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なぜ平和都市・長崎で悲劇は繰り返されるのか?


2008.06.13

号外その3 朝日新聞の社説は…


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 前回は、BOPの意見書が今回の長崎新聞の姿勢に

影響を与えている可能性について触れました。



 では、今回のBOPの意見書を印籠のように

振り回した朝日新聞は、今回の死刑判決に対して

どのような主張を展開したでしょうか?


 
 死刑判決の翌日5月27日付け社説から重要な点

を抜き出します。

 

 「裁判官はテロの社会的な影響の深刻さを重く見て、

いまある刑罰の中で最も重い死刑を選んだということ

だろう。厳罰化の流れがあるとはいえ、そうしたテロ

に対する厳しい姿勢は十分うなづけるものだ。」


 「民主主義に対するテロや暴力をいっそうはびこらせ

るのか。それともここで踏みとどまって、言論や政治活動

の自由を広げていけるのか。そうした流れに影響を与える

という点でも、今回の判決は意味がある。」

 
 「もう一つ判決で注目されるのは、暴力団に厳しい目

を向けていることだ。…『類例のない極めて悪質な犯行』

と断罪した。…『同種事犯の再発防止を求める社会的要請

は非常に大きい』と指摘した。判決はさらに、『市長を逆

恨みした犯行の動機は、暴力団特有の身勝手きわまりない

もので、酌量の余地は全くない。』と述べた。全くその通り

だと思う。」

 
 といった調子で、今回の判決を高く評価しているのです。


 

 銃撃発生から「民主主義への挑戦」と非難してきたにも

関わらず、死刑判決が出るや急にトーンダウンした長崎新聞

とは全く対照的です。


 ちなみに、もう一度、判決翌日の長崎新聞の社説から主要

な部分をここに掲載しておきます。


 社説のタイトルが

「長崎市長射殺に死刑 重罰化の流れに沿う判決」


 「最近急増している死刑判決の背景には、重罰化、厳罰化

の流れがあると指摘されているが、今回の長崎地裁判決は

この流れをさらに加速させ、定着させることになろう。」


 「光市母子殺害事件判決によって、どちらかといえば

抑制的であった死刑適用が事実上緩和されたといわれる。

こうした重罰化のなかで、長崎地裁の判決は下されたと

いえる。」



 といった調子で、今回の判決を全く評価していないのです。


 
 とりわけ驚いたのは、今回の死刑判決に、光市殺害事件の

被害者遺族の声が影響していると、主張している点です。


 判決に影響を与えるものがあったとしたら、それは


長崎新聞の事件発生以来の主張にほかありません。


 それをカモフラージュするかのように、光市の被害者遺族

を持ち出すとは、何とももはや声がありません。



 私には、ここにこそ平和活動の本質、平和都市長崎の本質が

見えるような気がしてならないのです。



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http://www.mag2.com/m/0000264051.html


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