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夫や妻の不倫:結婚の苦しみを乗り越えよう


2008.03.28

現在進行中の不倫への対応:別居と「その先の選択」


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| 最新号 |

*********************************** 第7号2008年3月28日*****************


「夫や妻の不倫:苦しみを乗り越えよう!」
                   
      夫や妻の不倫で知った苦しい感情を人生の糧にしませんか?
   
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桜が咲きましたが、皆さんの心に
 桜はどう映っているのでしょうか。
私は夫と「一番信頼しあえていた」思い出が
 桜にまつわることなので、
  少しセンチメンタルな気持ちになりますが、
毎年桜は咲くのですから、
 回復した今年こそは、花見を楽しんで
  いい思い出を作ろうと思います。

さて、今回は前回に続いて、
「現在進行形の不倫」についての戦略を配信します。
 今回は「別居」と「その先の選択」です。
   6号からの続きです。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

★第二検討:別居で冷却期間をおく★

それでも「不倫相手と別れる」決心がつかない配偶者もいます。
今度は最後のチャンスを与える気持ちで、
 貴方も覚悟を決め、
  別居して冷却期間を与えるのも選択肢の一つです。

別居することは人生の賭けです。
 でも今の状態を打破する手立てがなければ、
  「時を味方」にして別居することも考えてみませんか?

●不倫相手とも別れず離婚もしたくない配偶者

「別居するから○○までに結論をだしてください。
 その間に戻ってくるならば、居場所はまだあります。
  戻らないならば離婚します。」(○○は別居期間)

この言葉は「続けるか離婚か」という最後通牒のようですが、
 選択権を配偶者に委ねた内容です。
具体的な結論「戻るか離婚か」に導くためにも、
 具体的な選択肢を明確にすることは必要です。
もし別居を切り出すのであれば、
「明確な意思と具体的な結果」を求めてください。

また中途半端な配偶者の態度は
(言いたくはないでしょうが)
「不倫相手にも辛いことだろう」と伝え、
 「問題を包括的に見据えている」という
   姿勢と冷静さを示すのも有効だと思います。

●離婚をきりだしている配偶者●
何年も配偶者を支え愛情を注いできた貴方にとって、
 不倫をされた上での離婚話は本当に辛い話だと思います。
この場合の別居は
 「自分のための時間を得る」前向きな気持ちと、
  「配偶者にも冷静になってもらう」戦略的な気持ちで、
   切り出してみてはどうでしょうか。

例えば
「自分にとってはあまりに急な話で気持ちの整理がつかない。
離婚という事実を自分の中で考える時間がほしい。
○月まで別居して、自分の気持ちを確かめさせて欲しい」など。

「離婚は絶対にしない」という態度ではなく、
「今は選択できない」という姿勢で話をしてみませんか?

この期間に、客観的に結婚生活を振り返り、
 問題点を整理しておくこと。
そして配偶者への気持ちを「募らせる」のではなく、
 配偶者のことを客観的に探る努力もしてみる。
(例えば心理学書などが役立つと思います。)
つまりは客観性にもとづいた冷静な自分になれる努力をする期間です。

またこの別居期間は、
「離婚したい配偶者」にも人生を考えるチャンスが与えられます。
多くの心理学者が、離婚を切り出す配偶者の背後には、
 人格、生育歴、健康状態、仕事によるストレスなど、
  彼らの人生に要因があると述べています。
  (貴方のせいではないのです!)
自分で人生をコントロールできない弱さに
 せめて「離婚」という選択で、
  「自らの人生をコントロールできている」
  「自分はパワーがあって自由だ」というパワーを感じたい
という無意識な欲求がある、という話も聞いたことがあります。

愛情や生活に対する不満という形で噴出する離婚話も、
 実際の問題の核は、離婚を切り出した配偶者の心や状況にあるのです。
その問題に気づいてもらうためには、
 徹底的に夫婦で話し合う、心理療法を受ける…
  などのアプローチがありますが、別居はいわば
「自分で気づこう」というショック療法なのでしょう。


