2008.06.30
【書店塾便り】 vol.55
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【書店塾便り】新人のレジ係
vol.55 2008.6.30
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おはようございます、【書店塾】の塾長Mです。
今日のテーマは、『新人のレジ係』です。
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いつものアイ書店で、最近夜間のレジ係が代わった。大学か専門学校の
1年生くらいだろうか、良く言えば初々しいが、ちょっと頼りない。
笑顔でハキハキと大きな声でレジをしてくれるのだが、いかにも不慣れ
という感じは否めないし、動作がぎこちない。
ある日、「ダヴィンチ」を買おうとレジに持って行った。「お待ちの
お客様、お待たせ致しました」と元気は良い。だが、代金を払って、
包装袋に入れてくれたものを受け取ってびっくり。包装袋は上部を裏に
折り返してセロテープで留めるが、表と裏の紙の口がかなりずれている
のである。1cmはずれていたろうか。普通とは逆向きのにセロテープ
留めをしていたせいだろう。おまけに、包装袋の表と商品の表が合って
いないし、逆さまに突っ込んである。
レジを離れて、たまたま店内で店長にあった。「ほら、これ」とこの
包装袋を見せたところ、絶句してしまった。「すみません、横について
見ておきます」と頭を掻いた。恐らく、新人の彼女は、引継ぎの時には
前任者が横についてきちんと教育を受けていたであろう。だが、一人で
やるようになってもう1ケ月くらい経っているだろうか。教わったこと
とやっていることがずれている。店長も、新人がとりあえずの作業が
できるようになったと、安心してしまって様子を見なくなっているの
ではないだろうか。
後日、今度は仕事に必要な本を買うので領収書を頼んだ。
「宛名は前株で○○○でお願いします」
「かしこまりました」と愛想よく書いてくれた。
「こちらでよろしかったでしょうか」と笑顔で出された領収書を見て、
またもや目を剥いた。恐ろしく下手な字で、数字は何と書いているのか
よく分からないのである。おまけに、係印欄には印鑑ではなく手書きで
ある。まあこれでも何とかなるだろうと黙って受け取った。後で店長に
見せておかねばなるまい。
レジは書店の顔である。レジの印象がその店の印象になると言っても
過言ではない。ベテランのアルバイトならまだしも、新人アルバイト
では却って評判を落とすのではないだろうか。レジ係で愛想も笑顔も
ないのは論外だが、字が下手過ぎるのもプレゼント包装が不器用なの
もレジには不向きである。だが、人手不足でそうも言ってもおれない
場合もあるだろう。ならば、領収書だとかプレゼント包装は別の人間を
呼んで任せるようにしてはどうだろうか。
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