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書店塾便り


2008.07.04

【書店塾便り】 vol.59


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【書店塾便り】新人の売り場
 
      vol.59 2008.07.04

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おはようございます、【書店塾】の塾長Mです。
今日のテーマは、『新人の売り場』です。

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ここ数ケ月、アイ書店の文庫売り場と雑誌の売り場を見ていて、何だか
雑になったなぁと感じていました。陳列は雑だし、品切れは多いし、
手が回っていないというのか、レベルが下がったなぁと思っていました。
顔見知りの店長に聞いたら、担当が新入社員になったと言うので、
そうだったのかと納得しました。

私が納得したのはどうでも良いことで、これでは売上が落ちて店長が
困っているはずです。以前にも書いたような気がしますが、店長や先輩は、
新人が入ってきた当初はつきっきりで指導するのですが、スリップに
よる在庫調査や店出しや注文など、一通りの日常業務ができるように
なると安心してしまって目を離してしまいがちです。

しかし、所詮は新人、新入社員。入って3ケ月くらいでは、なんとか
ルーチンワークがこなせるようになっただけのことです。つきっきりで
教える必要はありませんが、1日に1回くらいは売り場を見て、担当者に
困っていることを聞いてあげたり、アドバイスしたり、教えたりしな
ければなりません。

そうしなければ、今のアイ書店のように、今までやっていたことが
どんどん売り場からなくなっていきます。例えば、TV化映画化の
コーナーがなくなったとか、何ケ月も前の文庫フェアの残りかすが
いつまでも平台に残っていたりとか、欠本が多くなったりとか、
平台がでこぼこになったりとか、アイキャッチャーが無くなったり
とかするのです。

雑誌売り場を見ていると、ビジネス誌は面差しが足りなくて、本日
入荷の雑誌が「本日発売」のプレート付きで、重ねて陳列されていた
りします。その横の文芸誌の棚はスカスカで、「SFマガジン」
「ミステリーマガジン」「大法輪」などが、1冊ずつ面差しされてい
ます。こんな目的買いの雑誌で入荷が1冊というようなものは棚差し
で十分です。その分、隣のビジネス誌を広げたら良いと思うのです。
その隣のNHKテキストコーナーにある囲碁・将棋テキストとその隣の
棚の囲碁・将棋の雑誌は分ける必要があるのでしょうか。

つまり、新人というのは、前任者から引き継いだ棚を勝手に変えたり、
返品したりしてはいけないと思いこむものです。不都合なので変えたい
のだけれど、新人の自分が勝手に変えたりしてはいけないのではないか、
そんな風に思っているものです。そういう疑問とか困っていることを
アドバイスするのが、店長の役割なのです。商品や売り場に目を配るのは
社員の仕事、その売り場の社員に目を配るのが店長の仕事です。

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【書店塾便り】
  発行者:【書店塾】塾長

  【書店塾】書店人のための自己啓発と実務のはなし
       http://syotenjuku.web.fc2.com/
  【書店塾ノオト】塾長日誌・エッセイ   
       http://syotenjukunote.blog.shinobi.jp/
  【本の一言】書店人のための実務のヒント
       http://syotenjukuword.blog.shinobi.jp/
  【伊予路の音】 旅と歴史とお酒の話(番外編)
       http://gado.blogzine.jp/iyojinote/

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