*別居の成功確率は五分五分。
 夫婦仲を取り戻すか離婚するかは五分五分の確率で、
  「成功する別居」などの法則はないそうです。
  「人生の賭け」という気持ちと、
  「自分も冷静に考える期間」という気持ちで臨んでください。
おそらく最初は心理的な動揺を得ると思うので、
 継続的な心的サポートを受けてください。

*「自由に不倫相手と会う」という影響
 最初は頻繁に会えることで嬉しさは募るでしょうが、
  次第に「不倫」のもたらす高揚感がなくなり、
   そこに日常感が入り込むことで、
 次第に「不倫」がもたらす魅力が減っていくことがあるそうです。

多くの不倫は「立場や状況がもたらす魔力」が
 決め手となっているケースも多々あり、
  実際に一緒の生活を始めると違和感に気づき、
   愛情が魔力であったことに気づくことも多いそうです。
そして、今まで気にならなかった不倫相手の
 欠点に目がいくことも増えるそうです。
  それは配偶者だけではなく、
    不倫相手にも当てはまることです。
それが原因で不倫相手と漸く別れられることになる・・・
 というケースはあります。

★第三検討:自分の結論をだす★

配偶者の結論が
 「不倫相手とは別れられないし、離婚もしたくない」
 「不倫相手と結婚したいから、離婚したい」
 「不倫相手とは別れたけれど、離婚したい」
ならば、
今度は貴方が決断をする番です。

選択1.「不倫や浮気を受け入れて結婚生活を続けること」
選択2.「長期戦を覚悟して、別居生活を続ける。(籍をぬかない)」
選択3.「離婚を選択」

●「不倫や浮気を受け入れた結婚生活」●
結婚の継続を最優先して、嫌なことを受け入れる。

これには、何よりもポジティブな人生を送る努力が必要です。
この世界には配偶者の不倫や浮気を知りながら、
 家庭の背景にある社会的地位、財産、ルックス、才能、
  または子供のための家庭を壊したくないという理由で
結婚生活を続けている人は大勢います。

ネガティブに配偶者や不倫相手への不満を口にして、
 嘆いてばかりでは、貴方の人生は大切にはできません。
配偶者の不倫を受け入れたのであれば、
 ポジティブに、一人の人間としての人生を
  より充実させることに専念し、
   配偶者から得られることのない充実感を
    他で得るよう努力しましょう。
例えば、趣味の探求、キャリアの充実など。

家庭外で配偶者が浮気をしていても、
 家で辛い気持ちを抑えてじっと待っていたりはせず、
  自分が夢中になれることを見つけ、
忙しく過ごし愚痴を言うことを忘れるのです。
(我慢するのではないですよ)
配偶者よりも大切にしたいことが見つかるまで、
 決して諦めないでください。
ただし、子供の人格に影響がでる程の
 子供の世話を焼きすぎる心理的な依存は危険です。
  子供だけに集中して世話をやくのは意識的にやめましょう。

またこれは特に女性への注意ですが、
 不倫相手へのライバル心で、
  外見の美しさに磨きをかけることは、
   かえって配偶者の気持ちを萎えさせる可能性があるそうです。
自分のために磨きをかけるのであればよいですが、
 動機が「ライバル心」であれば、
  男性である夫は敏感に反応して、
   かえって逆効果になるそうです。
現代は美容に過剰にお金をかける傾向があります。
「お金ばかりかけて・・・」と飽きられないよう、
あまり美容に依存しすぎないように気をつけてください。
でも自分が綺麗になることで、
 前向きな気持ちにはなれますから、
  自分のために綺麗になりましょう。

また、二人の関係における役割を一方的に降りてしまうのも手です。
 相手が変化しなくてはならない環境を作るのです。
例えば、夫の帰りを寝ずに待っている妻は外出をして「待たない」、
そして家にいない夫たちは、不倫中の妻が在宅でも不在でも
 早く家に帰宅して自分の趣味に熱中するなど。
捕らわれていた習慣を変えてみるのです。
 また、貴方自身が社会活動に積極的に参加する、
  趣味に熱中するなどで、
自分を変化させれば、配偶者は違った接し方をしてくるかもしれません。
また、「嘘をつくこと」に慣れた配偶者は、
 かえって環境の変化に戸惑う傾向もあるそうです。
  (変化のない環境下の嘘のほうが楽ですものね)

