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本に包まれた生活♪〜読書日記から〜


2008.09.19

ちいさく大切なもの♪


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  本に包まれた生活♪   Vol.29   読者数 75名
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   いらっしゃいませ〜☆
 
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      ♪本日のメニュー♪

 ☆『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』  井村和清  (祥伝社)

 ☆『全一冊 小説 上杉鷹山』   童門冬二   (集英社文庫) 

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 ♪BGM♪

  『ballads the greatest hits』
                 heart  (東芝EMI)  
                  
 △▼絵本▲▽

  『そらをとんだ本』 ピエール・ロリ=文
            レベッカ・ドートゥルメール=絵 (講談社)

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 Vol.5で紹介した、『なぜ、働くのか』。

 ☆なぜ働くのか―生死を見据えた『仕事の思想』  田坂 広志
  価格:(定価:¥ 1,155)
  http://www.amazon.co.jp/dp/4569622585/ref=nosim/?tag=so10514-22

  
 その本の中で紹介し、ずっと気になり探していた本を、
 ようやくまたまたブックオフで見つけました(笑)

 何度も目を潤ませながらも!?

 いっきに読んでしまいました。

 では、本日1冊目はその本から、



□■□■□■□■□■□■□ 本日1冊目 □■□■□■□■□■□■□



  ショーペンハウエルは、私たちはやや長い執行猶予を与えられた
  死刑囚のようなものだ、と書いています。その通りで、
  私たちはやがてひとり残らず死刑の執行を受ける。ひとりとして
  いつまでも生き永らえる人はいません。ですのに、
  この死刑囚たちは、まるで自分だけは刑の執行を免除されるかのように
  気楽で、自分の死について、ほとんど考えようとはしないのですから
  不思議です。
  私の肺に肉腫の移転があると知った友人たちは、
  大変私を憐れんでくれました。しかし、考えようによれば、
  私の肺にどうしようもないような悪性腫瘍が広がりつつあるという
  ことは、刑の執行の期日がほぼ知らされたようなものなのです。
  これは有り難いことで、
  その刑の執行日までの間のスケジュールを自分で作製し、
  悔いの残らぬように最期まで自分の仕事をしてゆけます。
  私を憐れんでくれた友人達だって、早晩、死ぬのです。
  何ケ月の後か、あるいは何十年か後かは知れませんが、
  そんなものは一瞬の差です。
  自分の知らぬところで刑の準備が進められ、
  突如、死刑台に引き出される日がくるかも知れない。
  あなたならどちらを希望しますか。

      『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』より


 ☆飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ―若き医師が死の直前まで
                     綴った愛の手記 井村和清
  価格:¥ 1,365(定価:¥ 1,365)
  http://www.amazon.co.jp/dp/4396612478/ref=nosim/?tag=so10514-22


 患者さんからも仕事仲間(医師・看護婦)からも人望もある若き青年医師。
 不治の病に冒されながらも、患者さんの為に、回りの人々の為に、また
 妻とまだ幼い娘、そして見ることの出来ない生まれれてくる子へ・・・
 渾身の想いを綴った遺稿集です。


  『やさしさに満ちた生命(いのち)と愛の讃歌』

  と落合恵子さんは書いています。


 もう一つ本文から、


  あたりまえ  

  あたりまえ
  こんなすばらしことを、みんなはなぜよろこばないのでしょう
  あたりまえであることを
  お父さんがいる
  お母さんがいる
  手が二本あって、足が二本ある
  行きたいところへ自分で歩いてゆける
  手をのばせばなんでもとれる
  音がきこえて声がでる
  こんなしあわせはあるでしょうか
  しかしだれもそれをよろこばない
  あたりまえだ、と笑ってすます
  食事がたべられる
  夜になるとちゃんと眠れ、そして又朝がくる
  空気をむねにいっぱいすえる
  笑える 泣ける、叫ぶこともできる
  走りまわれる
  みんなあたりまえのこと
  こんなすばらしいことを、みんなは決してよろこばない
  そのありがたさを知っているのは、それを失くした人たちだけ
  なぜでしょう
  あたりまえ                 
                           和清
               


 亡くなる数日前の元旦、新年の贈り物として井村氏が妹に贈った詩です。


 ホント、人は失くして初めて、そのありがたみや大切さに気づく・・・
 ということがよくありますよね。


 今のこのあたりまえの状況に、
 まずは感謝することから始めないといけませんね☆


 この詩は、プリントアウトして、
 小学3年の長男にプレゼントしたいと思います。


 最後にもう一つ、


  ふたりの子供たち。
  思いやりのある優しい子供に育ちますように。
  燈燈代代。
  むずかしいことではないんだ。ひとつの灯りの火を、次の灯りにうつし、
  次々に火をうけついでいくということなのだよ。最初のローソクが
  もえつきても二つ目の油がなくなっても、火はいつまでも、
  もえつがれていく。
  人の心も同じことなんだよ。
  思いやりのある子は、人を幸せにする。
  人を幸せにできる子は、自分はさらに人によって幸せにされる。
  人が悲しんでいれば、その人のために悲しみ、
  人がよろこんでいたら、その人のために一緒にこころから
  よろこぶことのできる子。
  それが思いやりのある子。


