2008.05.08
近未来乗物館(メールマガジン版)VOL.6
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■□■ 近未来乗物館(メールマガジン版) ■□■
upcoming vehicles news e-mail edition
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近未来乗物館(メールマガジン版)では、
電気や代替燃料で動くバイク/自動車の関連情報を中心にご提供します。
ゴリゴリの自然保護主義でも技術中心主義でもなく、より俯瞰した位置か
ら「ニュース」「ブックレビュー」「体験レポート」「リンク」などを提
供します。
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■ 今回の出し物
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■レビュー:電動スクーター 『eGO』
■ニュースセレクト:
●ZEV法再び。カリフォルニア州、大手自動車メーカーにハイブリッド車と
無排気車の販売を義務付け
●"カナダのティーンが作った"スタイリッシュな電動一輪車
●日産、電気自動車を新興国以外の全世界で展開
●米大統領「食糧価格高騰は、インドがリッチになったせい」
●農水省、非食用部分を使うバイオ燃料増産を促進
■編集後記
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■レビュー:電動スクーター 『eGO』
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製品名: eGO (イーゴー)
販売元: 有限会社エコモト・インク http://www.ecomotoinc.com/
開発・製造元: eGo Vehicles, LLC http://egovehicles.com/
ISBN: 978-4-381-02220-2
税込定価: \163,000(eGO2-J EC200JP)
以前のサイトでレビューを載せていましたが、昨年から電動スクーター
( http://www.ecomotoinc.com/product.html )に乗っています。
価格や実用面はもちろん、デザイン性の高さから、現時点で日本において
持つ楽しみを味わえる電動二輪の恐らく唯一の選択肢だと思います。
暖かい季節になったことと、ガソリン価格がえらく上がってしまったこと
から、いよいよ本格的にこの手の乗物の購入検討に入られている方も多い
ようですので、改めて簡単なインプレッションを書きます。
▼最大の特徴「扱いやすさ」
写真で見るとまるでママチャリのようなルックスですが、実際には動力付
にふさわしくしっかりしたつくりです。全体的にモーターの出力と限界速
度に見合った設計といえるでしょう。跨ってみると普通の日本製原付スク
ーターより大柄な感じですが、足を置くところが自由なこと、サドルの高
さを調節できることなどから、ずっと自然な体勢で乗れます。ハンドルの
高さや遠さが気になる場合は、ハンドルバーをひっくり返してつけたり
(やっているユーザも多い)、市販品への付け替えを検討してもよいと思
います。
キーをひねれば暖気なしですぐに準備完了。人差し指と親指でつまむよう
なスロットル(アクセル)をひねるとスーっと動き出します。当たり前で
すがとても静かです。電動モーターの特性で、走り出しの際の力はガソリ
ンエンジンより強めですが、すぐに慣れてしまう程度のもので、スクータ
ーにありがちな発進のもたつきがない分気持ちが良いです。また、スロッ
トルのひねりに対して正確に比例して力が増してゆき、ガソリンエンジン
のようにノイズや振動が増えることもなく、また急に力が強くなったりな
くなったりという、所謂パワーバンドがないので気を使わずに済みます。
車重自体軽いのですが(60kg弱)、加えて重量物が足下に集中しているので、
走っても押して歩いても、すごくとり回しが楽です。
走らないときは充電場所さえ確保できれば実質的にメンテナンスフリーに
近いです。中に入っているのはモーターとバッテリー、ベルトと電子的な
制御装置なので、エンジンオイルや冷却水もなく、排気煙で汚れることも
ありません。ただ、絶対的なパワーは低いので、タイヤの空気圧(自転車
のロードレーサー並の高圧)に気をつけないと、“燃費”低下やパンクの
危険性が高くなります。
▼チョイ乗り以上のことは望めない
カタログ上の最長航続距離は35kmで、これは運転者の体重が70kg、平坦な
舗装路を想定した値です。電気モーターらしく登りに強く、下りでは回生
ブレーキで充電できますが、やはり登りでは余計に電気を消費します。日
本の総代理店( http://www.ecomotoinc.com/ )の社長さんの愛車にはオプ
ションの外付けバッテリーがついていました。
走行モードは距離を稼ぐ「Go Far」モードと、パワー優先の「Go Fast」
モードがありますが、「Go Far」モードの最高速度は時速27kmなので、気
持ちよさそうに走っているロードレーサーに抜かれます。
ゼロからのフル充電には、日本の100Vコンセントを使って4時間かかります。
▼気をつけること
先にも述べましたが、やはりタイヤの空気圧です。自転車で体験できます
が、空気圧が低いと路面抵抗がとても大きなものになり、グリップと乗り
心地は良くなりますが、航続距離も速度もぐんと落ちます。指定の空気圧
が非常に高いので、自宅で空気を入れるのであれば、空気圧計付の高圧ポ
ンプを用意する必要があります。ホームセンターで見かけることはあまり
ないと思いますが、実は通販で結構安く買えます。僕はアマゾンでこの製
品( http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http
%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fgp%2Fproduct%2FB000FQATY6&tag=kittenan
dnear-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211 )を買いましたが、驚く
ほど軽く、また何回も押さなくてもいいので、もっと大きなバイクや自転
車用にも快適に使っています。
もう一つは、充電用のコンセントをさしっ放しにしないことです。このス
クーター、コンセントがつながっている間と走行中はいくら寒くても冷却
ファンが回りっぱなしなので、充電が完了してもどんどん電気を食います。
充電器にも余分な負荷がかかります。
▼見た目
