2008.09.05
【書店塾便り】122仕入れと在庫のバランス
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【書店塾便り】vol.122 2008.09.05
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おはようございます、【書店塾】の塾長Mです。
今日のテーマは、『仕入れと在庫のバランス』です。
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在庫をコントロールすることは非常に大事なことですが、実際にはあなた任せに
なっている店が多いのではないでしょうか。在庫過剰は金利がかかる上に、管理が
難しくなります。逆に在庫が少な過ぎても売り損じる恐れがあります。
売れる分だけ仕入れるというのが理想ですが、実際にはそううまくはいきません。
売上の高くなる時期の前に在庫が増え、売上のピークが過ぎる頃には在庫が減って
行くというのが一般的です。月や季節によって変動がありますが、大事なことは
少なくとも年に1度の決算期には、前年の決算期と同じくらいの在庫に戻すという
ことです。
大抵の書店では年に1度の決算棚卸の時には、正確な在庫が出るでしょうが、
しかし、年に1度ではきちんとした在庫のコントロールはできません。かと言って、
大型店のように、大掛かりなシステムを導入して日々在庫を把握するような真似は
できません。莫大な経費も掛かるし、余分な人員も時間もありません。もっと安価な
費用で、サポートワンプラスなどの取次のシステムを使って、簡易的に理論在庫を
捕まえることは可能ですが、仕入先が複数あると精度は段々狂ってきます。
もっと簡単に費用を掛けずに、1ケ月毎に在庫をコントロールする方法はあります。
請求書を使って、平均正味で逆算して定価ベースの仕入れ高を計算します。期末の
在庫を基点にして、売上高と純仕入れ高(送品から返品を差し引く)から、在庫高を
計算することができます。月遅れになるし、ジャンル別にも把握できませんが、
店全体の数字は分かります。
これらの売上高、仕入高(定価換算)、在庫高を毎月の統計表にして、更にグラフに
すると動きがよく分かります。仕入れよりも売上が多ければ在庫は減るし、仕入れ
よりも売上が低ければ在庫は増えるのです。売り場面積は分かりますから、商品
回転率や坪当り在庫額も簡単に計算できます。これが「仕入れ在庫バランス表」です。
こういうものはチェーン店ならば本部が作成すれば良いのです。店長以上の管理職は
この数字を見て、実際の現場を確認してください。数字は嘘をつきません。在庫
ストックにびっしり商品が詰まっているかも知れませんし、倉庫に在庫が積み上げて
あるかも知れません。在庫は「罪庫」であり、「悪い奴ほどよく眠る」ものです。
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【書店塾便り】
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