2008.05.07
年の差結婚について
1000組以上もの結婚を撮影してくると、年の差結婚も珍しくなくなる。
世間的に注目されそうな大幅な年の差のある新郎・新婦にめぐり合ったこともある。
今までで最も年の差が大きかったのは約2回りくらい。
つまり、24歳くらいは年の差があったわけだ。
新婦は20代半ばで、新郎は40代後半といった感じだった。
最初は、「オ〜ッ」と内心思ったが、すぐに違和感はなくなった。
挙式の撮影も終わり披露宴の半ばころになると、最初の印象とは逆になっていた。
お互いをいたわり合う最高のカップルだと感じられるようになっていた。
このカップルを撮影し終えて私の年の差結婚に対する固定観念は崩壊していた。
年の差なんて、愛を育む上において、何の障害にもならないと確信できた。
今では、かえって年が離れている方がうまくいく場合もある、と思っている。
やはり、最も多いのは半回り以内の差である。
つまり、6歳以内の差が多数派である。
これを、理想的な年齢差だと早合点してもらっては困る。
付き合いやすかった、又は出会いやすかったというだけのことだと考えた方がいい。
もちろん年の差の小さいカップルでもペストカップルだと思える場合も多い。
「付き合いやすいということ」「出会いやすいということ」
これらは「結婚に適しているということ」とは別問題である。
数年前、同年齢くらいの20代前半の若いカップルを撮影した。
その時、「大丈夫かな〜」って心配になったことがある。
二人とも美男・美女で、外見上はうらやましいほどのお似合いのカップルだった。
ところが、披露宴が終わり近くなるころには、完全に二人は喧嘩状態だった。
撮影しながら、いくつか原因だと思われることはあった。
それは新郎のわがままさ、精神的な幼さからくるものが多かったように思う。
披露宴後、二人のポーズ写真やイメージ写真を撮影しなければならない。
しかし、二人から完全に笑顔が消えていた。
これは、撮影する側としても困った状態だった。
心から笑わず、無理に笑ってもらった作り笑顔は、どうしてもぎこちないものだから。
二人のイメージ写真を撮っている時に新婦が新郎に向かって言った、
「自分の格好ばかり気にしてるんだもん」
という言葉が妙に私の心に残っている。
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