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なぜ平和都市・長崎で悲劇は繰り返されるのか?


2008.05.23

第3回 県警の内部調査結果


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 7月6日、長崎県警は伊藤前市長が射殺される
前に被告の知人から通報を受けながら放置してい
た問題で、県警の対応は「不適切とは言えない」
とする内部調査結果を遺族に報告しました。

 この内部調査結果の内容は新聞紙上で公開され
ておらず、原文をそのまま紹介することができま
せん。
 
 長崎新聞は次のように伝えています。



 調査結果によると、
 長崎署の巡査部長(56歳)は事件の約2時間前に
城尾被告の知人男性から城尾被告の動向について通
報を受け、上司の警部補(50歳)に報告。しかし
警部補は「具体的で差し迫った内容でなく、ただち
に犯罪に結びつくものではない。」と判断し報告し
ていなかった。

 この判断について、
「城尾被告の特異な動向を県警として把握していな
い当時の状況において不適切とは言えない」
としている。

(以上、長崎新聞2007年7月7日朝刊から。)


 しかし、この県警の内部調査報告には多くの疑問
点があります。


 まずは、県警のこの調査報告の取り扱い方です。




●県警広報課が県警記者クラブにレクチャーの開催
を告げてきたのは開始予定のわずか1時間半前。
しかも「参加は各社一人。カメラ撮影は禁止」との
条件付きでした。


●県警内部の取り決めでは、会見なら部長と署長が
対応しますが、レクチャーは所管課長の説明でOK
。記者クラブ側はカメラ撮影が可能で人数制限も
ない記者会見の開催を再三にわたって要請しますが、
広報相談課長は「本部長の判断。会見でなくレクチ
ャーとすべきものと判断した。」と一方的に押し切
りました。


●当初、県議会には「事実関係を調査して報告する」と
約束していましたが、実際には、調査を終えた頃から、
総務委の各委員に個別に説明。総務委員会で報告され
ていないので、議事録には残らず、このため、県警
の内部調査に対して各委員がどのような意見を述べた
か、県警がそれにどう答えたかも不明のままです。


(以上、長崎新聞7月7日朝刊より要約、抜粋。)

 こうした県警の対応をみるだけでも、この内部調査
報告の信頼性が大きく揺らぐのは間違いないでしょう。


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