2008.04.11
暖かいお酒 第五号
洋酒始末
洋酒といえばウイスキーです
我々の世代の多くの人は戦後になって初めてお目にかかった筈です。
ストレートという飲み方の呼び名は日本独特のものらしいのですが、
喉にちりっと来る強い酒精分と香りが、たちまち私をとりこにしました。
当時は(トリスを飲んでハワイに行こう)なんて宣伝が盛んでした。
そしてサントリーの角瓶が上等品で、
ほかにはモロゾフの髭のウイスキーも出回っていました。
その後、水で割って飲むものが発売され、
ボトルキープなんて商法が流行りましたが、
ストレートで飲むには甘いので嫌いでした。
“俺ぁウイスキーを水で薄めて飲むほど貧乏しちゃいねえ”
なんて云ってたそうですから相当生意気だったようです。
やがて東京の銀座で洋酒類を覚えます。
ピュアモルトはどれも結構でしたが
中でも焦げた香りの強いラフロイグが好きでした。
しかし最初のころはホワイトホースや
カティーサークなんかを一杯千三百円位につきましたが、
月給が二万円ないころですから、まさに琥珀の水です。
暫くして酒税の関係で、スコッチも随分手に入り易くなりましたが、
自宅では角瓶でした。
ウォッカは、北欧の瓶がくの字に曲がったのが
飲みやすかったことを覚えています。
私は大分経ってから囲碁の手ほどきを受けました。
それからというものは、寝る前に碁盤の前に座り、
角瓶からのストレートを眠くなるまでエンドレスになめていました。
血圧のコントロールのため、嫌々老人健診を受けたら中性脂肪が六百。
正常上限値は百五十です。
翌年は節酒(?)に勉めましたが五百でした。
泣く泣く断腸の思いでウイスキーと訣別しました。
翌年は百九十で。現在は二百で推移しています。
`
シ友達にメールで教える
グルメ・レシピランキングトップ
まぐまぐアーカイブトップ
sお問い合わせ
(C)まぐまぐ