 小学3年の長男と年長さん(来年1年生)の次男。
 二人の子供達には、『人を思いやる心』だけは、日々の生活の中で、
 何よりも一番に伝えていきたいと思います♪



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 本日2冊目 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


  
  『やがて私は煙管を取ってその灰の中をかきまわしてみた。すると、
  小さな火の残りが見つかった。その火の残りを見つめているうちに、
  私は、これだ、と思った。これだというのは、この残った火が
  火種になるだろうと思ったからである。火種は新しい火をおこす。
  その新しい火はさらに新しい火をおこす。その繰り返しが、
  この国でも出来ないだろうか、そう思ったのだ。
  (中略)
  そのためには、まず、お前たちが火種になってくれ。そして
  お前たちの胸に燃えているその火を、どうか心ある藩士の胸に
  移してほしい。城についてからそれぞれが持ち場に散って行くであろう。
  その持ち場持ち場で、待っている藩士たちの胸に火をつけてほしい。
  その火が、きっと改革の火を大きく燃え立たせるであろう。
  私はそう思って、今、駕籠の中で一生懸命この小さな火を
  大きな新しい灰に吹きつけていたのだ。』

     『小説 上杉鷹山』より


 ☆全一冊 小説 上杉鷹山 (集英社文庫)  童門 冬二
  価格:¥ 1,000(定価:¥ 1,000)
  http://www.amazon.co.jp/dp/4087485463/ref=nosim/?tag=so10514-22


 若干17歳という若さで、貧困にあえぐ米沢藩藩主となり、幾多の苦難を
 乗り越え藩改革を行い、米沢藩を復興させる・・・


 その途中、現実の米沢藩の領内で目の当たりにした、
 光景・山川・人々すべてが希望もなく死んでいる現実。


 深い絶望感のなかで、ふと目をとめた煙草盆の中の灰。
 『この国はこの灰と同じだ!』と更に絶望するが・・・

 何の気なしに灰の中を煙管でかきまわしでみると、
 なんと! 灰の中に小さな火の残りがあった!!


 上記の文は、その後鷹山がお供の家臣達に言った言葉です。


 かつて、ジョン・F・ケネディが、

 『日本人でもっとも尊敬する人物』と言った、上杉鷹山。


 彼の波乱万丈の人生が、童門冬二氏の手により
 すばらしい小説として蘇りました。

 会社での上司として、また一人の人間として、
 その生き様はとても共感し深く感動しました。


 会社でいわゆるリーダーとなる人達にはもちろんですが、
 1冊のすばらしい小説としても、ホントお薦めです!!


 井村先生の言った、『ひとつの灯りの火』、
 上杉鷹山の言った、『かすかに残った火種』、

 こういうほんの小さなものの存在を大切に、育んでいくいくことが、

 すごく大切なことなんだと、この2冊の本から教えられました☆


 うう〜ん、、、
 今回は柄にもなく?
 けっこうマジに語ってしまいました(汗)


 バム・ケロで大笑いしているばかりじゃなく、
 たまには真面目な一面もあることを、アピールしておかないと(笑)


 
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○


 
 最後まで読んでくれてありがとうございました。

 気に入って頂けた方は、お友達・回りの方々へ、
 また『読者さんの本棚』などへの紹介して頂けると、
 とても嬉しいです♪
 
 ☆『読者さんの本棚』☆
 http://www.mag2.com/wmag/osusume/toukou.html
  IDは『0000263898』です。


 先日初めて、ご意見・ご感想フォームからのメールがありました♪

 小学3年生の息子さんにお勧めの本は?という内容でした。

 ウッ! 困った??

 まだまだ未熟者の僕がお勧めするような本は・・・

 取り急ぎお返事だけは出させて頂きました。

 でもとても嬉しく、励みにもなりました!

 Nさん、本当にありがとうございました♪


 最後の☆おしらせ☆で、ご意見・ご感想フォームの
 ご案内もありますので、皆様からのメール、
 心よりお待ちしております☆


 では、今夜はこのへんで・・・・

 おやすみなさい★

 よい週末を♪


♪♯♪♭♪♪♯♪♭♪♪♯♪♭♪♪♯♪♭♪♪♯♪♭♪♪♯♪♭♪

 
 アン・ウィルソンのヴォーカルはいつ聴いても、
                      心に響きます♪

  『ハート』を聴きながら♪

 ☆バラッズ〜グレイテスト・ヒッツ〜
  価格:¥ 2,548(定価:¥ 2,548)
  http://www.amazon.co.jp/dp/B0000070T5/ref=nosim/?tag=so10514-22



△▲△▲△▲△▲△▲△▲ 本日の絵本 △▲△▲△▲△▲△▲△▲

 
 
  本は まどに にています。
  本をひらくと こころのまどがひらいて
  しらないせかいに とびだせます。


 ☆そらをとんだ本        ★★★★☆
        (講談社の翻訳絵本―ピュア・セレクション)ピエール ロリ
  価格:¥ 1,680(定価:¥ 1,680)
  http://www.amazon.co.jp/dp/4062626071/ref=nosim/?tag=so10514-22



 女の子のかばんから、すべりおちた赤い表紙の本。
 風に吹かれて本のちいさな旅がはじまります・・・

 全編を通して本の文字(アルファベット)が、散りばめられています♪

 贈り物(プレゼント)にしたくなるような、素敵な絵本でした☆

      
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