「特許出願」を考える 〜役立つ特許出願のヒントに〜 |
2008.05.19
【「特許出願」を考える】 〜特許出願のストーリー〜 vol.002
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.002━2008.05.19━
「特許出願」を考える 〜役立つ特許出願のヒントをわかりやすく 37部
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どのように考えて、何をしたら良いのかについて
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■発明提案書
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通常、特許出願をする場合、発明者が発明提案書などを作成し、
その内容を基にして、特許出願を進めることが多いと思います。
発明提案書の様式は、各企業で色々なものが用いられているようですが、
「従来技術の内容」
「従来技術の問題点」
「発明の概要(問題点を解決する手段)」
「発明の効果」
「発明の具体的な内容」
などが順に並んでいて、記入すると特許出願の明細書と同様なストーリーが
完成するような発明提案書が多いのではないかと思います。
発明提案書などの書面なしで、「試作品だけ」や「面談だけ」で、
明細書を書くこともあります。
しかし、発明の内容を書面にするので、発明の内容が整理され、
発明が正確に伝わりやすく、後から確認しやすいなどの利点があり、
ほとんどの場合に発明提案書が作成されていると思います。
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■発明提案書を書く
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発明提案書を書くのに苦労することがあると思います。
昔、技術者だった頃、この発明提案書を書くことが苦手でした。
何度も書き直しをしたような記憶もあります。
特許制度などの知識が不十分だったり、書くのに慣れていないなどの
発明者の知識や経験の原因で苦労することがあります。
しかし、今考えると、他にも原因があったように思います。
それは、「発明が完成に至る過程」と、「特許出願のストーリー」とが違う
ということを、理解していないことが原因だったように思います。
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■特許出願のストーリー
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多くの発明の場合、発明が完成に至る過程では、
「従来は□□であった」
「しかし、××という問題点があった」
「そこで、○○にして××の問題点を解決した」
「○○は、具体的には△△である」
となり、見た目は特許出願のストーリーとほぼ同じです。
しかし、発明が完成に至る過程では、発明者が「ある従来技術」に対して
「主観的」に頭の中で考えて発明をしているのですが、
特許出願をする場合では、「全ての従来技術」に対して
「客観的」に成立するようなストーリーにすることが必要です。
通常、「全ての従来技術」を知って発明することはまれであり、
調査などによって後から知った類似の従来技術を基に、
ストーリーを「考える」ことになります。
また、発明が完成に至る過程では、このストーリーは通常1個ですが、
特許出願をする場合には、数多く考え、厳選した複数のストーリーで
明細書を作ることになります。
そして、同じ発明でも、このストーリーの内容で、
「特許出願の価値」は変わってくると思います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、もう少し具体的な内容にしたいと思います。
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