レトロモダンな見た目と乗り心地がこれほど近い乗物も珍しいかもしれま
せん。とっつきやすく、静かで、乗り手に緊張を強いず、がさつなところ
がありません。近くに寄って見ても細部の仕上げや表面処理も日本製バイ
クに遜色ありません。舗装が悪い道路では路面からの衝撃を受けやすくな
りますが、基本的に、自転車で坂道をすーっと下ってゆくあの感覚がずっ
と続く感じです。
ご注意)
この記事はあくまで筆者本人の体験および知識に基づく個人的な感想です。
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■ニュースセレクト
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●ZEV法再び。カリフォルニア州、大手自動車メーカーにハイブリッド車
と無排気車の販売を義務付け
ソース:
ARB passes new ZEV amendment
http://www.arb.ca.gov/lispub/rss/displaypost.php?pno=1305
今回制定されたプログラムのサマリー
http://www.arb.ca.gov/msprog/zevprog/zevreview/summary.pdf
Zero Emission Vehicle Program
http://www.arb.ca.gov/msprog/zevprog/zevprog.htm
California jump-starts the plug-in race
http://www.theglobeandmail.com/servlet/story/LAC.20080501.WHPLUGIN
01/TPStory/Environment
<概要>
カリフォルニア大気資源局(CARB:California Air Resources Board)は3月
27日、新しいZEV(Zero Memission Vehicles)法を成立させた。
これにより、カリフォルニア州において市場シェアの高い自動車メーカー
は、プラグインハイブリッド車、燃料電池利用車、バッテリー電気自動車
等低排気/無排気車を2012年以降規定の台数を販売しなければならない。
●"カナダのティーンが作った"スタイリッシュな電動一輪車
ソース:
http://www.core77.com/blog/object_culture/new_electric_vehicle_with
_an_unusual_form_factor_9657.asp
<概要>
カナダのティーンエイジャーBen Gulak氏が電動一輪車「ウノ」を開発、
市販に移すための投資家を探している。「ウノ」はセグウェイのようなジ
ャイロスコープを搭載し、支えがなくても前後に転倒することを防いでい
る。
(詳細が載っていないのですが、既に色々なサポートを受けているのでし
ょうし、本人はどこまで携わったのか…あまりにもきれいにでき過ぎです。)
●日産、電気自動車を新興国以外の全世界で展開
ソース:
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200805030009a.nwc
<概要>
日産のCEOゴーン氏は、2012年までに、電気自動車ビジネスを全世界規模
で展開すると述べた。但し新興国は除く。
バッテリーはNECグループとの合弁会社で開発したものを使い、2010年に
米国、2011年にイスラエルとデンマークで発売、日本とその他の欧州各国
は2012年に発売する予定。
●米大統領「食糧価格高騰は、インドがリッチになったせい」
ソース:
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080506-OYT1T00251.htm?from=navr
<概要> ※抜粋
世界的な食糧価格高騰を巡り、ブッシュ米大統領が「インドの生活水準向
上で食糧需要が増えたのが一因」と発言、インド政府、与野党が猛反発し
ている。
ブッシュ大統領は2日の国内遊説で、「今やインドの中産階級は3億5
000万人で全米人口より多い。豊かになれば、より良い栄養や食べ物が
欲しくなり、需要と価格をつり上げる」と語った。
●農水省、非食用部分を使うバイオ燃料増産を促進
ソース:
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080505/env0805052114002-
n1.htm
<概要>
農水省は、稲わらなど、人間の食用でない部分を使ったバイオ燃料の生産
を促進する。
以下抜粋-->
総額80億円をかけて、稲わらを効率よく集めたり、山から木を安く下ろ
す機械の開発▽稲わらや間伐材などから燃料を大量に製造する技術開発
▽燃料を大量生産できる作物の開発−などを進める。
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■編集後記
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スーパーアグリ撤退関連リンク集(F1通信)( http://blog.livedoor.jp/
markzu/archives/51288969.html )で今までの経緯を読むことができますが、
ニック・フライおよびホンダのスーパーアグリへのサポートを快く思わな
い内外の一部関係者にはめられたということなのでしょうね。ビジネスの
世界では確かに珍しいやり口ではありませんが…
もう起こってしまったことですし、そもそものチームの成り立ち、そして
フライにかかっているプレッシャーの大きさの分ほんのちょっとだけ配慮
してあげる必要があるのかなとは思います。もっとも、内外に与える印象
は決して良いものではないので、今後のホンダの動きに注目ではあります。
それにしても、F1と地域文化・利害の関係は、これだけグローバルな興行
にしてはかなり独特なものがありますね。SAF1を構成していたメンバーの
今後を応援する気持ちは強いのですが、正直なところF1の"生態"にはちょ
っとうんざりしてきました。F1だけの問題ではないし、他のスポーツでも
似たようなものなのはわかっているんですけどね。
取り上げてもらいたいニュースや取材のご要望も承ります。リクエスト全
てに応えられるかどうかわかりませんが、問い合わせ用メールアドレス
( contact@upcomingvehiclesnews.net )までご連絡いただければ幸いです。
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近未来乗物館(メールマガジン版)
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