いずれにしろ「配偶者の変化のための自分の改革」ではなく、
 「自分が変化するための自分の改革」でなくてはなりません。
   あくまでも自分のための人生と思ってください。
次回の不倫に不安を抱えながら「発覚の時」を待つという姿勢よりも、
 「何かあっても大丈夫な自分になる」努力を日頃からすること。
   つまり自分に変革をもたらすことが一番の対処法だと思います。

★「長期戦を覚悟して、別居生活を続ける。(籍をぬかない)」★
心を決めかねている様子がすこしでもあれば、
 すぐに最後通牒を受け入れず、
  長期戦を覚悟して、別居しながら縁を保ち、状況が変わるのを待つ
という選択肢もあります。

前号でも伝えたとおり、
 不倫する配偶者の人格や状況に要因があるのならば、
  その状況が改善されれば
「憑き物が落ちるように」
  貴方の元にもどることもあるかもしれません。
また、別居しても(多くは子供を介して)合う頻度が高ければ、
 同居せずとも家族、という新しい家族像が可能かもしれません。
  (北欧やフランスでは可能なのですが、日本だとハードルは高いかも)
しかし、本当にもどってくるかの保証はありません。
いずれにしろ、「配偶者のいない生活のペースを作ること」が
 大切になってきます。
この場合も上記の「不倫を受け入れる人」と同じことです。

また、別居中、配偶者はよく家に戻り泊まりたがります。
(特に子供がいる場合)
家に入れても簡単には泊めてはなりません。
 いったん破棄した責任は簡単には取り戻せない事実を、
  配偶者には充分に知ってもらいましょう。


★離婚をする★
一番考えたくない選択肢ですよね。

これは「不倫問題」ではなく「離婚問題」になってきます。
不倫の結果での離婚は精神的なダメージがとても大きいでしょう。
 もう少しスペースがほしいトピックなので、
  いずれ焦点をあてて書きたいと思います。
でも、皆さんには「離婚」という選択肢の前に、
 沢山の手段をまずは試してもらいたいと思う、岡島なのです。



Peggy Vaughan "The Monogamy Myth" (Newmarket Press)
キャロル・ボドウィン 「あなたの彼も浮気している」同朋舎出版

-------編集後記------------------------------------------------------------

「時が味方をしてくれる」という素晴しい言葉は、
BANミーティングの参加者の方から伺いました。
自分にはなかった知恵を本当にありがとうございます。

相談者や参加者の皆さんがふと口にされる言葉には、
ご自身が気がついていなくても、
とても宝物のような言葉が多くあります。
それを岡島はきっちりと胸に刻み、
知識の宝庫、アーカイブに収めたいと考えいています。
(ウェブにあるアーカイブを充実させるべきなのですが、
ちょっと忙しくて、ごめんなさい!しばらくはメルマガ配信で対応)

また、重ねて重ねて、申し上げますが、
個々の状況は十人十色です。
岡島は不倫で苦しむ人の味方です。
それぞれの相談者の気持ちに沿ったケアを心がけています。

ボランティア自助ミーティング、開催中です。
詳しくはウェブ
http://recovering-support.com/content/ban_network.html
BAN東京ををみてください。


――★次回予告★―――――――――――――――――――――――――――――

えーっと。実はまだ検討中。
BAN本部のAnneからのマンスリーメールも届いています。
その翻訳かなぁ。
_____________________________________

「不倫された」人に特化したカウンセリングをしています。
無料グループミーティングも関東地方で実施中!
関東地区の方でなくても、メールや電話でのサポートを
行っています。

詳細は公式サイトをご覧ください。(http://recovering-support.com)
ブログもあります。http://blog.recovering-support.com

**************************************************************************

■ 発行者: 岡島さえこ
■ 連絡先  info@recovering-support.com
       または、eco_concierge@yahoo.co.jp
■ メールマガジン登録/解除:
■      http://www.mag2.com/m/0000258277.htm
■ サイト  http://recovering-support.com

■ ブログ  http://blog.recovering-support.com

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苦しい方は、一日でも早く専門的な治療を受けてくださるようお願いします。


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