下』と言います。
これはこの前の金行と違って いかにもって感じの名前ですね。
水行の主な仕事は、命式を潤し、温度を下げることです。
火行が温暖をもたらしたことの対極です。
つまり、水行と火行は、命式の温度バランスを考えるときに
『冷気』と『熱気』というふたつの重要な『気』であるといえます。

『潤下』という穏やかな響きからは ゆったりと流れる河や
きらきらと輝く朝露をイメージします。
丸いボウルだろうが四角い枡だろうが水は自在に形を変えておさまります。
ここから環境に適応する能力を感じさせます。



● 水行 壬・癸…『潤下』

【壬】 陽の水 

壬=壬 比肩  壬=癸 劫財
壬=甲 食神  壬=乙 傷官
壬=丙 偏財  壬=丁 正財
壬=戊 偏官  壬=己 正官
壬=庚 偏印  壬=辛 印綬
	

金属から生まれた滴は集まって流れ出し川になりますが、
陽の水の壬は、流れる河、海のイメージです。
水は高いところから下に流れ落ちますから『下』です。
流れる河は冷たい水がさらさらと流れます。
壬にはどことなくクールな印象があります。
金行からたらたらと流れ出すところから知恵の意味を持ちますから
肉体派か頭脳派かといえば頭脳派の働きをしそうです。
一方で、壬には好色な一面があるとされます。
そういえば淫乱という言葉の淫の字には壬が入ってますね。
もともと淫という字は 精液を意味するようです。

河や海は水が澄んでいます。済んだ水は太陽を映してきらきらと輝きます。
夏の暑い日には水浴びをすると涼しくなりますね。
水気は冷気につながります。
火気が暑気を招くことの逆です。
水と火は正反対の性質を持ちますから、この二つが衝突すると
かなり激しい戦いを連想しますね。

壬は清く澄み切っていることを善しと
しますから土砂が流れ込むことを嫌います。濁った水では日差しを映して
輝くことができないからです。
壬のそばに柔土の己をみることを 己土濁壬(きどだくじん)と言って
あまり喜びません。
せっかくの水行の知恵が『濁る』とされるからです。

壬は海のように広大な『水』のイメージを持ちますから、壬が二つ以上並ぶ状態は
あまりに広々とした海原となりつかみ所がなくなります。
海の真ん中にぽつんと取り残されて自分の位置がさっぱりわからない、という状態です。

壬は流れる河でもありますから、堤防がないと水量が増えたときに水があふれて
大変なことになってしまいます。
壬が強いときは必ず戊の堤防を必要とします。
しかし、戊が弱いと水の勢いが増したときには決壊してしまうことになります。

先日富山県で高波の大きな被害が出たニュースをご覧になった方もあるかと思いますが
壬の勢いが強すぎると大変な破壊力を持つことになります。
水行はクールで穏やかなイメージを抱きがちですが、適度な強さのときは
その通りなものの、強すぎる時に戊で抑えきれないと一気に状況を変化させてしまう
強引な面が出てきます。
(被害に遭われた方々へは こころからお見舞い申し上げます)



=壬の仕事=

壬の仕事は清くほどほどに冷たく澄んでいることです。
また、辛の金のアクセサリーを洗ってきれいにしてやるのも壬の大きな仕事です。
水行ですからもちろん草木を育てるのも仕事のうちですが、
木に根がないと浮かせて流してしまうところがあります。
ほどほどに強い戊の堤防があれば正しく流れますが
命式が壬ばかりだとなかなか安定しづらくなってきます。



●春の壬はぐんぐん育つ草木に気を洩らして勢いが弱くなっています。。
●夏の壬は干上がりそうですやっぱり水〜、そして庚の水源〜。
●秋の壬は水源に力があるので勢力増大です。
●冬の壬は凍ってます。冷たすぎるので温めなくちゃです。


壬は庚の水源を近くに持つと非常に力をつけますが、あまりに強いと
奔流となって抑えがきかなくなってしまいます。
力加減を見極めることが大切な干だと思います。


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【癸】 陰の水 

癸=壬 劫財  癸=癸 比肩
癸=甲 傷官  癸=乙 食神
癸=丙 正財  癸=丁 偏財
癸=戊 正官  癸=己 偏官
癸=庚 印綬  癸=辛 偏印


壬が大河や海のイメージだったことから 陰干の癸は露とか小川というような
たとえをされていますが、空から降ってくる水気のもの、と捉えた方が
分りがよいように思います。
雨とか雪とか、雲とか霧とかもやとか
しとしとと降る雨は時に慈雨と呼ばれ、土にしみこんで草木を育てます。
しみこんで潤すことから『潤』です。
草木は水分を含んだ柔らかな土に根を下ろしてしっかりと育ちます。
癸は壬と違って己の柔土をさほど嫌いません。
壬が時には根の出る前の草木を押し流してしまうのに対して
癸は草木を育てるのが上手です。
母性に似た面倒見のよさが感じられます。
しかし、水が木を育てるといっても 与えすぎると根腐れしてしまいますね。

火行の丙は太陽でした。陽のきわみですね。
それに対して癸は陰のきわみとも言えます。
癸は干だけならばちいさな水滴ですが、支で強められると雨雲になり
丙の日差しをさえぎります。
怖いものなしの丙も強い癸にはかないません。
癸がいよいよ強くなると土砂降りになってしまいます。
冬月に癸が強いのは大雪吹雪って感じです。

庚・辛は水源です。生まれた壬は流れ去りますが
癸は滴や湿気となってそこに留まります。
壬がさらっとクールだったのに対し、癸は表面上は平静を装って
内心ではいつまでも忘れない面があります。
辛は金なので錆びませんが庚は鉄なので癸がくっついたままだと
錆び付いて使えなくなってしまいます。
癸は庚から親離れできないと 庚を駄目親にしてしまうのかもしれません。


=癸の仕事=

癸の仕事は まずは草木を育てることです。
命式の温度を下げるという大切な仕事も持っています。

火事の翌日は不思議と雨が降ると言います。
我が家の向かいの家が火事を出したときも、翌日はしとしと雨が降りました。
癸は丁火を消してしまいますが、丁の勢いが強すぎる時に
弱い癸がやってきても焼け石に水になります。



●春の癸は草木に気を洩らして弱っています。また、草木を育てるために丙の照暖を求めます。
●夏の癸は蒸発しそうです。水源〜っ
●秋の癸は水源の金行が勢いづいているのでご機嫌です。
●冬の癸は雪です。冷たすぎて草木を育てることは出来ません。


癸は支で強まる干です。
滴や小川と考えると弱々しく感じてしまいますが、台風時の暴風雨を思えば
強まりすぎたときは土砂崩れを引き起こしてしまうので
壬と同じく 強さのバランスが大切な干だと思います。


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●水の性情と仕事から どんなことを連想しますか?

またお会いしましょう。


丙 ゐ龍陀

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