2008.03.05
番外編「悪いのは不倫をした夫(妻)?」
*********************************** 第四号2008年3月5日*****************
「夫や妻の不倫:苦しみを乗り越えよう!」
夫や妻の不倫で知った苦しい感情を人生の糧にしませんか?
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今回は前回の予告どおり、
「発覚直後:悪いのは不倫をした夫(妻)?」の番外編です。
前号は、不倫された経験者として、
同じ目線で「不倫した人のせいにしない」理由を書きました。
その時に破棄されかかった「上から目線」で書いたものを
「もったいない」エコ精神?により、
本日ここに番外編として配信いたします。
自ら「なんだよ偉そうに!」と反感を持つ内容です。
読んでいる途中辛くなったら、
最後の編集後記に飛んでください。
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不倫発覚は怒って当然の出来事ですが、
「不倫した人」に「不倫の責任」を求めてしまう感情は
「怒り」に支配されていることが多いのです。
「自分が悪い」と思う人は、
怒りが自分の内面にむき、
「不倫したあなたが悪い」と思う人は
怒りが相手に向いている。
特に相手に怒りがいくと、
この怒りは表面化しやすく、喧嘩が絶えません。
その怒りは自然な感情ですが、
ここは一つ冷静になってみましょう。
発覚直後に、
1.怒りで不倫した夫(妻)の人格を攻撃する
2.「不倫された状況」を冷静に見極める
どちらが、「不倫された人」にとって有益か、
じっくり考えてみましょう。
★配偶者が不倫した背景を冷静にみつめる
不倫の責任を全て
「不倫した人の人格や価値観」にすることは、
彼らの人格や価値観に「問題がある」と思うのと同じです。
確かに、彼らに「問題がある」場合もあるでしょうが、
そこに「不倫の全責任を見出す」集中的な視点に偏ると
不倫の背景や彼らの人格の深層にはたどり着けません。
そして多くの「問題がある人格や価値観」は不倫の表面的なものです。
本当の原因や背景は隠されていることが多いのです。
ちょっとここで視線をかえましょう。グローバルな世界へようこそ。
アフガニスタン空爆ご存知ですよね?
同時多発テロの犯人として名指ししたアルカイダを撲滅するために
アメリカが仕掛けたあの報復攻撃です。賛否はともかく、
あの攻撃の結果、
世界はテロの恐怖から開放されたでしょうか?
アルカイダは和解のテーブルについたでしょうか?
世界に平和は訪れたでしょうか?
平和な日本にいると分からないでしょうが、
答えは「NO」です。
あまりにも不倫とかけ離れた例でごめんなさい。
でも、このアルカイダとアメリカの関係は、
私自身の「回復へのステップ」で
何度も頭に浮かんだことでした。
このテロ問題は、
世界のグローバル経済が生み出した貧困
そして文化や宗教、価値観の違いが
複雑にからみあって表面化した出来事です。
それは、単にアルカイダという一組織を攻撃しただけでは
終わらない連鎖なのです。
不倫もそうではないでしょうか?
ただ「アルカイダが悪い人」だから
テロが起きたのでしょうか?
ただ「夫(妻)のモラルがないから」
不倫が起きたのでしょうか?
確かに最終的には実践する人の判断ですが、
不倫の背景には、
育った環境、社会や時代の背景、性的役割など
様々な要因があるのです。
「不倫した人」の人格やモラルは
それらの要因の「反映」なのです。
その背景に目を向けず
「不倫した人」を攻撃するだけでは、
「木を見て森をみず」という近視眼的な解決方法しか
思い浮かばなくなります。
「悪いのは不倫した夫(妻)」と
集中的な人格攻撃をすれば、
発覚後の貴方の解決は
「嫌々の結婚生活か離婚か」という二者択一。
また「配偶者が不倫相手の元に去った」ケースであれば、
絶望的な怒りで「離婚」しか選択肢に浮かばないでしょう。
それでは精神的な回復への道のりは遠回りになってしまいます。
ですから、発覚直後にはまずは冷静になり、
相手の人格を攻撃せずに包括的にその背景を探り、
人格の深層まで理解しようと努めれば、
時間はかかるでしょうが、
「自分の中に相手との新しい関係性を見出す」
という道が開けてきます。
その新しい関係が、
離婚か夫婦再生かは
人それぞれでしょう。
でもたとえ、離婚となって
新しい人生を生きる時も、
「全く理解できなかった」と
怒りに満ちた否定的な思いよりも、
「自分なりに理解できた」という
肯定感を持っていたほうが、
新しい一歩が力強いものになるに違いありません。
私が読んだ洋書共通する意識は、
「個々の人格」や「夫婦間の愛情」だけに
問題意識を向けることでは、
精神的な回復や人生を立て直すことには繋がらない、
とありました。
つまり、不倫されたことを
「自分のせいにしない」ことと同様に、
不倫の責任を
「不倫をした夫(妻)」だけに求めないことも、
より前向きな決断をするためには大切な姿勢、ということです。
追記:
米国の論文か専門書に
「不倫した夫(妻)のせいにしない」という「不倫された人」の行為は
夫婦間の「価値のある話し合い」をする土壌をはぐくみ、
どのような結果になるにしろ、
建設的な結論を夫婦が手に入れる
…という調査結果を見かけたのですが、
記録していなくて、自信をもって加味できませんでした。
ごめんなさい。いい加減な報告で。
今度再見したら報告しますね。
なので、内緒話のように密やかに載せました。
-------編集後記------------------------------------------------------------
発覚直後の辛い気持ちに必要なのは、
「沢山の水」
「温かい毛布」
「抱きしても殴ってもよい枕」
だと私は思っています。
そして他者ができることは、
何も言わずただ側にいて一緒に泣くことだと。
発覚直後の私なら
「こんな理詰めで語られても、胸の痛みは消え去らない」と
怒るところでしょう。
それでも、通ってきたイバラの道を、
皆さんが少しでも楽に通ってほしいと願い配信しました。
読んでくださって、ありがとうございます。
------編集後記2----------------------------------------------------------
・・・以上ですが、如何でしたか?思いっきりの「上から目線」
それに米国の本を読む機会が多いので、アルカイダまで登場しちゃいましたよ!
不倫問題とアルカイダ。すごく濃い〜。
――★次回予告★―――――――――――――――――――――――――――――
次回は「発覚直後:不倫相手のせいにしない」です。
配信は10日の週を予定しています。
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