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「特許出願」を考える 〜役立つ特許出願のヒントに〜


2008.06.23

【「特許出願」を考える】 〜ストーリーから特許請求の範囲〜 vol.007


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◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.007━2008.06.23━
 「特許出願」を考える 〜役立つ特許出願のヒントをわかりやすく 53部
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 このメルマガは、「特許出願」をするとき、
 どのように考えて、何をしたら良いのかについて
 参考になる情報を記事にしています。

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 ■特許出願のストーリーから『特許請求の範囲』ができる
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 前回の記事で、特許出願のストーリーの作り方を紹介しましたが、
 特許出願のストーリーを基にして、『特許請求の範囲』が作られます。


 例えば、特許出願のストーリーが、前回の記事の鉛筆のように

 「従来は断面形状が円形や楕円であった」
 「しかし、転がるという問題点があり、また、複数本を束ねると空間部分ができ、
 保管等の際にかさばってしまうという問題点があった」
 「そこで、正多角形で、角の角度が360/n(n=3、4、6)とすることにより、
 転がることを防止しながら、空間部分が無く束ねることができる」
 「形状は、具体的には正六角形である」

 であれば、

 「断面が正多角形であって、角の角度が360/n(n=3、4、6)である鉛筆」

 というような『特許請求の範囲』となります。

 なお、実際にこの記載で出願すると問題があるかもしれませんが、説明の関係上、
 このような記載で話を進めます。

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 ■特許出願のストーリーと、「新規性」「進歩性」
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 また、このようなストーリーは、『従来技術との違い』と『発明の有用性』を
 分かりやすくします。

 前提となる従来技術が変わる場合は別ですが、ストーリーが良いと、
 「新規性」や「進歩性」が認められやすくなり、権利化の可能性が
 高まると思います。


 以前の記事で、ストーリーが『特許出願の価値』を変えるということを書きましたが、
 これは、ストーリーが、特許請求の範囲を決め、しかも、権利化の可能性を
 変えてしまうからなのです。

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 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 前回の発行から長期間開いてしまいました。申し訳ありません。
 今後は1週間に1回ぐらいのペースで発行するようがんばりたいと思います。


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 発行者:弁理士 上中健司
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